2022年02月26日

"Kind of Blue" - 万年筆インクの世界

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オーディオ以外に嵌らないつもりでしたが、、、

コロナ禍の時代、すこしだけ異世界に浸ってもいいかもと。いま、ごく身近なところを見つめなおしているところです。

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実は、万年筆インクに嵌りつつあります。

ちょうど手元にあった「ペリカン ロイヤルブルー」
ドイツ製の染料インクの定番、とても素晴らしいブルー、この色合いにインスパイアされたのが発端です。(トップ画像の一番上の線がこのインクでパープル寄りの鮮やかなブルー、この写真では露出の関係でうまく色合いが再現できていません。)

万年筆インクはびっくりするぐらい進化していて、現代のインク事情には唖然です。多種多様なインク製品の数々、インク沼といわれるのも納得かも。

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セーラーの顔料インクのブラック「極黒」、ブルーブラック「青墨」、「蒼墨」が個人的にはずっと定番でした。

なにしろ、現在の顔料インクは従来の万年筆インクの致命的ポイントである耐水性と経年劣化を解決しており、もうこれで十分だと納得していました。わたしがビジネス用途で万年筆を普通に使えるようになったのは、セーラーの超微粒子化技術をつかった顔料インクのおかげです。

まさか、もう一度インクの原点である染料インクに戻ってみようなどとは考えていませんでしたが、、、

いま、いったい何を選べばいいのか、、、!?

実際に、文具店でインク試し書きしてみれば、無駄はないのでしょうが、、、(有名な神戸のナガサワ文具店に行って選べれば、もっと楽しい展開があったかもしれません。しかし、このコロナ・オミクロン株の蔓延状況なので。)

ネット上にアップされているインク画像をベースにブルー系インクのバリエーションをすこし選んでみようかと。

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万年筆ブランドとして大好きな「セーラー」、そこで気になった「SHIKIORI - 四季織」シリーズのインク!20色ものカラーバリエーションがあり、絶妙なネーミングがとても楽しいです。

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結局、ブルー系インクで、すこし趣の異なる「蒼天」と「山鳥」をセレクト。

それぞれのインクを比較してみました。セーラー「ふでDEまんねん(ペン先角度 40度)」で書いたものです。

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ペリカン「ロイヤルブルー」は気品のあるパープル寄りのブルー、「蒼天」は澄み切った初夏の空色、「山鳥」は青というより深い緑の森林か。

改めて、ペリカン・ロイヤルブルーの綺麗さに惚れ直しました。新たなブルー系インクとしては「蒼天」を利用する頻度が増えそうです。

インク沼に嵌る人が増えているというのも納得できます。改めて日本人の感性の豊かさを実感しました。

「Kind of Blue」、ブルーインクの世界にちょっと浸ってみようと思います。くれぐれも沼に足を取られないように、、、
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posted by toons at 06:40| Comment(0) | カルチャー

2022年02月25日

力による現状変更、許容できない!

手ぬるい表現に苛立ちを覚えます。

ロシアのよるウクライナ侵攻、それって侵略戦争でしょう。

Reject Attempts to Change Status Quo by Force.

こんな感じで海外には発信されているようです。

弱い言葉ではその行為を否定するような力にならないのでは!?

もっと強い "NO!" が必要!
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posted by toons at 20:31| Comment(0) | 日記

2022年02月22日

スーパー猫の日

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2022.2.22、、、スーパー猫の日!

なんでも記念日にしてしまう日本人らしい語呂合わせですね。まあ、そこに乗ってしまうのもどうかなと、、、

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ねこねこ食パン・プレーン

ねこの形が売りの高級食パン店「ねこねこ食パン」の食パンです。
ちょうど大丸京都店の催事コーナーで売っていたので、おもわず調達。
つい、便乗ビジネスに乗せられてしまいました (^^;)

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お水を一切使わずにミルク100%で仕込んだ国産小麦の生地で、隠し味にハチミツ、生クリーム、バター、マスカルポーネが入っているそうです。

ねこ好きには踏み絵みたいですが、、、「ねこミミ」からガブリ、ふわふわの肉球の感触、そして、とてもミルキー、やさしい甘さの生食パンでした。

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おまけで、期間限定「ねこねこ食パン・ブルーベリー」

ブルーベリーの甘さと香りがアクセント、もはやスィーツといったほうがいいかも、とてもおいしかったです。
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posted by toons at 22:22| Comment(0) | カルチャー

2022年02月18日

アップデート - 「Audio Tone Generator Lite」ver 5.0 - 無料アプリ!

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「Audio Tone Generator Lite」をバージョン 5.0 にアップデートしました。

「Audio Tone Generator Lite」は、iPhoneで動作する高品質なトーンジェネレーターアプリです。

高機能アプリ「Audio Tone Generator - ATG」をシンプル化した無料アプリです。

最新バージョンで、UIデザインを刷新し、操作性と安定性を向上しました。

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本アプリは、サイン波、サイン波スィープ、ホワイトノイズ、ピンクノイズなどのオーディオ信号を生成します。

オーディオシステムのテスト、サウンドチューニング、聴力テストなどの基準音源として、幅広い分野で利用することができます。

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atglite_white_play_v500.jpg atglite_pink_play_v500.jpg

本アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

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posted by toons at 23:59| Comment(0) | お知らせ

2022年02月11日

アップデート -「Vibroscope Lite」- 無料アプリ!

