2019年07月31日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ設計検討編・その2

MarkAudio OM-MF519 ダブルバスレフ・スピーカのおおまかな箱のサイズ検討をしました。

今迄の8cmボックスは、サイズ的にブックシェルフタイプが多かったので、床置きでも使えるようにとトールサイズで大体60cm程度、バッフル面はユニットの大きさちょっとの幅13cm程度、奥行は30cm程度を想定。

それだけだとデザイン的に面白味がないのでバッフル面は傾斜(スラント)させて椅子に座った状態でスピーカー軸上になるよう考えました。

これで内容積12〜15L程度、第1キャビ容量を3〜4L、第2キャビ容量を8〜10Lを目標とします。

ボックス形状は下図のような感じになりました。板取の関係で微調整するかもわかりませんが、これで第1キャビ3L、第2キャビ8.5Lです。

OM-MF519-box1design-1.jpg

これから各ダクトサイズの計算をしてみます。詳しい計算式については、書籍や参考書にお任せするとして、

fc1: 122Hz / fd1: 115Hz / fc2: 102Hz / fd2: 54Hz

この辺りを目指してみます。

これから板取図面、調達、工作へと。この猛暑の中、いつやる気がでてくるか、こうご期待です。

<参考:OM-MF519 TS Parameter>
- Revc. : 4Ω
- Fs : 106.25Hz
- Sd : 0.0028m2
- Vas : 1.30L
- Cms : 1.16 mm/N
- Mmd : 1.85g
- Mms : 1.93g
- BL : 2.55 Txm
- Qms : 2.53
- Qes : 0.68
- Qts : 0.53
- SPL : 85.6 dB
- Power : 7 W
- Xmax : 3.5 mm (1way)
.s.
posted by toons at 18:33| Comment(0) | オーディオ

2019年07月30日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ設計検討編・その1

OM-MF5-519.jpg

今年のStereo誌ONTOMOムック本の付録は、マークオーディオ製8cmフルレンジユニット「OM-MF519」!

昨年の「OM-MF5」のアップグレード版という位置づけで、メタルコーンの色がガンメタ、マグネットがユニット裏に追加され、磁気回路の強化が一目で判るところです。

その他、振動版の軽量化、ダンパーの柔軟化がされているとのこと。印象的には、昨年ユニットよりダンピングがよくなり、解像度のさらなる改善がされるのではないか想像されます。

昨年は、オーソドックスなバスレフボックス(デザインアクセントでツイーターもどきをつけましたが)でしたが、同じような箱では面白味が無いような、、、

mm-om-mf5-3.jpg

駆動力がアップしているなら、音響迷路、共振型、バックロードなんかも合いそうかなと。しかし、この猛暑、板枚数、組立工程、、、ややこしいのはちょっと避けたい気も。

ということで、比較的作りやすいのと、今迄あまり挑戦したことのなかった「ダブルバスレフ」を試してみようと思います。

ダブルバスレフは、誰が最初に考え出したのかわかりませんが、設計思想自体は故長岡鉄男氏の書籍や資料が残っています。それを参考にして設計をすすめることにします。
.s.
posted by toons at 20:00| Comment(0) | オーディオ

2019年07月29日

MarkAudio OM-MF519 リスニングポジションでの周波数特性

現在、MarkAudio OM-MF519をFOSTEX E82ボックスにてエージングをおこなっています。

今回、測定条件を改めて再測定したところ、マークオーディオから公表されている周波数特性どおり12kHz以上でかなり強めにでるように調整されていることが確認できました。

OM-MF519_spl_freq.png

そこで、スピーカ軸上と一般的なリスニングポイントではどのように周波数特性が変化するのかを確かめてみました。この際、スピーカ配置は平行法で、真正面に向けてセッティングしています。

今回の周波数特性の測定は、「スピーカ軸上、1m」、および、「センター位置(スピーカ軸角60°、距離1.6m)」でおこないました。RTAアプリは("Audio Frequency Analyzer")、ピンクノイズ、1/3オクターブバンド応答、ピークホールド30秒、アンプ出力は約2Wです。

