2021年10月19日

ジャクリーヌ・デュ・プレ

JacquelineDuPre-1.jpg

本日はジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline du Pré)の命日でした。

彼女は1987年に42歳の若さで亡くなっています。多発性硬化症(MS)のため、1961年から73年までのわずか12年間の活動期間でしたが、とても素晴らしい情熱的なチェロ演奏を残しています。ふと思い出して久々に聴きました。

エルガーのチェロ協奏曲が有名ですが、このアルバムのドヴォルザークのチェロ協奏曲(1967年)も素晴らしい。その演奏はまさにジャケットの表情のとおりでしょう。
そして、サン=サーンスのチェロ協奏曲(1971年)のときには多発性硬化症の症状がもう出始めていたようですが、まったくそれを感じさせない渾身の演奏です。時を超えた感動をありがとう。
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2021年09月17日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その6 - 最終章

+ツイーター.jpg

高域のエネルギー感を上げるために、ツイーターを追加してみました。

裏配線.jpg

まずは、OM-OF101 だけの 水平角 30°特性を再度確認。4KHz くらいからなだらかに下げっているのがわかります。

- OM-OF101フルレンジのみの周波数特性(水平角 30°)
30度(FullRange).PNG

ツイーターとつなげるのであれば 8k〜12kHz クロスが妥当な感じがします。

今回、追加するツイーターは DigiFi No.20 の付録、Olasonic 製のスーパーツイーターです。
1年くらい前に付録のみ格安で売っていたものを入手、本箱の片隅で忘れ去られていたものにぜひ歌ってもらいましょう。

まずは、スーパーツイーターのみの周波数特性、手持ちのコンデンサを変えてみましょう。

パーツ箱にある使えそうなコンデンサーの静電容量としては、0.22μF、1.0μF、1.5μF、3.3μF の4種類。メーカーはバラバラ、かなり以前に使っていたものが含まれています。ブチルゴムのカスが残っていたりと見た目悪いので写真は撮りませんでした。

OM-OF101 の 水平角 30°特性に合わせるため、Olasonic ツイーター軸上から 同じ角度 30°の周波数特性を計測してみます。

- Olasonic ツイーター 周波数特性(C=0.22μF)
c0.22u.PNG

- Olasonic ツイーター 周波数特性(C=1.0μF)
c1.0u.PNG

- Olasonic ツイーター 周波数特性(C=1.5μF)
c1.5u.PNG

- Olasonic ツイーター 周波数特性(C=3.3μF)
c3.3u.PNG

0.22μF はさすがにレベルが低い。
1.0μF は 10kHz、1.5μF はもう少し低く 6kHz くらいは出ていそうです。
3.3μF だと 2〜2.5kHz までエネルギーありそうですね。これはちょっと被りすぎでしょう。

1.0μF と 1.5μF でフルレンジとつなげてみます。水平角 30°での周波数特性の比較です。

- OM-OF101+Olasonic ツイーター 周波数特性(C=1.0μF)
30度(c1.0).PNG

- OM-OF101+Olasonic ツイーター 周波数特性(C=1.5μF)
30度(c1.5).PNG

1.0μF でつないだ方は 16kHz まで伸びるようになりました。位相の関係か 1.5μF の方が 10kHz 以上のレベルが下がります。無難なのはやはり 1.0μF でしょうか。

次は軸上での周波数特性を測ってみます。バッフル面からのオフセット距離を 0mm / -15mm / -20mm と後退させてみます。

- OM-OF101+Olasonic ツイーター 周波数特性(bd=00mm)
B00mm(2).PNG

- OM-OF101+Olasonic ツイーター 周波数特性(bd=-15mm)
B15mm(2).PNG

- OM-OF101+Olasonic ツイーター 周波数特性(bd=-20mm)
B20mm(2).PNG

20mm はかなり 10kHz から上が下降。バッフル面と同じ場合は 4kHz から徐々に下 がっている感じです。

15mm くらいが高域の伸びが確認できます。OM-OF101 ユニットのボイスコイル位置が 12〜15mm あたりなので、やはりボイスコイル位置を合わせるのが定石なんでしょうか。後は聴きながら位置は微調整していくことにします。

他に極性も変えてみれば良いのですが、一旦この状態(C=1.0μF、bd=-15mm、正相)にて何曲か流してみます。

一聴して高域のメリハリ感がでてセンター定位もくっきり。スーパーツイーターなのでつながりも自然です。

女声ボーカルのさ行も雑味感なく歌ってくれます。低域のベースラインも気持ちタイトな方向に変化したように感じます。これはエージングの効果かもしれません。

最後に、同じ 10cm フルレンジユニット、ステレオ誌 2012年8月付録 ScanSpeak 10F/8422-03 との特性比較を載せておきます。

ScanSpeak.JPG

このボックスは、容量 3.7L、バスレフ リアダクト fd=108Hz で設計したものです。横置で設置する前提なので、縦置だと落ち着かない感が、、、。

- ScanSpeak 10F/8422-03 周波数特性
特性(ScanSpeak).PNG

- ONKYO OM-OF101 周波数特性
特性(OM-OF101).PNG

音圧レベルは同等のようですが、100Hz 以下は落ちています。9年もの歳月の差があるので、同じ条件で比べるのは酷でしょうか。
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2021年09月16日

Apple HomePod mini を導入、周波数特性を計測してみました!!

