2017年12月13日

さよなら白熱電球!

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先月から、白熱電球からLED電球へのリプレースを少しずつおこなっていましたが、ようやく完了しました。

LEDの歴史をすこし調べてみると、まず、1906年に英国ヘンリー・ジョセフ・ラウンドが炭化ケイ素(SiC)で黄色発光現象を発見し、1962年には米GEのニック・ホロニアック氏が赤色LEDを開発してから、そのほかの色のLEDも続々と開発されました。

青色の発光だけは技術的に難しく長らく足踏みをしていましたが、1989年に名古屋大・赤崎勇教授(ノーベル賞受賞)の研究グループが窒化ガリウム(GaN)結晶での青色LEDを初めて開発し、1993年に日亜化学の中村修二氏(ノーベル賞受賞)が現在の高輝度青色LEDの量産技術を開発してから、LED照明として実用化がはじまりました。
発光現象発見から約100年たって、いまやすっかりLEDの灯りが主役の座になりつつあります。

一方で、白熱電球の生産中止は地球温暖化対策や環境保護との大義名分のようですが、大手メーカーにとって利益率の高いLEDを売りたい意向が透けてみえていましたので、LED電球を積極導入する気にはなかなかなりませんでした。

2009年に登場した一般電球型LED電球は、当初は変換効率が悪くて発熱も大きかったため、設計寿命40000時間に到底及ばない短期間で壊れるものが多数あり、大手メーカーでは5年保証をせざるをえなくなったようです。

このLED電球の進化を変換効率で見てみると、つぎのような感じです。

2002年  2.0 lm/w  1.8lm  常夜灯 Toshiba
2006年 18.2 lm/w  40lm  ボール電球 Toshiba
2009年 72.1 lm/w  310lm 一般電球20W型 Toshiba
2011年  75.3 lm/w  570lm 一般電球40W型 Toshiba
2013年 117.7 lm/w 1000lm 一般電球100W型 Toshiba
2017年 121.6 lm/w 1520lm 一般電球100W型 Panasonic 

この15年で60倍も変換効率がアップしています。いったん製品化が始まると、性能向上は飛躍的高まるものですね。

一般電球型LED電球の当初製品は白熱電球みたいに触れないほど熱いものでしたが、現在の製品では火傷の心配もなく安心して触れられる製品になってきており、製品信頼度もあがってきたようです。

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今年はLED電球の実売価格が随分安くなりましたので、先月はじめに白熱電球をLED電球に一個入れ替えたのを皮切りにLED電球へ転換をすすめていましたが、今週ようやく全て完了しました。

師走に入ってから、LED電球の市場価格が急激に上がりましたので、11月中に購入しておいたのは正解のようでした。年間でいえば、2月あたりが最安値みたいなので、LED電球化をお考えの方はこの時期を狙われてはいかがでしょうか?

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@ 松下 ネオピュア電球 グルメランプ ネオジウムホワイト 100W vs 東芝 E-CORE <-kireiro-> ボール電球形 9.6W

LED電球の演色性に関しては、白熱電球(とくに、ネオジウムランプでの赤色系の発色は最高でした!)にとうてい及ばないため、しばらく馴れが必要だと思いますが、消費電力が約1/8になるのは魅力的です。我が家では、冬場に電力消費がもっとも多くなるので、すこしは省エネになるのではないかと期待しています。

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すべての照明をいきなりLED化するのは大変ですので、逆に、シーリングライトの蛍光灯の長寿命化も図ってみました。

この部品は電子点灯管というもので、蛍光灯を点灯する際に必要な高電圧を電子制御で発生させます。約1秒で蛍光灯が点灯し、蛍光灯の製品寿命も10倍伸びるというものです。

数百円の投資で、蛍光灯が点灯するまでの無駄なチラツキもなくなるので、おすすめです。
posted by toons at 18:46| Comment(0) | 日記