#スピーカ軸上、1m
OM-MF519-freq-pink-R-3.png

#センター位置(スピーカ軸角60°、距離1.6m)
OM-MF519-freq-pink-R-3-center.png

スピーカ軸上では12-20kHz付近のパワーレベルがかなり強めでていましたが、センター位置でのリスニングポジションではフラットに近いレベルになることが確認できました。小口径ユニットのため、高域の指向性が強いことの裏返しなんでしょうね。

MarkAudio OM-MF519ユニットは、リスナーにスピーカ正面を向けるのではなく、平行法によるSPフラット配置で聴く方が望ましいようです。
posted by toons at 20:19| Comment(0) | オーディオ

2019年07月26日

MarkAudio OM-MF519 試聴と周波数特性の測定

OM-MF519-E82.jpg

ONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット 2019年マークオーディオ編」のMarkAudio ”OM-MF519”フルレンジユニットを手持ちの汎用ボックス(FOSTEX・E82)に組み込んでみました。

今年のOM-MF519(左)と昨年のOM-MF5(右)との外見上の違いはつぎのとおり。メタル振動板がガンメタになって、すこし高級感がでましたね。

OM-MF519vsOM-MF5.png

OM-MF519vsOM-MF5-2.png

FOSTEX・E82は、8cmフルレンジ用に設計された小型汎用エンクロージャで、4Lバスレフ、Fb 85Hz、重量2.1kgです。

新しいユニットを入手した時に、とりあえずこのボックスに取付けて、どんな感じの音なのかを確かめるのに利用しています。

いきなり音出しをして、ちょっとびっくりしました。
まだエージングもしていないのに、鮮度の高い、スムーズなサウンドが聴こえてきました。昨年のOM-MF5では、最初かなり違和感がある音で、数時間鳴らさないダメだったのですが、、、

様々なグレードアップによる音質改善効果が大なのでしょうが、品質管理もかなり向上しているように思います。

一聴して、OM-MF5にかなり近い音色ですが、中低域がしっかりしていて、とてもバランスの良いサウンドになっています。ピンポイントに定位して、奥行き方向への3次元的なサウンド展開もできています。これでエージングを重ねていけば、かなり期待できそうですね。

iPhone用RTAアプリ("Audio Frequency Analyzer")で、OM-MF519の周波数特性を計測してみました。ピンクノイズ、1/3オクターブバンド解析、スピーカ軸上1mです。

#OM-MF519 (Fostex E82、ピンクノイズ、1/3oct-band、Lch、軸上1m)
OM-MF519-freq-pink-L-3.png

#OM-MF519 (Fostex E82、ピンクノイズ、1/3oct-band、Rch、軸上1m)
OM-MF519-freq-pink-R-3.png

MarkAudioが公表しているOM-MF519ユニットの周波数特性はつぎのとおりです。12-20kHz付近が盛り上がっているのは、スピーカ軸上から外れたポイントで聞くことを考慮してこと。

OM-MF519_spl_freq.png

また、昨年のOM-MF5をFostex E82にもう一度組み込んで周波数特性を測定しました。約一年間使用した周波数特性になります。
聴感を裏付けるように、OM-MF519とかなり似通った特性になっていました。

#OM-MF5 (Fostex E82、ピンクノイズ、1/3oct-band、Lch、軸上1m)
OM-MF5_freq_pink_L-3.png

#OM-MF5 (Fostex E82、ピンクノイズ、1/3oct-band、Rch、軸上1m)
OM-MF5_freq_pink_R-3.png

このボックスで、しばらくOM-MF519ユニットのエージングをすすめていきたいと思っています。

<追記訂正:7/29>
メーカ公表スペックに対して、どうも周波数特性がフラットすぎるなと疑問に思っていたのですが、周波数スペクトラム測定時の設定条件に誤りがありました。再び計測して、周波数特性グラフをすべて更新しました。やはり公表スペック通り、12kHz以上の周波数帯域で高いパワーレベルが観測されております。
posted by toons at 19:47| Comment(0) | オーディオ