AirPlay 評価機材として、今更ながら Apple HomePod mini を導入してみました。想像していたより小ぶりの箱。

HomePod min(2).jpg

早速、箱から出して設定をと、、、Home app を削除してしまっていたとか、Bleutooth オフになってたとか、結構手間取ってしまいました。
なんとか設定を終えたところで、Apple Music アプリからの音楽再生は問題ありません。

それでは、ちょっと周波数特性を測ってみましょう。

"Audio Tone Generator - ATG" アプリからピンクノイズを再生しようと AirPlay の機器選択を合わせます。が、iPhone 本体からしか再生できない。ん〜、当初の思惑が・・・

とりあえず iTunes から再生することで測定を進めます。

軸上といっても音場型スピーカーはどちらが正面かわからないので、テーブルの上に載せた状態、距離 1m にて "Audio Frequency Analyzer" アプリで測定。

サイン波 1kHz を再生し大まかな再生レベルを合わせた後、ピンクノイズを再生、HOLD ONにて約15秒ホールド、1/3 オクターブバンド解析での周波数特性です。

・FFT測定結果(再生レベル調整:1m、サイン波 1kHz)
1kHz.PNG

・周波数測定結果(1m、ピンクノイズ、1/3 オクターブバンド解析、HOLD)
PN(4).PNG

160Hz、200Hz のレベルが低いのは、他のスピーカー計測でも現れるので、おそらく定在波の影響でしょう。

筐体サイズの割りに、低音は 63Hz まで伸びてます。高域 2kHz 以上は中域に比べ 2〜4dB 程度低くなり、12kHz 辺りをアクセントとしているようです。

聴感上はこの周波数特性に近い感じで、思ったよりも低音感があり、小音量でも音楽は聴きやすいです。小型なりにドライバーやパッシブラジエーターの設計がよくできていると感じました。

「Hey Siri」の声もちゃんと聞き取ってくれます。

Apple Music アプリは当然なので、一般のミュージックアプリでも試してみました。"Timbre16" アプリ(配信停止)にて音楽再生、再生機器を選択すると無事再生。EQ の切り替えで音色も大きく変化します。

HomePod mini は、手軽に BGM をかける目的であれば充分な機能ですね!
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2021年09月07日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その5 - おまけ

今回のギミック。タッタラーーー、ダクト栓!(そう言えば先日ドラえもんの誕生日でしたね)

OSB 合板の端材から切り出したもの。

ダクト栓.jpg

ダクト穴直径に合わすのに左右合わせて合計6回も無駄に切り抜きました。後ろに見えるのはツイーター用の補助板、塗装途中です。

バスレフモードと密閉モードの見た目はこのとおり。

・バスレフモード
バスレフモード.jpg

・密閉モード
密閉モード.jpg

早速、バスレフモードと密閉モードの周波数特性の違いを!

極端な違いは見た目無さそうですが、密閉モードでは 63Hz レベルが少し下がったような感じです。

・バスレフモードの周波数特性
バスレフ特性.PNG

・密閉モードの周波数特性
密閉特性.PNG

10.5L の密閉で計算すると、f0c (箱に収めた時のユニットf0) は 101Hz あたり、バスレフと比較すると少し腰高の印象になりそうです。

試聴した印象でも密閉モードはやや抑えられた感じの低音、バスレフモードに軍配でしょうか。

密閉モードにする場合は、吸音材を増やした方が良さそうです。
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2021年09月06日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その4 - 完成

朝晩は過ごしやすくなってきました。

完成(表)(2).jpg

完成(裏)(2).jpg

ファストン端子を調達して、やっとボックス完成!

端子(2).jpg

ボックスのサイズはこんな感じ。

サイズ感.jpg

完成したボックスにユニット取付け、結線チェックを兼ねて小音量でミュージックを流しておきます。

設置.jpg

異音などなく極性もOK。まずは左右の周波数特性を測ってみます。

計測(初期)A.JPG

"Audio Frequency Analyzer"を使い、1kHz正弦波でレベルを合わせた後、ピンクノイズ再生、1/3オクターブバンドの周波数特性を見てみましょう。