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「Vibroscope Lite」をバージョン 5.0 にアップデートしました。

「Vibroscope Lite」は、加速度センサーを使った振動計測アプリで、リアルタイムに振動レベルとその発生状況を知ることができます。

高機能アプリ「Vibroscope」をシンプル化した無料バージョンです。

水平方向を2軸平面グラフ表示、鉛直方向を時間軸の波形表示でグラフィカルに表示することで、直感的に振動レベル(加速度) を知ることができます。

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地震計で使用されている「Gal」単位の振動加速度のピークレベルも表示できます。

vsl_main_peak_v500.jpg 

「Vibroscope Lite」の詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

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posted by toons at 23:30| Comment(0) | お知らせ

2022年02月09日

アップデート -「Vibroscope」ver 5.0 - 振動レベル測定&解析ツール

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「Vibroscope」をバージョン 5.0 にアップデートしました。

「Vibroscope」は、iPhoneの加速度センサーを使った振動計測/解析アプリです。

リアルタイムに振動レベル(加速度)とその発生状況を知ることができます。

水平方向を2軸平面グラフ表示、鉛直方向を時間軸の波形表示でグラフィカルに表示することで、直感的に振動レベル(加速度) を知ることができます。

床、机などに置いての使用や手持ちでも使えるように、端末の方向に関係なく水平、鉛直方向を判定して振動計測/解析することができます。

最新バージョンで、UIデザインを刷新し、FFTのグラフ表示方法も変更しました。

#Mainモード:振動解析グラフ
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vs_main_yz_v500.jpg vs_main_log_v500.jpg

さらに、FFTアナライザーにより、低周波振動の周波数成分を解析する機能を搭載しています。振動源の特徴を調べるのにも利用いただけます。

#FFTモード:振動周波数成分分析グラフ
vs_fft_axes_v500.jpg vs_fft_axis1_v500.jpg 

vs_fft_axis2_v500.jpg

本アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png
posted by toons at 13:50| Comment(0) | お知らせ

2022年02月04日

はっぱフミフミの万年筆「パイロット エリートS」復活!

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パイロット、18金ショートタイプ万年筆「エリートS」

実家に長らく眠っていたのを発掘してきました!

1968年発売開始、当時の定価は2,000円。

これはおそらく初期タイプでしょう。

「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ」

大橋巨泉の出演したテレビCMでの意味不明な呪文キャッチフレーズがブレークして、1969年に大ヒット商品となりました。

当時、倒産寸前だったパイロットをこの製品が救ったそうです。

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画期的なワンタッチキャップ(インロー嵌合方式)とショートサイズ、胸ポケットに収まるコンパクトさ、当時のビジネスマンや学生に大いに支持をされたのも理解できます。

「エリートS」は1974年にモデルチェンジされ、1980年に廃番。

2013年に「エリート95S」として復刻され、価格は11,000円(税込)ペン先は18金から14金にグレードダウンされています。

<パイロット 100年のものがたり エリートS>
https://www.pilot.co.jp/100th/story/elite.html

実は、初めて使った万年筆!小学生のとき、お下がりで貰ったものです。

書道教室で早めに段位を取得して、それではペン習字もということで、この万年筆を使いはじめた記憶があります。

いまだ外観もきれいなままで大切に使っていたんだなと、、、とても懐かしかったので、このたび再生しようと思いました。

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ニブは柔らかい18金素材のためか、ニブ表面に細かい傷が多数、、、半世紀の歳月を感じさせます。写真では光って見ずらいですが、18K-750、PILOT、F と刻印されています。

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・サイズ:最大径φ 12.9mm、全長 117mm、キャップ胴軸装着時 145mm、単体重量 10.7g

本体重量はインクカートリッジ込みで実測12.5gと超軽量級、キャップを反転して装着することでスタンダードサイズ並みに、細見ながら絶妙なバランスで握りやすいです。

小学生が使っても違和感がなかったのはこのサイズ感と重量バランスのせいでしょう。

本体内部に固着した古いインクがなかなか溶けず、何度も流水で洗ってみました。結局一日中、水に浸けてインクを洗い流してなんとかきれいになりました。

とりあえずの試し書き、想像以上のインクフローでとてもスムーズに書けるではありませんか。数十年眠っていた万年筆とは思えません。

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書き味は、、、18Kニブらしい粘りがあり、しっとり柔らかい感じ、カリカリ感はありません。
インクフローはかなり潤沢ぎみ、顔料系インクでも十分いけそうな感じです。これが 1960、70年代を席巻した大ヒット万年筆の書き味なんでしょう。

現代的にはもっとペン先からのリアクションが欲しい感じもしますが、18Kならではのスムーズさがあり、これで十分でしょう。

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この万年筆に装着可能なインクコンバータ"CON-40"も入手できたので、これでいろいろなインクを試してみようと思っています。

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パイロット「エリートS」、ちょっとしたメモ書きなどのライト用途にはバッチリでしょう。日常で文字を書く楽しみのバリエーションが増えました。
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posted by toons at 20:31| Comment(0) | カルチャー