2020年12月25日

ペリカン スーベレーン M400

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ペリカン スーベレーン M400 (Pelikan Souverän M400) F 細字 緑縞

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世界中の万年筆好きが絶賛する本物、定番中の定番。それが「ペリカン スーベレーン M400」

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自分自身が欲しくて、使ってみたくて、、、でも、、、

結局、パートナーにプレゼントした万年筆です。

なにしろ、今使っているセーラーの長刀研ぎ万年筆に恋してしまっていたので。

それにしても、ペリカンだとすぐにわかるストライプ模様は美しくて、繊細なペン先とともに見惚れます。

スーベレーン・シリーズの胴軸(ストライプ部分)の素材はセルロース・アセテート、植物繊維からつくられるバイオプラスチックの一種です。メガネフレームなどでよく使用されています。
なお、この素材はPH2〜10の水につけておくと加水分解を受けて低分子化されますので、水分には要注意です。水に浸けおきしたら、膨張して割れてしまったという話もあります。

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久しぶりに、メンテナンスのため、手元に戻ってきました。しばらく使わないうちに、内部でインクが固まってしまったとのこと。

ペリカンのスーベレーン・シリーズはすべて一体型インク吸引式なので、雑に扱うと壊れてしまいます。カートリッジ式の万年筆のように、ボディごと水没させるわけにもいきません。

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ペン先の半分だけを水に漬けて、固着したインクが自然に溶け出すのを待ちます。決して、首軸部分を水につけないこと。

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そして、インク吸引メカニズムで水が吸いあげられるようになったら、きれいな水で吸引と放出を繰り返して、インク色が出なくなれば修復完了です。

幸いにも純正インクしか使用していなかったようで、無事に回復しました。もし顔料系インクで固着させてしまっていたら、お手上げでした。

それでは、純正インクで試し書き!

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しばらく使われていなかったためか、最初は硬くてカリカリした書き味、試し書きを続けていくと、、、ペリカンならではの書き味が戻ってきました。14Kペン先はしっかりした安定感がありながら、自在にコントロールできて快適です。

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ペリカン ロイヤルブルー 4001

とってもきれいで鮮やかなブルー。水性インクなのでとてもスムースに書けますが、ちょっと紙質を選びます。

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最後に、「セーラー プロフィット21 長刀研ぎ」と「ペリカン スーベレーン M400」とのツーショット!

やはり、「ペリカン スーベレーン M400」のほうが、ひと回り小さくてコンパクトなため、男女を問わず持ちやすく、とても素晴らしい万年筆だと実感。

ペリカンならではのなめらかな書き味は別格、これに魅入られたら、もうモンブランもセーラーも目に入らなくなるかも。デザイン、質感の素晴らしさを含めてトータルバランスでは一番ですね。

もし、万年筆初心者に一本だけ選んでほしいと頼まれたら、この「ペリカン スーベレーン M400」を推薦するでしょう。
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追記 (2020/12/27)
「ペリカン スーベレーン M400」と「セーラー プロフィット21 長刀研ぎ」のサイズを実測しました。筆記時(キャップを後部に装着)でのサイズです。

・ペリカン スーベレーン M400:全長 149mm x 胴軸 φ12、重量 15g
(収納時 127mm、キャップ径 φ13 [クリップ除く])

・セーラー プロフィット21 長刀研ぎ:全長 155mm x 胴軸 φ13、重量 22g
(収納時 142mm、キャップ径 φ16 [クリップ除く])

「ペリカン スーベレーン M400」は胴軸がスリムで全長も若干短いためにかなり軽量です。一方、「セーラー プロフィット21 長刀研ぎ」は上位機種「ペリカン スーベレーン M600 or M800 」と同等なサイズ感です。
posted by toons at 23:48| Comment(0) | 日記
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