2024年11月26日

アップデート -「Audio Frequency Analyzer」ver 10.0

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「Audio Frequency Analyzer」をバージョン 10.0 にアップデートしました。

「Audio Frequency Analyzer」は、iPhone用スペクトラム・オーディオ・アナライザー(RTA)アプリです。

シンプルな操作で、あなたのサウンド環境の周波数特性をリアルタイムに計測評価できます。

オーディオ機器のセッティング、スピーカーテスト、ステージ音響、サウンドミキシング環境の評価、騒音環境の調査などに最適です。様々なサウンドシーンでご利用ください。

最新バージョンで、iOS18.1 をサポートすると共に、UIデザインを更新しました。

本アプリの測定機能には2つの測定モードがあり、1/3オクターブバンド・モード、または、FFTモードを選択することができます

1/3オクターブバンド・モード
オーディオ信号の周波数レスポンスを測定表示します。測定周波数を1/3オクターブx30バンドに周波数分割して、各周波数バンドのエネルギー平均値を測定します。瞬間的な周波数ピークではなく、特定の周波数帯域で解析できますので、より定量的なスペクトラム解析に向いています。

# 周波数レスポンス解析 (1/3 Octave)
afa_oct_1_v1000.jpg

# 周波数レスポンス解析 - 測定レベル値表示
afa_oct_val_v1000.jpg

# 周波数レスポンス解析 - ピークホールド
afa_oct_hold_a_v1000.jpg

FFTモード
全測定周波数で瞬間的なFFT解析をおこないます。スプリアス、複数の高調波が発生しているケースなど、瞬間的な周波数ピーク状況を測定表示できます。

# FFT解析
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# FFT解析 - ピークホールド、Slope OFF
afa_slope_off_v1000.jpg

FFTモードでは、スロープ調整機能によってFFTグラフの傾きを変更して表示することができます。観測対象となる音源には依存しますが、このスロープ調整(3dB/oct、中心周波数1kHz)により、FFTグラフ表示をより見やすくすることができます。

# FFT解析 - ピークホールド、Slope ON(3dB/oct、中心周波数1kHz)
afa_slope_on_v1000.jpg

「Audio Frequency Analyzer」の詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

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posted by toons at 23:59| Comment(0) | 日記

2024年11月21日

アップデート -「Vibroscope」ver 9.0 - 振動レベル測定・解析ツール

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「Vibroscope」をバージョン 9.0 にアップデートしました。

最新バージョンで、iOS18.1に対応し、UIデザインの更新、内部処理の最適化と安定性の向上を図りました。

「Vibroscope」は、iPhoneの加速度センサーを使った振動計測/解析アプリです。

このアプリは、直接耳で聞こえないような低周波振動を可視化してモニター表示することができます。

水平方向を2軸ベクトル表示、鉛直方向を時間軸波形でグラフィカルに表示しますので、直感的に振動レベル(加速度:単位 m/s2)をチェックできます。

<応用例>
・自動車、電車などの乗り心地や運転操作の解析評価
・車通行、工場騒音などによる振動(床や壁の加速度、周波数成分)を解析評価
・オーディオ機器などのハウリングなどの振動計測
・地震などの振動加速度の計測
・体の揺れ検知によるバランス感覚テスト

#Mainモード:振動解析グラフ(瞬間加速度)リニア表示(Linear)
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床、机などに置いての使用や手持ちでも使えるように、iPhone端末の姿勢に関係なく水平、鉛直方向を自動判定します。計測動作中にグラフ表示の軸方向を入れ替ることもできます。

vs_main_zy_v900.jpg vs_main_xz_v900.jpg

#Mainモード:振動解析グラフ(瞬間加速度)対数スケール表示 (Log)
vs_main_log_v900.jpg

#Mainモード:振動解析グラフ(平均加速度) (Average)
vs_main_average_fast_v900.jpg vs_main_average_slow_v900.jpg

さらに、FFTアナライザーにより、低周波振動の周波数成分を解析する機能を搭載しています。振動源の特徴を調べるのにも利用いただけます。

#FFTモード:振動周波数成分・分析グラフ
vs_fft_axes_v900.jpg

vs_fft_axis1_v900.jpg vs_fft_axis2_v900.jpg

本アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png
posted by toons at 20:00| Comment(0) | お知らせ

2024年11月15日

アップデート -「Magnetscape」ver 7.0 - 磁気レベル測定・解析ツール

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「Magnetscape」をバージョン 7.0 にアップデートしました。

「Magnetscape」は、iPhone内蔵の磁気センサーを利用して、目に見えない磁界を観測するアプリです。

最新バージョンで、iOS18.1に対応し、UIデザインの刷新、内部処理の最適化と安定性の向上を図りました。

われわれの身の回りにはさまざまな磁界があります。たとえば、大型のモーターやコンプレッサー、また金属が近くにあるだけでも磁界は変動します。何もないような場所でも地磁気 (地球の磁場) が存在し、その影響をうけています。

「Magnetscape」は周囲の磁界をリアルタイムにモニターすることができ、実生活で様々な用途にご利用いただけます。例えば、静磁界の調査、交流磁場 (電磁場) での低電磁場の探索、金属探知などにも利用可能です。

本アプリには磁場観測のための3種類の測定モードがありますので、目的に合わせてお使いください。

・スコープ (Scope)
mag_scope_1_v700.jpg

磁界の強度(単位:uT)を数値表示するとともに、磁界の大きさと方向がわかるようなグラフィック表示(レベル円)をおこないます。


・時間推移グラフ (Time)
mag_time_v700.jpg

磁気センサからのRAWデータ(未加工データ)とセンサ内補正後データの時間推移を表示します。


・周波数解析 (FFT)
mag_fft_v700.jpg mag_fft_hold_v700.jpg

変動する磁場に対してFFTによる周波数解析を行います。また、ピークレベルをホールド表示することで、各周波数成分の最大値を観測できます。

本アプリの詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png
posted by toons at 09:00| Comment(0) | お知らせ