・F特性計測 (初期) - Lch
01.計測(初期)-Lch.PNG

・F特性計測 (初期) - Rch
02.計測(初期)-Rch.PNG

素晴らしい程フラット。低域も左右に極端な差もないので箱の組立も問題なさそうです。低域は63/80Hzのレベルが同等なので、ダクトチューニングも良さそうです。

とりあえずこの状態で何曲か試聴。

インスト、女性ボーカル、オケ、カルテット、、、ベースのリズムも感じる、楽器の分離も充分、フルレンジなので定位感は問題なし。

ただ何か物足らなさを感じる音。ボーカルが前に出てこない。これは個人の好みの問題なのかなぁ・・・

少し吸音材を減らしてみよう。

・F特性計測 (吸音材減)
03.計測(吸音材減).PNG

63Hzレベルが少し下がる。聴感上もベースの量感が減ったかなという感じはしますが全体的な印象は変わらず。

この時の設置は左右スピーカー間は約130cm、10cmユニットにしてはちょっと広すぎたか。

90cmまで間隔を狭めて再試聴。ちょっとボーカルがはっきりしてきた感じ。

ということで、確認のため再度測定してみます。

04-1計測A.JPG

・F特性計測 (軸上1m)
05.軸上1m.PNG

もう一度、軸上1mの別角度で計測。三脚の足に1m長のタコ糸つけて回転移動、30度の位置を分度器でって、、、分度器どこに隠した???

と、こんな時には"ClinoScope"。iPhoneを回すだけで角度が一発でわかります。(なんやステマかよ!?)

04-2.計測A.JPG

30度特性は如何に。5kHzより高域が見事な程なだらかに下がっています。

・F特性計測 (30度)
06.30度.PNG

もの足らなさは高域特性からか、スピーカー間が広すぎるとユニットの指向性がもろにでてくるのかもしれません。

60度特性もついでにと、ソファが邪魔。しかたなく45度で計測、これは参考程に。

・F特性計測 (45度)
07.45度.PNG

ユニットの設計としては、中低域重視なんだろうなと感じました。

単純なバスレフでも充分な低音感が再現されますし、嫌味な音はほぼ出てきません。ただもう少しメリハリ感が欲しいですが、これは個人の好みの問題ですね。

雑誌内の製作記事にありましたが、適度な響きをもった箱の方が合ってるかもというのはこの辺りにあるのかもしれません。

特定の帯域に味を付けていないということは、真面目に設計されたユニットということでしょう。3Wayのスコーカーに使えば面白そうです。

今後の予定:ツイーターを載っけてみようかと計画中。
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2021年09月03日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その3 - 塗装

長月に入って雨。気温も秋めいてきた感じがします。

部品調達までの間つらつらとニスを塗ります。(この出来映えでほんまかいな)

塗装(表).jpg

裏板は軽く黒スプレーでペイント、こちらは一度塗布なので一瞬で終わり。

塗装(裏).jpg

後は端子とユニットを取り付けるのみ。
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2021年08月31日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その2 - 組立

普通なら夏休み最終日。
ただ最近は教室にエアコンが完備されてきて始まっている学校も多いですね。
夏休みを延長している地域もあるので、保護者、教員の方達の対応は大変でしょう。

週末からコツコツと組み上げ作業に取り掛かっています。

単純なバスレフ構造なので順番に組み上げていけばよいのですが、そこは素人の裁断精度の甘さもあり、色々と苦労するところです。

まずは、バッフル板に補強用の補助板とダクト板を取り付けます。

内部(1).jpg

ダクト板は後で調整できるようねじ止めとしていますが、変更するかどうかはでき次第です。

バッフル板両脇の斜め側板と側板を接着。

外観(1).jpg

やはり斜めカット箇所は隙間ができます。まっすぐ切れているように見えて微妙に曲がっているのでしょう。ボンドが乾いた時点で木工用パテで埋めておきます。

外観(4).jpg

裏板の取り付け。

内部(2).jpg

軽く吸音材を補填しておきます。

内部構造(1).jpg

裏板は同サイズの裏板をねじ止めできるようにして、後から増減して調整できるようにしています。

裏(2).jpg

裏板をはめるとこんな感じ。

裏板.jpg

後は天板を接着します。

組み上げ(1).jpg

ここでもカット精度が悪いので、斜め側板と天板がずれているのが写真でもわかります。やる気があれば後で鉋で調整してみますか。

バックス容積 約 10.5L、ダクトのチューニング周波数をだいたい 75Hz くらいに計算しています。

製作例や推奨箱に対して少し大きめ、ダクト周波数低目でゆったりとした低音が出てくれるといいのですが、狙い通りといくか。

スピーカ端子、ユニットを準備したところで、250ファストン端子の在庫がないことが発覚!買い出しに行かないと。

ということで、完成は週末以降のお楽しみです。それまで水性ニスの塗装でもやっておこうかな。
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2021年08月26日

ONKYO "OM-OF101" スピーカー製作 - その1 - 序章

夏休みの長雨がようやく終わり、気温も秋らしくなることを期待していたのに、ふたたび猛暑が戻ってきました。

ONKYO ”OM-OF101” ユニットを入手して、箱のイメージ図とざっくりとした容量、ダクト計算を済ませ、なんとか木材の裁断図まで起こしましたが、、、
この暑さではカットする気が起こりません。

OM-OF101_Box_image.png

SDGs ではないですが、できる限り余った端材を有効活用していくよう心掛けて、底板は余った棚板、バッフルは DIY で残った OSB合板、その他は廃材の MDF を利用。唯一、裏板だけは MDF (300x300mm) を4枚入手するのにとどめました。

「緊急事態宣言」8道県追加決定となった翌日。設計図を眺めていても音が聴こえてくるわけではないので、意を決して一気に裁断作業へ!

