2020年10月06日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.5 - 試聴雑感(1)

◉ 10月某日
いつもの雑誌付録のオーディオチェックCDで、左右チェネル、極性の確認から開始。

ん、なんかおかしいと思ったら、右チャネルを+−逆に結線していました。

極性を合わせて再開。一聴、バランスの良い音。(使い古された言い方!?)

ここらで一度特性を見てみることに。

OM-MF4_計測風景(1).jpg

定位置に配置し、軸上1mにて左右をチェック。(心持ちスピーカーが低いけど)

スペアナアプリ"Audio Frequency Analyzer"をつかって、ピンクノイズ、1/3octバンド、約10秒HOLDにて周波数特性を測定。

*OM-MF4 周波数特性(右チャンネル)
OM-MF4_RTA_R(2).png

*OM-MF4 周波数特性(左チャンネル)
OM-MF4_RTA_L(2).png

左右とも200-400Hzが落ちているように見えてますが、100-160Hzが盛り上がっていると思われます。

もう少しダクト共振周波数が低めであればよかったのかな。スロート開口を狭めればよかったかもしれません。

左右の特性差もほとんどなさそうなので、空気漏れの心配はないと言うことで一安心です。

500Hz以上はユニット特性そのもので、フラットになっているのは感心します。

ここで一昨年のOM-MF5との特性比較です。
アンプボリューム位置は同じ、ピンクノイズによる周波数特性。

*OM-MF4 周波数特性
OM-MF4_RTA(2).PNG

*OM-MF5 周波数特性
OM-MF5_RTA(1).PNG

OM-MF5の方が全体的に5dB程レベルが高いですね。

OM-MF4は中高域が平坦なのがわかります。

ボックスは、OM-MF5が通常のバスレフ型で当時fd=80Hzとして設計しています。低域は63Hzまでダクトが効いているようです。

今回のOM-MF4は変則バスレフなのでfd=120Hzで、その下は自然減衰しているような特性に見えます。

つづく
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posted by toons at 00:07| Comment(0) | オーディオ
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