2020年07月15日

無印良品 サーキュレーター・騒音レベルを実測、その静かさに驚く!

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無印良品 MUJI サーキュレーター(低騒音ファン:MJ-CF18JP-W)を入手!

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この長い梅雨、エアコンの省エネ効率アップと洗濯部屋干しの助けにと、新しいサーキュレーターを導入しました。これは、約2週間使ってみての感想です。

まず、このサーキュレータ、非常に静音性が高いことに驚きました!
風量を(I-弱)にしたときは、ほぼ無音に近い静音運転、音楽を聴きながらでも「うるさい」とはまったく感じません。

いままでは、アイリスオーヤマのコンパクト・サーキュレーター(PCF-HD15N-B:下写真の右側)を使っていました。
15cm、3枚羽なので、風量はちょっと弱いです。静音モードはかなり静かですが、中、強の設定では少し気になるくらい音が大きいので、いまやPC用冷却ファンと化してます。

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当初、無印良品の大きい方のサーキュレーター(低騒音ファン・大風量タイプ:AT-CF26R-W)を選ぶつもりだったのですが、店舗で実物を確認した時に想像以上の大きなサイズだったので断念しました。いま使っている東芝DC扇風機の羽グリル直径とほぼ近いサイズ(幅33.1cm)なんて!!

そこで風量パワーは劣るのですが、小さい方のサーキュレーター(低騒音ファン・タイプ:MJ-CF18JP-W)にしてみました。
実際には他社製品と同じくらいサイズ(幅28.5cm)で十分大きいものでしたが、、、
サイズもギリギリOK、オフホワイトで清潔感もあり、インテリア的にも違和感はありません。

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このサーキュレータ(低騒音ファン・タイプ)は、18cm、3枚羽、低騒音コンデンサモータをつかっています。

店頭で確認したときには暗騒音レベルが高すぎてよくわからなかったのですが、自宅で稼働させてみて、その静音性能の高さには改めて驚かされました。

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無印良品のサーキュレーター(2機種とも)には、首振り機構もタイマーもリモコンもありません。操作は背面のロータリースイッチを回すだけ。シンプルで、とても割り切った製品仕様です。余分な機構部品や機能もついていないため、この低騒音が実現できたのだと思います。

風量の一番弱い(I-弱)では、ほぼ無音と言っていいくらいの騒音レベル。
(II-中)(III-強)と風量アップしても、風切り音がうまく消されていて、あまり耳につくような騒音はありません。これなら一日中つけても大丈夫そうです。

普段使いの空気循環には(I-弱)と(II-中)、空気を早く入れ替えたいときには(III-強)といったところでしょうか。風の直進性能も良好で、かなり遠くまで風を送ることができます。

実際に、騒音解析アプリ「Sound Level Analyzer PRO」を用いて、騒音レベル測定と周波数分析をしてみました。本体ファンの横方向10cmの距離、風がマイクに直接吹き付けない状態での騒音計測です。計測設定はA補正、FASTです。居室の暗騒音の騒音レベルは28.5dB(A)でした。

風量設定の(I-弱)では、時間平均騒音レベル(Avg)でみて30dB(A)とかなり低いレベル、(II-中)でも37.5dB(A)と低騒音、さすがに(III-強)では44.5dB(A)と騒音レベルが上がったのは感じますが、とくにうるさい種類の騒音ではありません。なお、騒音レベルは6dBの差があると音の大きさが2倍違うことになります。

騒音を周波数分析してみると、突出した周波数ピークが存在せず、特定の固有音も感じられません。風量をアップしていくと、周波数250Hz-2KHz付近の騒音レベルが徐々に上がってくる感じです。

・I-弱
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・II-中
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・III-強
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また、設計上の標準使用期間は10年とロングライフ、アイリスオーヤマ製品の4年とは大きな差があります。製造元は(株)メルコエアテック、三菱電機の100%子会社で空調機器メーカーのようです。三菱電機は業務用モータで定評がありますので、静音性、送風力が優れているのに納得できました。

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現在、就寝時には(I-弱)の設定にして、エアコンをかけて空気を一晩中循環させていますが、騒音が気になることもなく熟睡できています。省エネにも大いに役立ってくれそうです。

最低限の機能ですが、ともかく静音性を優先される方にはお勧めの製品だと思います。もう一台欲しくなったら、大きい方の製品(ちょっとデカすぎ、さらに低騒音)をチョイスするかもしれません。(以前ブログで記載した東芝DC扇風機みたいに、立体首振り機構の騒音に悩まされることもありませんし、サーキュレーターに静音性と風量を求めるなら、無印のようなシンプル製品がベストでしょう。)

参考)製品仕様
 製品名:MUJI 無印良品 サーキュレーター(低騒音ファン・タイプ)MJ-CF18JP-W
 風量調整:3段階(III-強、II-中、I-弱)
 角度調整:6段階(縦方向 -22.5°〜90° 手動)
 風量 (m3/min):強 15 / 16、中 13.5 / 13、 弱 8.5 / 8.3[50/60Hz]
 騒音 (dB):強 36.5 / 38.5、中 32 / 30.5、弱 19 / 18.5[50/60Hz]
 消費電力 (W):強 13.5 / 15.5、中 9.8 / 9.5、弱 4.2 / 4.2[50/60Hz]
 重量:2.2kg
 電源コード:1.6m
 設計上の標準使用期間:10年

*騒音測定について:製品仕様の騒音(dB)表示は試験条件が異なっており、無響室での評価結果のため、かなり低い数値になっています。測定距離も1mくらいでの計測だと思われます。
通常利用では、居室の暗騒音が付加された騒音レベルとして計測されます。今回の実測結果では(II-中)と(III-強)のレベル差が7dBであり、製品仕様でのレベル差8dB [60Hz]とほぼ近い値となっていますので、妥当な計測結果が得られています。

おまけで、アイリスオーヤマのほうも騒音計測を!
静音モードでは、無印良品の(I-弱)と遜色ありませんが、風量は弱く、すこし風切り音を感じます。
設定・中で約47dB(A)と、無印良品の(III-強)の騒音レベルを軽く超えてしまいます。設定・強だと、長時間の使用には耐えらないほどの騒音レベルですね。1-2kHz付近に周波数ピークがあり、羽の風切り音と本体振動がどうも固有音として聞こえてくるようです。

・静音モード
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・中
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・強
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posted by toons at 08:13| Comment(0) | 環境・騒音