周辺への騒音に気を使い、朝11時から作業開始。お昼休憩を入れながら2時間程度で終了。

斜めカットは気をつけてじっくりと切ったので、まあまあの精度がでましたが、午後1時ごろ最後にした裏板の作業口(後でダクト調整と吸音材の調整)のジグソーでの穴開けは、、、

OM-OF101_Cut.png

写真で見てもぐにゃぐにゃ、ここで力尽きた感。汗だく、体力の限界。目に触れる所ではないのでこのままです。

最後は OSB 合板バッフルに嵌めた ”OM-OF101” を。

OM-OF101_Front.jpg

組立は涼しいところでやりたいなぁ。
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2021年08月21日

「これならできる特選スピーカーユニット 2021年版 オンキヨー編」を入手!

OM-OF101_中身.jpg

今年も ONTOMO mook「これならできる特選スピーカーユニット」の季節がやってきました。スピーカーユニット付録本は今回で12回目だそうです。

発売時期が夏休みも終わろうかというタイミングなのが残念なところです。
お盆前から各地で大雨、長雨がまだ続いている状況なので、「製作にかかるころには天候が回復する」という願いが込められていると信じて!

OM-OF101_ユニット.jpg

今回はまずは何と言ってもスピーカユニット(OM-OF101)がオンキヨー製というのが一番の話題でしょう。
オンキヨーは残念ながら8月1日で上場廃止になってしまいました。伝統のある国産音響メーカーとして、なんとか生き残ってもらいたい気持ちでいっぱいです。

このユニットは写真でもわかるようにバイオミメティクス(生体模倣)という技術が使われています。ムック本の開発者記事によるとトンボの翅からトレースしたとのことです。昔シャープが、扇風機の羽に蝶の羽根を応用した技術に近いんでしょうか。

写真でみると多少気持ち悪さを感じますが、実際のユニットではそれ程悪目立ちする感じはありません。

PM-OF101vsFE83(1).jpg

OM-OF101 ユニットを手で持ってみるとずしっと重いです。
さすが10cmユニット!今までは8cmが主流、昨年が6cmだったので、今回は特に大きく感じます。

ちょうど部屋の隅で埃を被っていたFE83と比較すると、ユニット径、マグネットサイズの大きさがわかります。ユニット重量が800g弱だったので、FE103NVの565gと比べてもかなりの物量を投じているようです。

OM-OF101vsFE83(2).jpg

今年はこれをどう料理するか!?
オーソドックスにバスレフで考えてみようと思っていますが、ユニットを眺めていると少し大きめの密閉も合いそうかな。
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2021年05月21日

高速ダブルバスレフ「Milestone FV2」- 本塗装

milestone_fv2_org.jpg

高速ダブルバスレフ「Milestone FV2」の本塗装。

まずは、ボックス表面を#400の紙やすりでキレイに!すでにやすり掛けは十分されていたので軽くのみ。

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ウォーターベースコート(オーク)を刷毛で全体に塗布。

milestone_fv2_basecoat_oak.jpg

事前テストよりもかなり明るいオレンジに染まりました。

oldwoodwax_steelwool.jpeg

約1日乾燥させて、オールドウッドワックス(チューダーオーク)を超極細スチールウール#0000を用いてボックス全体に塗り込みます。

当初は梅雨入り前に塗装作業を終えるつもりで準備していたのですが、過去最速の梅雨入りのため室内作業になりました。もし、Briwaxだったら強烈な悪臭のため、室内では無理だったと思います。オールドウッドワックスは本当に匂いがなくて助かりました。

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オールドウッドワックスは伸びがいいので、あっという間にボックス全体に塗布できました。全体に1回塗布後、乾燥してしまわないうちにウェスで均一に拭き上げて一旦終了。

オールドウッドワックスの乾燥時間は、接触乾燥が1〜2時間、硬化乾燥が1週間とのこと。他社の蜜蝋系ワックスでは何日も乾燥しなくて困るというケースがあるようなので、このワックスはかなり使いやすいようですね。

milestone_fv2_1st-wax.jpg

事前テストどおりの明るい色目になってしまいました。合板の積層部分がやはり目立つので、もうすこし濃い色合いにしたほうがよさそうです。

ということで一日後、オールドウッドワックスをもう一回塗ってみましたが、あまり濃い色合いにはなりません。ワックスを一度かけてしまうと、再度のワックス掛けでの色浸透はし難いようです。

