2018年11月30日

サンスイ AU-5500 レストア(12)修復完了!

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サンスイ AU-5500 インテグレーテッドアンプの修理が完了しました。

AU-5500から再生されるサウンドは、43年前に製造されたアンプとは思えないレベルになりました。

サウンドチューニングの結果、十分な解像度と再生周波数レンジをキープしながら、かなり濃いサウンドを鳴らしてくれています。1950-60年代のジャズなどとても臨場感のあるサウンドです。

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フロントパネルはとても綺麗になりましたが、リアパネルはサビが浮いたりしていて、さすがに年季を感じさせられます。

また、最終組上げ後にサウンドチェックをしていたところ、ミューティング(-20dB)動作時の音質が曇った感じに聴こえたため、カーボン抵抗から金属皮膜抵抗に部品交換しておきました。小音量時でもかなりクリアになりました。

今回の修理で交換した部品はつぎの写真のとおりです。部品総数は64個にもなりました。半世紀近い歳月で劣化した部品が多く、致命的な故障を発生する寸前のタイミングでした。

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スイッチやボリュームもすべて交換したかったのですが、いまや互換部品も無いため、超音波洗浄や接点復活などの延命措置のみになりました。

今後、ふたたびスイッチやボリュームの接触不良が発生する可能性はありますが、部品自体が老朽化していますので仕方ないと思います。その際には、接点洗浄などを再度おこなうしかないでしょうね。

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かなり長期間手元において修復作業をしていたせいで、このAU-5500にはすっかり愛着が湧いてしまいました。手放すのに一抹の寂しさを感じますが、オーナーも首を長くしてお待ちなので、、、

今週末に、AU-5500をお届けする予定です。長らくお待たせしました!

修理期間中、自作デジタルアンプを貸出ししていたので、すっかり現代アンプのサウンドに慣れられてしまったとは思います。生まれ変わったAU-5500のサウンドがお気に召すかどうか、、、

ふたたびオーナーの元で、AU-5500が末長く元気に音楽を奏でてくれるのを願っています。

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2018年11月29日

栗きんとん - 恵那・良平堂

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今シーズンはじめての「栗きんとん」!

岐阜県恵那市の恵那栗工房・良平堂の「栗きんとん」です。友人からお土産でいただきました。

地元の恵那栗100%とのこと、しっとりした食感、甘さは控え目で、とても自然な栗の味わいでした。


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2018年11月28日

初冬の味覚「こっぺ」

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「こっぺ」- ズワイガニの雌

解禁期間が11月はじめから12月末までと短く、季節限定の味覚です。

今シーズン初の「こっぺ」は、近所の料理屋さんでいただきました。

身をわざわざほぐして綺麗に盛り付けてくれましたので、ひたすら食すことに専念できました。ほんのり甘くて、とてもやさしい味でした。

料理人さんの手間隙にとても感謝しながら、初冬の味覚「こっぺ」を堪能しました。

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2018年11月27日

サンスイ AU-5500 レストア(11)

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先週からランニングテストをおこっていますが、いまのところ安定して動作しています。

修理前よりもクリアで見通しのいいサウンドになりました。もうすこし解像度を上げるサウンドチューニングと、気になる箇所の修理をおこないました。

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その1:カップリングコンデンサの交換
 パワードライバ部の入力信号のカップリングコンデンサは、オリジナルでは標準品の電解コンデンサ(エルナー2.2uF 50V)を使われていました。

今回の修理でオーディオ用電解コンデンサ(東信 UTSJ 2.2uF 50V)に交換して様子をみていましたが、このアンプにフィットした感じではありませんでした。このため、カップリングコンデンサはメタライズド・ポリエステル・フィルムコンデンサ(WIMA MKS2 2.2uF 50V)に換装しました。この変更で解像度が向上し、かなり音質も改善したと思います。

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その2:高域インピーダンス補償回路のコンデンサ交換
 最終出力段に接続されているマイラーコンデンサ(0.068uF 50V)をフィルムコンデンサ(WIMA MKS2 0.068uF 100V)に交換しました。

これでパワードライバ部のコンデンサ類はすべて交換したことになりますので、アンプの信頼性アップにつながると思います。

上記の二つの対策によって、薄いベールが一枚剥がれた感じで、臨場感を再現できるようになりました。

フィルムコンデンサは電解コンデンサよりも高周波域までインピーダンス特性が良好なため、高域特性や解像度が改善します。中低域とのバランスが崩れるのではないかと危惧していたのですが、実装してみるとしっかりした周波数バランスになりました。

