気持ちダクトチューニングを下げてみようと思います。
ダクト入り口部分に端材は挿みスロート部分を狭めてみた特性結果です。

見た目ほぼ変わりませんが、63/80Hzのレベルが100Hzと比べて差が小さくなっているのがわかります。

色々な曲をエージングをかねて聴いてみます。
Paga Doo Run Run: "Good Vibration" (TELARC Sampler Volume1)
すっきり爽やかな印象、125Hz近辺が盛り上がっているためか重低音感も十分でてます。
Murray: "Bach: トッカータとフーガ" (TELARC Sampler Volume1)
オルガンの量感のある低音はやはり無理ですが、聴いていてもあまり違和感は感じません。
100-160Hzの特性が聴感補間効果を出しているのか。オルガン自体の歪感の無さをうまく表現できているのではないかと思います。
The Cleveland Orchestra: "Beethoven:交響曲3番" (TELARC Sampler Volume1)
オーケストラはちょっと迫力不足の印象です。ティンパニーはさすがに厳しいかな。
"Larry Fuller Trio:愛の讃歌" (Easy Walker)
ピアノ音の滑らかさ、ドラムのブラシも耳当たり良く聞こえます。ベースの量感はもう少し欲しいところです。
"八神純子:20才のころ" (Vreath SACD)
スタンドが低いのでセンター定位は低めに位置。やはり定位感はフルレンジのものですね。若干若めのボーカルに聞こえます。コーラスの分離も問題ありません。
過去のマークオーディオのユニットにも言えることですが、OM-MF4はオーディオマニア向けのハイスペックでカリカリの解像度ではなく、音楽を楽しく聞かせる方向でのユニット造りをされていると思います。
フルレンジなのでどんなボックスに入れても大きな失敗はないでしょう。
大音量再生が可能な人なら平板スピーカーも面白いかも。
45cmx60cmならそれほど邪魔ではないし、どなたかチャレンジをお願いします。
最後に、禁断の逆オルソン(故 江川三郎さん提唱)を!

デザイン的にこれがやりたかっただけだったりして。お粗末でした。
つづく
.s