そこで、ワックスが乾いてから、もうひとつのウォーターベースコート(チーク)をこの上から塗布してみました。この水性塗料はワックス越しでも浸透するようで、色合いがすこし濃くなってくるのが分かります。

実は、最初のワックス掛け後に、スピーカボックスをぶつけてすこし凹んだことがありました。あわてて、水を含ませた布をその部分に当ててみたところ、もとの状態に戻ったので、ワックス越しで水性塗料をかけても大丈夫そうだとわかりました。

あまり濃くしすぎると元に戻せないので、とりあえずこの程度で留めておこうと思います。もう一度、オールドウッドワックスを全体に軽く塗って拭き上げました。

milestone_fv2_wax_teak.jpg

乾燥後に馬毛ブラシでブラッシングしてワックスの艶出しを完了。年に一度くらいはメンテナンスでワックス掛けをしたいと思っています。

これで一連のスピーカボックスの塗装作業は終了。けっこういい感じに仕上がったなと自己満足です!
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2021年05月20日

高速ダブルバスレフ「Milestone FV2」 - 塗装検討

高速ダブルバスレフ 「Milestone FV2」 を入手して、しばらく寝かしていましたが、白木のままというわけにはいかないので、ちゃんと塗装することにしました。

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きれいに木目が出ている合板なので、天然ワックスを試してみることに!

英国製 Briwax の評判がいいので試そうかと思ったのですが、、、
匂いがとても強烈で、塗装した後もずっと残りつづけるようです。Briwax ならではの発色性と艶はとても素晴らしいのですが、健康面などまったく考慮しない古い時代の塗料とのこと。
トルエンやキシレンなど揮発性有機溶剤が混入されていて、室内で使うとシックハウス症候群を引き起す可能性があります。気密性の高い我が家では大問題になりそうなので断念しました。

すこし調べていくと、自然系植物塗料で安全そうなものも結構ありましたが、コスト面、塗装方法、メンテナンス性の課題など。いろいろと問題点が、、、

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結局、もともとやりたかった蜜蝋ワックスに絞って、日本製のターナー色彩「オールドウッドワックス」を選定しました! 

これは、2017年に発売された自然系ワックス、天然素材の蜜蝋が主成分、しかも匂いがほとんどないということで、こちらを選ぶことに。
これに含まれている有機溶剤はイソパラフィン、化粧品にも利用されているので安全性も高いと思われます。

oldwoodwax_basecoat_0.jpeg

オールドウッドワックスは着色と表面コーティングを同時にできる優れもの。しかし、木部への色浸透、発色という面ではBriwaxにはどうも及ばないようです。

そこで、おなじターナー色彩の「ウォーターベースコート」で下地塗りをすることにしました。これは水性塗料なので、刷毛でさっと塗るだけで簡単に着色できます。

oldwoodwax_2.jpeg

オールドウッドワックスのカラーバリエーションは全11色、最初はウォルナットを選択するつもりでしたが、暗い色合いになりすぎるようなので、おなじブラウン系でもすこし明るいチューダーオークという色にしました。

下地材のウォーターベースコートのカラーバリエーションは全15色ですが、かなり着色の具合が違うらしいので、念のためオークとチークの2色を入手しました。オークはイエロー系の明るい色、チークは赤みがかったブラウンです。

手持ちの端材を使って、トライアルテスト!

oldwoodwax_basecoat_Test.jpeg

下地をウォーターベースコートで塗り、上からオールドウッドワックスをかけました。それぞれ単体と重ね合わせの色変化を確認できました。オールドウッドワックスは1回塗りのみ、艶出していませんので単なる発色チェックのみです。

*1 ベースコート:オーク
basecoat_oak.jpeg

*2 ベースコート:チーク
basecoat_teak.jpeg

*3 ベースコート:オーク & チーク(オークの上に、チークを重ね塗り)
basecoat_oak_teak.jpeg

オールドウッドワックス(チューダーオーク)だけでは、薄い焦げ茶といった感じで、あまりピンと来ない色合いです。

ウォータベースコートで下地塗りをして、オールドウッドワックスを塗ったほうが色に深みが出ています。
オークは黄色味が強くて明るい感じ、チークだと赤みの濃い茶系の暗い感じになりました。両者のブレンドはチーク寄りの色目ですが、すこし明るくなって、より好ましい感じです。
これらの知見をもとに、実際のスピーカボックス塗装に入りたいと思います。
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2021年05月19日

ALTEC専用、高速ダブルバスレフ「Milestone FV2」との遭遇!

