2018年05月29日

自作電源ケーブル - TUNAMI NIGO & P-046 & C-046

tunami-nigo-pc046.jpg

オヤイデの「TUNAMI NIGO」ケーブル、電源プラグ「P-046」、IECコネクタ「C-046」を用いた電源ケーブルです。

「TUNAMI NIGO」ケーブルは、以前スピーカケーブルとして利用していましたが、取り回しが非常に難しいので、電源ケーブルに転身させることにしました。

スピーカケーブルとしては、情報量も多く低域の厚みが抜群でしたが、どうもあまり好みの音ではありませんでした。
電源ケーブルでも音質が変わるのは確かですので、このケーブルでどう変わるかと試した次第です。

「TUNAMI NIGO」はもともとスピーカー/電源ケーブルとして開発された製品です。古河電工のオーディオ用線材PCOCC-Aが製造中止になったため、すでにディスコンになっています。このケーブルは、5.5sqの超極太(太さ1.4cm)で、切断作業も一般的な工具では大変でした。
(現在は、102SSCという純度の低い特殊銅線をつかって、「TUNAMINI NIGO V2」として製造されており、外見は一緒ですが音質はまったく別物になっているようです。)

p046.jpg

電源プラグはケーブルの太さと硬さにあわせて、同じくオヤイデの製品「P-046、C-046」にしました。
オヤイデのオリジナル製品で、透明感のある赤色のカバーが印象的です。電極はリン青銅に24K金とパラジウムの2層メッキを施したもので、ボディーも重量感があり、5.5sqまで対応できるしっかりした作りです。

c046.jpg

新しい電源ケーブルは、全長2.2m、重量800gと、とても存在感のあるものになりました。

純A級パワーアンプとフルデジタルアンプに接続して試してみましたが、純正ケーブルに比べ、いづれも低音の解像度がアップして、重心がぐっと下がりました。情報量も向上して、奥行き感もすごく出るようになります。HDDオーディオプレーヤーの電源ケーブルとして、普段利用しているLUXMAN「JPA-15000」とも比較してみましたが、自作電源ケーブルのほうが圧勝でした。

「TUNAMI NIGO」はスピーカーケーブルとしてはなく、電源ケーブルとして利用するのがベターなようです。やはり、耐電圧600V最大30アンペアの電力が伝送できる導体断面積(5.5SQ)が、電源の安定化、低インピーダンス化に大きく貢献していると思います。

TUNAMI NIGO 仕様
導体:PCOCC-A (*1)
線径:5.5Sq(69本/0.32mm)
構造:2芯キャプタイヤ構造
絶縁体(内部):高分子ポリオレフィン
絶縁体(外部):電磁波吸収体混入高分子ポリオレフィン
外装:ポリウレタン
シールド:1層-電磁波吸収体、2層-半導体(カーボン)層、3層-銅箔テープ
外径:14.0mm
定格:600V/30A PSE認証品

P-046、C-046 仕様
本体;PBT+GF30%
カバー;ポリカーボネイト
ブレード:リン青銅
メッキ:厚肉24K金メッキ(1.5μm)+パラジウムメッキ(0.3μm)の2層
取り付け方法:ネジ止め式
適合ケーブル径: 〜17mm
適応ゲージ:〜 AWG10(5.5sq)
定格:125V・15A PSE認証品
備考;パーツ類は全て完全非磁性体

(*1) PCOCC-A
PCOCC(Pure Cupper Ohno Continuous Casting Process:単結晶状高純度無酸素銅)は、一方向性凝固組織の特徴を持つ高純度銅線で、1986年に古河電気工業によって開発されました。
銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、OFC導体としては結晶粒界が極めて少ないことから、オーディオ用ケーブルの導体として長年採用されていました。ただし、PCOCCは非常に硬い線材のため、アニール処理(焼き鈍し)をして柔軟性を持たせたものがPCOCC-Aと呼ばれています。東日本大震災後の国内マーケットの低迷を受けて、2013年12月末で製造販売を終了しています。
posted by toons at 12:57| Comment(0) | サウンド
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。