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その3:低域カットフィルタの時定数変更
 Low Filterスイッチで低域カットできる機能がついています。オリジナルはカットオフ周波数70Hz(-3dB)とかなり高めの周波数で、アナログレコードの低周波共振対策に用いるものです。現代ではあまり実用性がないので、フィルタ時定数を変更し、カットオフ周波数を10Hz以下にすることにしました。

ちょうど手元に、かなり音のいいフィルムコンデンサ(ROEDERSTEIN MKT1818 0.33uF 63V)がありましたので、これを採用しました。
高域も低域もしっかりしたコンデンサなのでサウンド変化を手軽に楽しめると思います。外部接続機器からポップノイズが混入する場合、その阻止対策になると思います。

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その4:電源ケーブルの交換
 オリジナルの電源ケーブルがねずみにかじられたのか、皮膜が破れて銅線が露出していました。
手持ちの125V15Aのキャブタイヤケーブルに交換することにしましたが、かなり太いケーブルなので実装に苦労しました。結局、ケーブルグランドという部品を取り付けてタイトに引き出すことができました。

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その5:サービスコンセントの一部無効化
 サービスコンセントの内部配線が貧弱で気になっていました。3つもあるサービスコンセントを使うことはまずないと思いますので、コンセントを1系統だけ残してあとの2系統の配線を外しました。無駄な電源配線がなくなって、電源ノイズ混入の要因も減りますし、電気保安面でのリスクも低減するでしょう。

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その6:インシュレータ(ゴム足)の交換
 オリジナルは硬質プラスチック製の足がついていましたが、かなり劣化していました。この際ですから、メタルカバー付きインシュレータに交換しておきました。足回りがしっかりしましたし、デザイン的にはとてもいい感じになりました。

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その7:バックパネルの銘板
 バックパネルのモデル銘板は、表面に保護ビニールが貼られていたため、奇跡的に傷のない綺麗な状態でした。
ねじ止めされていたので、いったん保護ビニールを剥がして、液晶保護フィルムを貼ってみました。

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さらに、ひととおり電気的なチェックをおこない、パワードライバ部の最終調整として、オフセット電圧とバイアス電流を再調整しました。

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今回、バイアス電流は少し深めの30mA(設定基準:25mA±10mA)にしておきました。以前の設定よりも小信号時の高域の歪率が下がるはずです。

しばらくエージングをして、最終的な組み上げをしたいと思います。

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2018年11月26日

清水寺ライトアップ

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東山から見る京都市内の夕焼け。

とても晴れていたので、西山に沈む夕日がよく見えました。

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夜間特別拝観の招待券をいただいたので、清水寺のライトアップにいってきました。

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17時半から点灯なのですが、その少し前に入門して、ライトアップの瞬間をカウントダウンしていました。

残念ながら、スポットライトはすこしずつしか明るくならず、フル照明になるまで約10分かかりました。

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清水寺は平成大修理で本堂や舞台が大規模な修復中です。しかし、夜になると工事現場の雰囲気がすこし安らいでみえます。

本堂の後方から西方浄土を指すブルーライトがとても幻想的でした。

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2018年11月25日

紅葉の南禅寺

この3連休、京都はいいお天気でしたので、紅葉狩りにいってきました。

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南禅寺の紅葉はようやく色づいていました。今年はどうも紅葉の赤色がイマイチなのでちょっと残念です。

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かえって、銀杏の黄金色が鮮やかで秋らしい感じでした。

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南禅寺の奥、水路閣の紅葉はちょうど見頃になっていました。

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2018年11月23日

新之助 - 新潟の新しいお米

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新潟から新米・新之助が届きました!

