これは、なにもアプリを立ち上げない状態でのタスクマネージャーの表示です。ほんとひどいですよね!

超重いOSのせいだと思いますが、メインメモリ4GBのほとんどを占有して、起動したアプリはディスクキャッシュで動作しているようです。
ということで、やはりメインメモリを増強しないかぎり、このマシンは実用レベルにはならないと判断できます。

DELL Inspiron 3647 の搭載メモリは、一世代前の DDR3-1600(PC3-12800)、SKハイニックスのメモリモジュール4GB(HMT451U6AFR8C-PB)が載っていました。
いまやDDR4の時代、メジャーメーカのDDR3メモリモジュール生産はもう終了しているはず。
そう、まだ市場に玉があるうちに入手していかないと!
というわけで、換装できそうなDDR3メモリモジュールを探して、この製品(8GB x 2)をAmazonで見つけました。

・Silicon Power 240Pin DIMM DDR3-1600 SP016GBLTU160N22
有名ブランドのメモリ製品はすでにDDR4に移っていて、DDR3はあやしげなメーカばかりになっています。以前つかったことのあるシリコンパワーのメモリモジュールを格安で発見。しかもAmazon内のメーカーショップ。
市場価格はひと昔前の 1/2 〜 1/3 の安値。メモリビット単価は着実にダウンしています。いまや、DDR4の方が安いので、需要はDDR3からDDR4にすでに移っているということでしょう。
前回の経験をもとに、PCを解体!

今回はファンカバーを外すだけで、簡単にメモリモジュール交換できることできました!事前に、ネット情報のチェックはとても重要ですね!
前回の反省ともとに、メモリソケットをエアダスターでホコリを飛ばし、KURE クイックドライクリーナーで洗浄しておきました。間違っても接点復活剤などは使用しないように!

ちょっと不安でしたが、無事起動してよかったです!

PCパフォーマンス計測は、Windows Vistaから搭載されていたWindowsエクスペリエンスインデックスと同等なWinSatでおこないました。計測結果はWindowsエクスペリエンスインデックス風に変換表示してます。
WinSatの機能はWindows10でもいまだに存在していますが、わざわざPoweShellで実行しないと計測できません。Windows8.1以降なくなってしまったのは、OSアップデートでパフォーマンスが大幅低下してしまうことを隠蔽したかったのでは!?
#メモリ増設前(メインメモリ:4GB)

#メモリ増設後(メインメモリ:16GB)

これを見る限り、メモリパフォーマンスは 5.9 → 8.7 に向上しました!メモリがらみでは十分な性能みたいです。
実際、以前はブラウザを立ち上げるだけで、ほかのアプリは停止する状態でした。いまは、とっても軽やかに動作してますので、マルチタスクもちゃんとできているようです。こんどはHDDアクセスがボトルネックになっています。
あと、HDDをSDD化すれば、もうすこし早くなりそうですが、、、
コスト面もあり、、、とりあえず、この状態でしばらくお試しですね!
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電源を入れましたが、メインスイッチがオレンジで点滅しています。
これでいいのですね?
点滅はどのくらい時間かかりますか?
電源LEDオレンジ点滅は、メモリ接触障害またはメモリ不具合が考えられます。再度、メモリモジュールの付け直し、メモリ端子の清掃等をやってみたらいかがでしょうか。
ご参考)
https://www.dell.com/community/ja/conversations/%E4%B8%80%E8%88%AC-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E8%89%B2%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%8C%E7%82%B9%E6%BB%85/647f4105f4ccf8a8de8ab291