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高速ダブルバスレフ「MileStone FV2」

七休さん(七休うどんスープ研究所)設計による ALTEC 4インチユニット(405系)向けダブルバスレフで、何十回も試作を繰り返して開発されたとのこと。

10数年前、七休さんのHP上で設計データや測定結果が一般公開されて、デッドコピーでの製作を推奨されていました。ネット上でもたくさんの製作例が報告されていたのを記憶しています。

いつの間にか七休さんのHPは閉鎖され、いまや貴重な設計データは完全に失われています。

どこかに残滓がないかとずっと探していたのですが、、、

とあるビルダーさんが自作ボックスをオク出品されているのを発見、入手に至った次第です。いままで何回も製作されているようで、とても精巧な工作精度でつくられていて感心しました。

milestone_fv2_2.jpeg

ネット上で情報を集めてみると、第1キャビは 6リットル、第2キャビは 4リットル,ダクトは 160Hz、100Hz にチューンされているようです。

<Milestone FV2 ボックス仕様>
・ダブルバスレフ:1st-Cabinet 6L、2nd-Cabinet 4L
・外形寸法:幅180 x 高さ300 x 奥行300 mm
・重量:3.0kg

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手元には 、ALTEC Lansing Professional CF204-8A ユニットが転がっているので、これをボックスに入れてみようと思います。

CF204-8A.jpeg

ちなみに、すいめいさんのブログサイト( Night Has a Thousand Eyes "光と影と音と")をご存知でしょうか?とても興味深い内容なのでご紹介します。

*ALTEC LANSING ゆかりの4インチ
http://blog.livedoor.jp/deep__green/archives/52242409.html

*ALTEC LANSING 405Aの後継機種
http://blog.livedoor.jp/deep__green/archives/52243628.html

アルテック405A 系サウンドを継承したユニットはどれなのかという検討をされ、CF204-8A が直系サウンドだという結論を出されています。たしかに、私も CF404-8AよりもCF204-8A のほうがアルテックらしいウェストコーストサウンドだと思っていました。

とりあえず、この白木のボックスに CF204-8A をいきなりインストールしてしまおうと思っていましたが、ちゃんと塗装することにしました。

このままでは DIY にもならないので、塗装くらいはということで。
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2021年01月18日

MarkAudio OM-MF519 ダブルバスレフ・スピーカーの改造

一昨年に作製した「OM-MF519 ダブルバスレフ・スピーカー」、バッフル面に貼ったコルク素材の劣化がはげしく、もろもろと剥がれてきて見栄えが悪くなったので改修してみました。

コルクは木工ボンドを薄めて貼っていたので剝がすのに一苦労しましたが、なんとかスクレーパーでこそぎ取り、5.5mm厚のMDF板を替わりに貼ることにしました。

OM-MF519_v2_バッフル張替.jpg

ユニットはめ込みの感じになるよう外形に穴を開け、4辺は鉋でテーパーを付けることに。なんとなくTHIELのスピーカーぽくなりましたね。

OM-MF519_v2_底板足.jpg

底板も埃まみれで汚れていたため、少し上げ底+何かに付属していたスパイク状の足を取付(後ろ側は高さ調整可能なように単なるネジです)。

上げ底部分は中途半端な大きさの板しか余っていなかったので、後々交換できるよう木ネジ止めにしました。

OM-MF519_v2_完成(1).jpg

ユニットを取り付けて完成。今回はウレタンニス(ライトオーク)で綺麗に仕上げることができました。

OM-MF519_v2_完成(2).jpg

改めて周波数特性を測り直してみました。
ピンクノイズを再生して、"Audio Frequency Analyzer" アプリで1/3オクターブバンド解析測定をした結果です。

OM-MF519_v2_特性.png

2年前とは測定条件が違うため単純な比較はできませんが、ダブルバスレフの低域の量感を改めて感じることができました。
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2021年01月12日

TEAC VRDS-25x CDプレーヤー修理 その2 - 海外読者からのコメント!

過去記事「TEAC VRDS-25x CDプレーヤー修理」について、海外の読者の方から追加コメントをいただきました。Giuseppe Bassaniさん、情報ありがとうございます。

彼はCDトレイドライブ機構を分解せずに、簡易修理する方法で試したそうです。

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トレイ駆動用ゴムベルトの代わりに、紐を使ってみたようです。撚り合わせた紐を接着剤で固めて接触面積と摩擦力をアップしたのでしょう。

WhatsApp Image 2021-01-11 at 14.00.28-x.jpeg

これならば、ドライブ機構を完全オーバーホールしなくて済むので、分解することによる損傷リスクを回避することができそうですね。

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2020年12月11日

あの音を聴きたい!

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コロナ禍のなか、さまざまな思いが浮かんできます。

そのなかでも、私自身が体験した、、、あの音の記憶

メロディだったのか、あるフレーズ、あるいは一音だけか、いまや記憶の片隅にわずかに残る音

それを頼りに、いまもオーディオと向き合うこと、それは原点を探す旅かもしれません。それが現実逃避と言われようとも。
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2020年12月07日

MarkAudio OM-MF4, OM-MF5, OM-MF519 自作SP 比較試聴!

