2020年07月06日

スコット・ラファロ(Scott LaFaro)

今日はスコット・ラファロの命日。

1961年7月6日、25歳の若さで亡くなりました。ニューポートジャズフェスから帰りの交通事故でした。NY「ヴィレッジ・ヴァンガード」での伝説的なライブからわずか11日後のことです。

スコット・ラファロが、ビル・エヴァンス・トリオでベーシストとして演奏した公式アルバムは4枚、「ポートレイト・イン・ジャズ」「エクスプロレーションズ」「サンデー・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」「ワルツ・フォー・デビー」、1959年から1961年の2年間に録音されたものです。

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「サンデー・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」「ワルツ・フォー・デビー」は、6月25日のNY「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブアルバムで、ビル・エヴァンスのピアノトリオの最高傑作ともいわれています。

二枚のアルバムはスコット・ラファロの死後にリリースされ、絶賛されました。(「サンデー・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード」は追悼盤として先行発売され、スコット・ラファロのベース演奏が活きた曲がセレクトされています。)

わたしもこの日のセッションがビル・エヴァンス・トリオのベストパフォーマンスだと思っています。

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彼等のピアノトリオの演奏は、この時代の常識であるリズムパート(ピアノ)が主役の演奏スタイルではなく、ピアノもベースもドラムも対等な関係で、インタープレイ(プレイヤー同士が互いに主従にこだわらず掛け合いのように協調演奏する)といわれる互いの演奏を触発しあうようなライブ・パフォーマンスです。

ビル・エヴァンスのピアノ、スコット・ラファロのベース、ポール・モチアンのドラムがそれぞれソロ演奏しているようでありながら、完全に調和している演奏スタイルを確立しました。スコット・ラファロの歌うようなベースの存在がなければ、実現できなかったスタイルだと思います。

久々に、6月25日のビレッジ・ヴァンガード・ライブの完全版アルバム「The Complete Live At The Village Vanguard 1961」を通しで聴きました。

59年前にタイムスリップして、繊細かつ緊張感のあるライブ・パフォーマンスを聴けることに感激!

ミュージシャンの熱演、それとは対照的にリラックスした客席のざわめき(客も少なく、あまり演奏を聴いていないかも!?)、、、いかにして臨場感あふれるサウンドを残せたのか、当時の優秀な録音エンジニアにも感謝しつつ、合掌。

*スコット・ラファロのディスコグラフィー(参考)
https://www.jazzdisco.org/scott-lafaro/
https://www.jazzdisco.org/scott-lafaro/discography/
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posted by toons at 23:46| Comment(0) | 日記
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