先月新たに、MacBook Air(M1)が増えて、3台の PC を併用している状態、どうもこれが一因かと。
それぞれのマシンのキーボードにあわせ、手首の角度がその都度変わって、いわゆる手首の腱鞘炎のような感じになっているようです。
Win10 マシンのキーボードは、「Majestouch NINJA Tenkeyless 」!

数年前に導入したメカニカルタイプのキーボードで、しっかりしたキータッチを味わえるのですが、、、それなりに高さがあり、この取り扱いがどうも問題のようです。
単体キーボードなので、サンワサプライの低反発ウレタン・リストレストを使用していましたが、フルサイズキーボード用で無駄なスペースをとるので最近は利用していませんでした。(しばらくつかっているうちに徐々に沈みんでくる違和感もあったので。)
リストレスト無しだと、手首が中空で放置されることになり、それがこのトラブルのトリガーだったようです。
そこで、しっかりした木製リストレストを新たに購入しようかと考えたのですが、、、ちょっと高価なのと、個体差も大きそうなので、自作してみることに!

以前から、100円ショップ「セリア」で四万十川ひのき無垢材をたくさん売っているのを見かけて、DIYのために木目の良いものが買い貯めていました。
木製リストレストをこの四万十川ひのき無垢材でつくってみました!

この木材は 30cm x 10cm x 1cm、すこし高さが足りないため、2枚貼り合わせました。天然無垢材なので反りが必ずありますが、それを相殺するように接着!

FILCOの天然木リストレストを参考に、リストレストの上面カーブをきれいに出すべく、カンナで削り、側面エッジも痛くならないようにラウンド加工に。

横幅は30cmですが、「Majestouch NINJA Tenkeyless」のメインキー領域をカバーできているので十分でしょう。方向キーのタッチ頻度は普段それほどではないですし。ワンサイズ小さいキーボード MINILA や HHKB だとジャストサイズですね。

このまま塗装はせず、白木のままでいこうかと思っていましたが、つかっているうちに手垢で汚れるのも残念なので、オイルフィニッシュにしてみました。

「大島椿 100% つばきオイル」、つげ櫛のメンテナンス用として購入したものです。ちょっと高価なので、先日のスピーカ塗装には使えませんでした。

つばきオイルを全体に薄く塗ってみると、きれいな木目が浮かび上がってきました。オイルの浸透性はそれほどでもないようなので、複数回の塗布が必要な感じですね。
つばきオイルはヘアケアオイルとして広く利用されているので、生体での安全性も大丈夫でしょう。将棋の駒や碁盤などにも塗られているようです。
新しいリストレスト、天然木ならではのやさしい感触、手首の角度も緩和されて、あまり疲れは感じません。まあ自作なので微調整も自在ですし、これでしばらく試してみましょう!
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腱鞘炎持ちなので、リストレストを試したいと思っていましたが、天然木のものはすこし高価なので購入するのを躊躇していました。
こんな簡単にDIYできるのならチャレンジしてみたいです。
コメントありがとうございます。
セリアの四万十川ひのき材は現在も販売されていますので、ぜひチャレンジしてみてください。MajestouchテンキーレスやHHKBのようなショートサイズのキーボードであれば、この板材(長さ30p)で十分対応できると思います。
よろしくお願いします。