今迄の8cmボックスは、サイズ的にブックシェルフタイプが多かったので、床置きでも使えるようにとトールサイズで大体60cm程度、バッフル面はユニットの大きさちょっとの幅13cm程度、奥行は30cm程度を想定。
それだけだとデザイン的に面白味がないのでバッフル面は傾斜(スラント)させて椅子に座った状態でスピーカー軸上になるよう考えました。
これで内容積12〜15L程度、第1キャビ容量を3〜4L、第2キャビ容量を8〜10Lを目標とします。
ボックス形状は下図のような感じになりました。板取の関係で微調整するかもわかりませんが、これで第1キャビ3L、第2キャビ8.5Lです。

これから各ダクトサイズの計算をしてみます。詳しい計算式については、書籍や参考書にお任せするとして、
fc1: 122Hz / fd1: 115Hz / fc2: 102Hz / fd2: 54Hz
この辺りを目指してみます。
これから板取図面、調達、工作へと。この猛暑の中、いつやる気がでてくるか、こうご期待です。
<参考:OM-MF519 TS Parameter>
- Revc. : 4Ω
- Fs : 106.25Hz
- Sd : 0.0028m2
- Vas : 1.30L
- Cms : 1.16 mm/N
- Mmd : 1.85g
- Mms : 1.93g
- BL : 2.55 Txm
- Qms : 2.53
- Qes : 0.68
- Qts : 0.53
- SPL : 85.6 dB
- Power : 7 W
- Xmax : 3.5 mm (1way)
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