いつもの雑誌付録のオーディオチェックCDで、左右チェネル、極性の確認から開始。
ん、なんかおかしいと思ったら、右チャネルを+−逆に結線していました。
極性を合わせて再開。一聴、バランスの良い音。(使い古された言い方!?)
ここらで一度特性を見てみることに。

定位置に配置し、軸上1mにて左右をチェック。(心持ちスピーカーが低いけど)
スペアナアプリ"Audio Frequency Analyzer"をつかって、ピンクノイズ、1/3octバンド、約10秒HOLDにて周波数特性を測定。
*OM-MF4 周波数特性(右チャンネル)

*OM-MF4 周波数特性(左チャンネル)

左右とも200-400Hzが落ちているように見えてますが、100-160Hzが盛り上がっていると思われます。
もう少しダクト共振周波数が低めであればよかったのかな。スロート開口を狭めればよかったかもしれません。
左右の特性差もほとんどなさそうなので、空気漏れの心配はないと言うことで一安心です。
500Hz以上はユニット特性そのもので、フラットになっているのは感心します。
ここで一昨年のOM-MF5との特性比較です。
アンプボリューム位置は同じ、ピンクノイズによる周波数特性。
*OM-MF4 周波数特性
*OM-MF5 周波数特性
OM-MF5の方が全体的に5dB程レベルが高いですね。
OM-MF4は中高域が平坦なのがわかります。
ボックスは、OM-MF5が通常のバスレフ型で当時fd=80Hzとして設計しています。低域は63Hzまでダクトが効いているようです。
今回のOM-MF4は変則バスレフなのでfd=120Hzで、その下は自然減衰しているような特性に見えます。
つづく
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