2019年07月24日

祇園祭 2019 - 9 後祭・山鉾巡行

gion-2019-31-ato-jyunko.jpg

本日、祇園祭後祭の山鉾巡行でした。

昨日まで雨が心配されていましたが、近畿地方でも梅雨明け宣言が出て、夏空での山鉾巡行になりました。

朝8時過ぎに、山鉾巡行のスタート地点・烏丸御池に向かう山鉾をすこし見てきました。

北観音山
gion-2019-32-ato-jyunko-kita.jpg

南観音山
gion-2019-33-ato-jyunko-minami.jpg

gion-2019-34-ato-jyunko-minami.jpg

大船鉾
gion-2019-35-ato-jyunko-ofune.jpg

2014年から復興した鉾です。毎年すこしずつ懸装品などを復元して、オリジナルの姿を取り戻しつつあります。山鉾巡行の最後を飾ります。

gion-2019-36-ato-jyunko-ofune.jpg

鷹山
gion-2019-37-ato-jyunko-taka.jpg

今年から復活参加する曳き山です。
山本体がまだ再建できていないので、唐柩のみでの巡行です。2022年に復興した曳き山での参加を目指しているそうです。

gion-2019-38-ato-jyunko-taka.jpg

ちなみに、近年復興している山鉾(綾傘鉾、大船鉾、鷹山など)は、1864年の「蛤御門の変(禁門の変)」で焼失したものです。「蛤御門の変」での放火により、御所のある一条から東本願寺のある七条にいたるまでの中心市街がほとんど焼失してしまいました。鷹山は1826年から休山で、「蛤御門の変」で御神体と鉦を残して焼失したので、193年ぶりの復活のようです。

posted by toons at 16:16| Comment(0) | 日記

祇園祭 2019 - 8 後祭・宵山

gion-2019-25-ato-yoi.jpg

昨夜は、祇園祭後祭の宵山でした。

日中34℃まで気温が上がりましたが、夕方にゲリラ豪雨があったため、すこし過ごしやすくなりました。例年より、人出は少ない感じでした。

gion-2019-27-ato-yoi.jpg

屏風祭をしている商家を発見。
手前の屏風は、右が鵯越の逆落とし、左が壇ノ浦の戦いのようでした。

gion-2019-26-ato-yoi.jpg

北観音山の「日和神楽」、四条寺町の御旅所でのお囃子奉納です。

gion-2019-28-ato-yoi.jpg

南観音山の「あばれ観音」、ちょっと変わったお神輿です。

深夜零時前に、御神体である楊柳観音と善財童子を布でぐるぐる巻きにして包み、善財童子を抱えた人が先導して、楊柳観音の神輿と一緒に町内を走ります。

gion-2019-30-ato-yoi.jpg

以前は見物客が少なかったのですが、、、
いつのまにか有名になったみたいで、深夜にも関わらず、大勢の人が見にきていました。

gion-2019-29-ato-yoi.jpg
posted by toons at 07:00| Comment(0) | 日記

2019年07月23日

蝉の羽化

kumazemi.jpg

いまだ梅雨明けしていませんが、庭では蝉の羽化が本格化しています。

本格的な夏への扉は開いたんでしょうか。

o
posted by toons at 08:07| Comment(0) | 日記

祇園祭 2019 - 7 後祭・山鉾曳き初め

先週末から、祇園祭後祭が始まりました。

7/20(土)に、後祭の山鉾が出来上がり、曳き初めがありましたので、北観音山の曳き初めに参加してきました。

gionmatsuri-2019-23-kita.jpg

gionmatsuri-2019-22-kita.jpg

後祭は、山鉾が10基と少なく、露店もでないので、とてものんびりした本来の祭の雰囲気が味わえます。

今夜、宵山がありますので、ちょっと行ってみようと思います。

gionmatsuri-2019-24-kita.jpg

posted by toons at 07:33| Comment(0) | 日記

2019年07月21日

アップデート -「ATG - Audio Tone Generator」ver 5.1 &「Audio Tone Generator Lite」ver 4.1

icon-atg_v500.png icon-atglite_v400.png

「ATG - Audio Tone Generator」をバージョン5.1に、「Audio Tone Generator Lite」をバージョン4.1に、アップデートしました。

