2019年06月11日

京の迷路 - 三条御池

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三条天神川をすこし西に入った嵐電天神川駅近くの交差点。

久しぶりにこのあたりを通る機会があって、ふと見上げると「三条御池」の地名表示が、、、目が点になりました!

京都の旧市街(洛中)は碁盤の目、つまり道路が直角に交差してグリッド構造をしています。
これを利用して、東西南北の通り名を用いて座標上の一点を示す地名ルールがあります。たとえば、南北の烏丸通と東西の三条通が交わる場所は「三条烏丸」といった感じです。

三条通と御池通は「京のとおり名歌」で「まる、たけ、えびす、に、おし、御池、あね、三、ろっかく、たこ、にしき」と唄われているように、東西方向に平行した道路です。

「三条御池」の地名は、本来交わらないはずの平行する二本の道路がクロスするという不思議な事態なのです。

三条通は西に向かって嵐山まで通じる長い道路で、御池通はもともと天神川通までの道路でした。
三条通が葛野大路通を越えたあたりから北西へすこし屈曲しているところに、新たに延伸された御池通が合流してしまったのが原因のようです。
2008年の地下鉄東西線の延伸に伴う道路整備によるものだそうですが、この交差点の存在は知りませんでした。

「三条御池」の名称が正しいのはわかるのですが、わざわざ混乱を招くような地名をつける必要はなかったのではないでしょうか。逆に話題作りなのかもしれませんが。
posted by toons at 19:12| Comment(0) | 日記
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