マークオーディオのフルレンジユニット(OM-MF4、OM-MF5、OM-MF519)を使った自作スピーカ3種類を同一音源で再生させてみました。

それぞれのスピーカーの製作時期やボックス構造も異なりますが、まあマークオーディオのフルレンジユニットの個性は同じような傾向で出ていると思います。

◉ MarkAudio OM-MF4


◉ MarkAudio OM-MF5


◉ MarkAudio OM-MF519


OM-MF5とOM-MF519の動画において、画面がチラついたり、揺れているように見えるのは、床振動の影響を収録機材が受けていると思われます。

なお、収録環境や収録条件はトライアル中なので、音の差異がすこしわかりにくいかもしれません。

収録機材:iPhone8, FOSTEX マイク
音源 : Four More Weeks - Vans in Japan | Copyright - Free Music | YouTube Audio Library
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2020年11月18日

YAMAHA JA-2070 フルレンジスピーカーユニット

YAMAHA_catalog.png

ヤマハは、かつてスピーカーユニットを一般販売したことがありました。
いまから約40年前、1980年代のオーディオ黄金期の頃です。

その中でも際立った存在感を示したスピーカーユニットがいくつかあります。
それは、YAMAHAスピーカー NS-1000M で開発されたピュアベリリウム振動板をつかった製品群です。

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その中の筆頭が JA-2070、ベリリウム・センターキャップをもつ8インチ・フルレンジスピーカーユニット。当時のスピーカユニットのカタログから一部を。

YAMAHA_JA2070_catlog_1.png

YAMAHA_JA2070_catalog_3.png

ヤマハのHPに掲載されているオーディオヒストリー「Yamaha HiFi History」でも JA-2070 フルレンジユニットは代表的製品のひとつとして紹介されています。

https://jp.yamaha.com/products/contents/audio_visual/hifi-history/other/#JA-2070_ancher

<The History of HiFi / JA-2070 記事抜粋>
ナチュラルサウンドスピーカーの第一号機となったNS-30/NS-20に搭載のJA-6002/JA-5002以来、ヤマハではスピーカーシステムを自作するハイアマチュアに向けて主要ユニットの分売を長年行ってきた。

特にNS-1000シリーズやFX-1などのために開発されたベリリウム振動板採用の最高級ユニット群は憧れの存在として世界的にも注目を集め、ドライバー2個をパラレル接合して鳴らす大型セクトラルホーンなどのプロフェッショナルアイテムも含めたラインアップが1980年頃までに出揃った。

とりわけ異彩を放っていたのが、センターキャップにベリリウムを用いた20cmフルレンジユニットのJA-2070である。

このユニット、実は市販スピーカーシステムへの採用実績はなく、自作派のエンスージアスト向けに開発されたものだ。

マグネットはアルニコで振動板は特殊処理の白いペーパーコーン、50ℓのバスレフ型キャビネットに入れて60Hzあたりから20kHz以上までフルフラット再生できるワイドレンジ特性を備えていた。

往年のユニットに詳しい方ならもうお分かりだろう。これはフルレンジの傑作として名高いJBL LE-8Tを強く意識し、現代の技術でそれを凌駕することを目指したモデルだったのである。

価格はLE-8Tを大きく超える6万5000円(1台)。贅を尽くしつつ純朴であることにこだわった、ヤマハスピーカーユニットの隠れた名器である。

YAMAHA_JA2070_catalog_6.png

YAMAHA_JA2070_sch.jpg

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実は、このフルレンジユニット JA-2070 を所有しています。新品購入して、大事に使い続けてきました。

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YAMAHA JA-2070は、わたしの音の原器として、いまも現役で素敵なサウンドを再生してくれています。そのうち、この関連記事を書こうと思います。
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posted by toons at 12:55| オーディオ

2020年11月12日

温度制御はんだこて - 白光 FX-600A

Hakko_FX600.jpg

はんだこてを新調!-「白光 温度制御はんだこて FX600A」

Amazonのセールでたまたま見つけて超格安で入手できました。こういった工具の類はほとんど値引きがないのでとても助かりました。

Hakko_FX600-2.jpg

いままで自宅で使っていたのは、ガンタイプの「goot TQ-77」2段切替式ハイパワー即熱はんだごて。15W(390℃)と90W(560℃)をボタンひとつで切り替えできますが、こて先温度を自動制御しているわけではないので、ウェットスポンジで温度を下げたり、一瞬ハイパワーにしてみたりと、勘を頼りにはんだ付けをしていました。

FX-600Aは、グリップに温度コントローラを内蔵していて、ダイヤルを回すだけで簡単に温度設定(200℃から500℃)ができます。スケルトン・タイプなので、電子基板がまる見えで、すこしカジュアルな感じですね。
(FX-600というスケルトンでないタイプもありますが、セールにならなかったのでこちらを選びました。)