「ATG - Audio Tone Generator」および「Audio Tone Generator Lite」は、iPhone上で動作するオーディオ音源生成アプリです。

なお、「Audio Tone Generator Lite」は「ATG - Audio Tone Generator」の無料バージョンです。

オーディオシステムのテスト、サウンドチューニング、聴力テストなどの基準音源として、幅広い分野で利用することができます。

本アプリは、サイン波、サイン波スィープ、ホワイトノイズ、ピンクノイズなどのオーディオ・リファレンス信号を生成します。

さらに、「ATG - Audio Tone Generator」はオクターブバンドノイズ生成機能により、1/1または1/3オクターブ単位でのバンドノイズを生成することができます。オクターブを基準とした一定の周波数帯域のサウンド特性を測定評価するためにも利用できます。

#「ATG - Audio Tone Generator」
atg_v500_startup_sine.png atg_v500_sine.png

atg_v500_sweep_input.png atg_v500_sweep_2.png

atg_v500_white.png atg_v500_pink_octbandnoise.png

#「Audio Tone Generator Lite」
atglite_v400_sine.png atglite_v400_sweep.png

atglite_v400_pink.png atglite_v400_white.png

本アプリは、以下のような、様々な応用が可能です。

- スピーカー、ヘッドホンなどの性能テスト、エージング
- オーディオアンプ、イコライザや他の多くのオーディオ機器のテストとチューニング
- 音響試験
- オーディオシステムの周波数特性評価
-サウンドマスキング
- リラクゼーション、メディテーション
- モスキート音の生成
- 聴力テスト

各アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

#「ATG - Audio Tone Generator」
Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png

#「Audio Tone Generator Lite」
Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png

posted by toons at 09:45| Comment(0) | お知らせ

2019年07月20日

「これならできる特選スピーカーユニット 2019年版 マークオーディオ編」"OM-MF519"を入手しました!

ONTOMO-2019-1.jpg

ONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット 2019年版マークオーディオ 編」を入手しました。

OM-MF519-1.jpg

今回の付録は MarkAudio フルレンジユニット「OM-MF519 」、2018年版の「OM-MF5」を改良してパワーアップしたとのこと。

OM-MF519-4.jpg

OM-MF519-2.jpg

マグネットを1枚追加して2枚重ねにしてドライブ能力を向上させ、センターキャップの改良とダンパーの軽量化などでハイコンプライアンス化したそうです。

たしかに、駆動重量Mmsが1.93gと、従来の2.05gよりかなり軽量化されています。

OM-MF519-3.jpg

OM-MF519-5.jpg

昨年の「OM-MF5」がとてもいい音でしたので、この「OM-MF519」はかなり期待できそうです。

ちなみに、「OM-MF519」のユニット総重量は実測407gでした。
「OM-MF5」が337gでしたので、20.8%も重量アップしていますね。

また、TSパラメータはつぎのとおり。

<TS Parameter>
- Revc. : 4Ω
- Fs : 106.25Hz
- Sd : 0.0028m2
- Vas : 1.30L
- Cms : 1.16 mm/N
- Mmd : 1.85g
- Mms : 1.93g
- BL : 2.55 Txm
- Qms : 2.53
- Qes : 0.68
- Qts : 0.53
- SPL : 85.6 dB
- Power : 7 W
- Xmax : 3.5 mm (1way)

関連記事)
-「これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編」"OM-MF5" を入手!
- MarkAudio OM-MF5 試聴と周波数特性の測定
- MarkAudio OM-MF5とFOSTEX M800の周波数特性比較
- SP製作 - MarkAudio OM-MF5 バスレフスピーカー

posted by toons at 07:55| Comment(0) | オーディオ