
昨日、近畿も梅雨明けし、今日の京都市内は夏空になりました。
昼過ぎにすこし時間をみつけて、祇園祭・後祭の曳き山と鉾の製作状況を見に行ってきました。
ちょうど、後祭の大きな山鉾3基(北観音山、南観音山、大船鉾)とも製作が完了し、曳き初めをする準備をしていました。いずれの山鉾も新町通にあるため、山鉾曳き初めが15時から3基同時に行われました。
「北観音山」は一番北に位置し、六角通と蛸薬師通の間にあります。製作作業は二日間で完了しました。曳き初めには近所の小学生と一般の人々が大勢参加していました。いっしょに曳き綱をもって錦通まで南下しました。


すこし南側の蛸薬師通と錦通の間にあるのが「南観音山」で、宵山の深夜におこなわれる「暴れ観音」という神事で有名です。こちらの製作作業も二日間であっという間に完了しました。「南観音山」に辿りついた時には四条通まで南下し、再び北上するタイミングでした。


さらに南、四条通を南下し、四条通と綾小路通の間に、「大船鉾」があります。こちらは船を模した構造が複雑なため、製作期間は三日間かかりました。「大船鉾」に辿りついた時には四条通まで北上し、再び南下をしはじめたところでした。いっしょに曳き綱をもって高辻通まで南下し、再び北上して、鉾町会所まで戻りました。


平日であったため、幸いにも3基の山鉾の曳き初めにすべて参加することができました。それぞれの山鉾で、音頭の取り方やお囃子が異なり、とても楽しいひとときでした。
明日には、他の山鉾の製作も進み、後祭の山鉾10基がすべて揃うことになります。夜からは宵々々山が始まり、各山鉾町は大勢の人で賑わうと思います。

追記)大船鉾の曳き初めが終わった後、鉾を曳いた参加者に山鉾拝観券を配っていましたので、いただきました!宵々山くらいに大船鉾に乗りにいこうと思います。
posted by toons at 23:47|
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