2018年04月27日

Accuphase E-302B

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アキュフェーズ(Accuphase)のプリメインアンプ E-302B です。オーディオの黄金期の製品です。

アキュフェーズ製品といえばシャンパンゴールドが一般的ですが、これはとても珍しいブラックの精悍な外観をしています。1984年に突然変異のごとく、艶のあるブラック仕上げでリリースされました。同社のプリメインアンプとしては5代目の製品で、シャンパンゴールドタイプのE-302と併売されていました。

細かい操作ボタンやツマミなどをサブパネルに収めて、とてもすっきりしたデザインになっています。間接照明のオレンジのパワーメーターが印象的です。この製品以降のプリメインアンプはこのようなデザインとハードウェア構成を踏襲していきます。

この当時、高級オーディオ製品といえばブラックパネルというのが定番で、同社もその流行に乗るかどうか苦慮していたものと思われます。このようなブラックパネルはプロ向け製品には採用されましたが、その後のコンスーマ製品には採用されることはありませんでした。

このアンプを入手して33年もの歳月が経ちましたが、故障らしい故障は一度もありません。いまだに現役マシンとしてサブシステムの中で活躍しています。

ちょうどCDプレーヤーの登場した時代であり、デジタルソースへの対応を図ったアンプのようです。セパレートアンプ、C-222とP-266の設計思想とデザインをシンプルに反映したモデルのように思います。

パワーアンプ部の出力段にはPc120Wのトランジスタ4個によるパラレル・プッシュプル構成、ドライブ段にはMOS FETを採用しています。700VAのトロイダルトランスを搭載して、120Wx2(8Ω)の出力が可能です。また、プリアンプとパワーアンプを分離して、それぞれ独立アンプとして使用できます。

この機種以前のアキュフェーズのプリメインアンプは、コントロールアンプ機能にこだわっていましたが、この機種ではプリ部をできるだけシンプルにして、音の鮮度を上げる方向でチューニングされたようです。いわゆるアキュフェーズ・トーンがあまりきつくない感じだと思います。

このアンプはかなり発熱しますが、やはりシンプルな回路構成のおかげでトラブルが発生しにくいようです。これからも末長く使っていきたいと思っています。

このアンプ E-302B の製品概要はつぎのとおりです。アキュフェーズ社のウエブサイトで、製品カタログが今も公開されています。

Accuphase E-302 : https://www.accuphase.co.jp/cat/e-302.pdf

posted by toons at 07:55| Comment(0) | サウンド
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