2017年から一般販売がはじまった新潟米「新之助」、約7年かけて開発された新品種です。

新潟の代表米「こしひかり」よりはすこし安い価格で販売されています。全国各地で新しい品種のお米がリリースされて話題になっていますが、このお米は新潟の新しいアプローチのようです。

「新之助」は晩生米で「コシヒカリ」よりも少し遅めの収穫時期とのこと。収穫シーズンを分けることで天候による影響を分散化するのに役立つそうです。

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お米は普段から炊飯用土鍋で炊いています。新米ですので、すこし水加減を減らして、炊き上げてみました。

ご飯粒は「コシヒカリ」より大粒で、食感はもちもちしていてかなり甘みがあり、冷めても美味しかったです。

最近流行の超低アミロース米に比べると甘みや弾力は穏やかですが、「コシヒカリ」のような適度な粘りのあるお米を好きな人にはもってこいだと思います。
今後、新潟を代表するお米に育っていってほしいですね。

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2018年11月21日

サンスイ AU-5500 レストア(10)

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AU-5500のメインボリュームに依然として不具合が残っていることが判明。

しばらくランニングテストをおこなっていましたが、ボリューム最小での音漏れ、ガリの突然発生、左右バランスの不安定などの症状が再発しました。

どうも、メインボリュームの内部汚れは単純なアルコール洗浄だけでは取り切れていなかったようです。

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さすがに、これらの症状はオーディオアンプとして致命的です。音量調整はアンプ機能の中でとくに重要なものですので。

そこで、最終手段の超音波洗浄をおこなうことにしました。部品解体して内部洗浄も考えましたが、超音波洗浄のほうがリスクは少ないと判断しました。

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まず少量の中性洗剤を水で薄めて洗浄水をつくり、そこに部品を浸して超音波洗浄(9分)をかけてみると、洗浄水は黄色く変色するほどの汚れがでてきました。

長年蓄積した汚れが主体でしょうが、もしかしたら過去の修理で接点復活剤をスプレー注入されていた可能性もあります。

ちなみに、接点復活剤は一時的には接触不良を改善するのですが、導電成分を含んだオイル分が固着して、よりやっかいな接触不良を起こす可能性があります。もし接点復活剤を使うなら、電気接点部分だけにごく少量だけつけるべきです。とくにボリュームのような可動接点をもつ部品にスプレーで直接吹きかけるなどは自殺行為です。

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残った洗剤成分を水洗いしてきれいにした後、ふたたび浄水で超音波洗浄(3分)をかけました。

さらに、乾燥後に、IPA(イソプロピルアルコール)で短時間の超音波洗浄(3分)をおこないました。
アルコールで溶けるような油汚れがこれで洗浄できますし、残っていた水分も除去できます。(ただし、アルコール99%なので、発火の危険性があります。この作業はとても慎重におこなう必要があります。)

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超音波洗浄後のメインボリューム(250kΩ、A)の抵抗値を実測すると、最大値242kΩ、最小値1.2Ωまで連続的に変化しているのが確認できました。

左右チャネルで比較計測したところ、7時から15時までの回転範囲で±2%程度のギャングエラーがありましたが、まあ許容範囲ではないでしょうか。

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物理的な可変抵抗器を用いるアナログアンプではギャングエラーは無視できないので、ボリューム位置で音が変わるという現象が起こり得ます。アナログ信号を直接減衰させるので、機械的なボリュームではやはり限界があります。

メインシステムで使用しているフルデジタルアンプでは左右レベル差がほぼゼロという理想的なスペックが得られています。ギャングエラーが気になる人はフルデジタルアンプを試してみるべきですね。

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しばらくランニングテストをして動作の安定性を確認した後、最終調整に入りたいと思います。


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2018年11月20日

アップデート -「Vocalise Scope」ver 4.3

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Vocalise Scope」をバージョン4.3にアップデートしました。

「Vocalise Scope」は、ボーカルの音程 (ピッチ) を推定してリアルタイムに表示するアプリです。ボーカルのセルフトレーニングをサポートします。レコーディング機能を有しており、一旦録音した音をサウンド解析表示できます。

たとえば、あなたの歌声、鼻歌、いびき、赤ちゃんの泣き声など、さまざまな人間の声帯が発する音の高さを推定してビジュアルに表示します。

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本アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

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御池桜 開花!

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御池通を歩いていたら、京都御池創生館の「リストランテ ストラーダ」のテラスにある「御池桜」がもう咲いているのを発見!

一本だけの桜ですが、街並木の紅葉とのコントラストがすこし不思議な感じです。

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冬に咲く品種なのですが、かなり早めに開花してしまったようですね。この冬も可憐に咲いて目を楽しませてくれると思います。

posted by toons at 00:31| Comment(0) | 日記