2018年07月30日

MarkAudio OM-MF5 試聴と周波数特性の測定

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ONTOMO MOOK「これならできる特選スピーカーユニット マークオーディオ編」の付録である MarkAudio フルレンジユニット OM-MF5 を手持ちのバスレフボックスに組み込んでみました。

このボックスは、FOSTEXのE82、8cm用に設計された小型汎用エンクロージャで、5-10cmクラスのユニットの比較試聴によく利用しています。4Lのバスレフ、Fb 85Hz、重量2.1kgです。

初めて音出しをしたとき、再生帯域バランスがすこし変な感じで違和感がありました。音楽再生の開始から約4時間くらいでほぐれてきたようで、かなり分解能が高くて鮮度の高いサウンドが聴こえてきました。

実質5cmの振動板から再生しているとは思えないような低域の再生能力もあり、FOSTEXのユニットでは聴いたことのない明るいサウンドです。日本メーカーにはない独特の音色ともいえるかもしれませんが、かなり気に入りました。

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ちょうど手元にあったFOSTEX M800とMarkAudio OM-MF5を比較すると、振動板サイズはほぼ同じですが、見た目の大きさはかなり違います。OM-MF5のほうがマグネットが大きくて存在感があります。さらに、フレームの剛性も高くて5つ穴があいており、とても強固に取り付けられます。

それぞれユニットは金属製振動板ですが、OM-MF5は直径56mm(エッジを含めると66mm)、FOSTEX M800は直径54mm(エッジを含めると70mm)で、ほぼ同じサイズでした。M800のほうがセンターキャップが大きいので
振動板は見た目すこし大きく見えます。

Freq-OMMF5-E82B.png

また、iPhone用オーディオアナライザーアプリ”Audio Frequency Analyzer”で、周波数特性を1/3オクターブバンドで計測してみました。ピンクノイズ、軸上50cmでの計測です。50Hz以下はほとんど出ていませんが、割とフラットで素直な周波数特性でした。

Freq-OMMF5.png

MarkAudioが公表しているOM-MF5ユニットの周波数特性はこんな感じですので、ほぼ同じ傾向が出ています。

OM-MF5 主要スペック
・振動板材質:マグネシウム・アルミハイブリッドコーン
・インピーダンス:4Ω
・出力音圧レベル:85.4dB
・定格入力:8W
・最低共振周波数Fo:124Hz
・バッフル開口径:φ70mm
・外径寸法:φ103mm

T/S parameter
・Revc. = 4Ohm
・Fo = 124 Hz
・Sd = 0.0028 m2
・Vas = 0.9 Ltr
・Cms = 0.80 o/N
・Mmd = 1.96 g
・Mms= 2.05 g
・BL= 2.62 TM
・Qms= 2.58
・Qes= 0.79
・Qts= 0.60
・SPLo= 85.4 dB
・Power = 8 Watts(Nom)
・X max = 3.5 mm (1 way)

さすがに、連日35℃を超える猛暑の状況では、まったく工作の意欲が湧きません。しばらくこのボックスでチューニングしながら鳴らして、OM-MF5ユニットのエージングをすすめていきたいと思っています。
posted by toons at 20:43| Comment(0) | サウンド
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