いまや鉛フリーはんだが主流で、はんだ融解温度もかなり上がっているので、手作業によるはんだ付けの難易度は上がっています。とくに、チップ部品のはんだ付けを手作業でするのはたいへんですので、温度管理は必須でしょう。

FX-600Aは、ダイアルで設定した温度に達したかどうかをLED表示(温度上昇中 : 点灯、設定温度到達 : 点滅、温度降下中: 消灯)してくれますので、もう勘に頼らずに済みます。

共晶はんだ、鉛フリーはんだ、線材やGNDパターンなど高い熱容量を必要とするケースなどでもはんだ付け作業を快適におこなえそうです。

このコロナ禍で電子工作にトライしはじめている人やはんだ付け初心者にはとくにおすすめだと思います。すこし高価ですが、、、はんだ付けの失敗が少なくなると思います。

FX-600A、とってもオールマイティな感じで、ここのところご無沙汰していたオーディオアンプの製作や電気製品の修理などでも活躍してくれると思います。
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2020年10月12日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.7 - 試聴雑感(3)

台風一過、関西ではやっと秋晴れのいいお天気に!

MarkAudio OM-MF4 自作スピーカーの試聴ビデオを作成して、YouTubeにアップしました。



https://youtu.be/AHLYOzwj0H8

なお、収録環境や収録条件は現在トライアル中。画面がときどきチラついたり、微妙に揺れているように見えるのは、収録機材がステレオ再生による床振動の影響を受けているためのようです。
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2020年10月07日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.6 - 試聴雑感(2)

◉ 10月某日の翌日
気持ちダクトチューニングを下げてみようと思います。

ダクト入り口部分に端材は挿みスロート部分を狭めてみた特性結果です。

OM-MF4_ダクト調整(2).png

見た目ほぼ変わりませんが、63/80Hzのレベルが100Hzと比べて差が小さくなっているのがわかります。

OM-MF4_試聴(正面).jpg

色々な曲をエージングをかねて聴いてみます。

Paga Doo Run Run: "Good Vibration" (TELARC Sampler Volume1)
 すっきり爽やかな印象、125Hz近辺が盛り上がっているためか重低音感も十分でてます。

Murray: "Bach: トッカータとフーガ" (TELARC Sampler Volume1)
 オルガンの量感のある低音はやはり無理ですが、聴いていてもあまり違和感は感じません。
 100-160Hzの特性が聴感補間効果を出しているのか。オルガン自体の歪感の無さをうまく表現できているのではないかと思います。

The Cleveland Orchestra: "Beethoven:交響曲3番" (TELARC Sampler Volume1)
 オーケストラはちょっと迫力不足の印象です。ティンパニーはさすがに厳しいかな。

"Larry Fuller Trio:愛の讃歌" (Easy Walker)
 ピアノ音の滑らかさ、ドラムのブラシも耳当たり良く聞こえます。ベースの量感はもう少し欲しいところです。

"八神純子:20才のころ" (Vreath SACD)
 スタンドが低いのでセンター定位は低めに位置。やはり定位感はフルレンジのものですね。若干若めのボーカルに聞こえます。コーラスの分離も問題ありません。

過去のマークオーディオのユニットにも言えることですが、OM-MF4はオーディオマニア向けのハイスペックでカリカリの解像度ではなく、音楽を楽しく聞かせる方向でのユニット造りをされていると思います。

フルレンジなのでどんなボックスに入れても大きな失敗はないでしょう。

大音量再生が可能な人なら平板スピーカーも面白いかも。
45cmx60cmならそれほど邪魔ではないし、どなたかチャレンジをお願いします。

最後に、禁断の逆オルソン(故 江川三郎さん提唱)を!

OM-MF4_逆オルソン(1).jpg

デザイン的にこれがやりたかっただけだったりして。お粗末でした。

つづく
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2020年10月06日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.5 - 試聴雑感(1)

◉ 10月某日
いつもの雑誌付録のオーディオチェックCDで、左右チェネル、極性の確認から開始。

ん、なんかおかしいと思ったら、右チャネルを+−逆に結線していました。

極性を合わせて再開。一聴、バランスの良い音。(使い古された言い方!?)

ここらで一度特性を見てみることに。

OM-MF4_計測風景(1).jpg

定位置に配置し、軸上1mにて左右をチェック。(心持ちスピーカーが低いけど)

スペアナアプリ"Audio Frequency Analyzer"をつかって、ピンクノイズ、1/3octバンド、約10秒HOLDにて周波数特性を測定。

*OM-MF4 周波数特性(右チャンネル)
OM-MF4_RTA_R(2).png

*OM-MF4 周波数特性(左チャンネル)
OM-MF4_RTA_L(2).png

左右とも200-400Hzが落ちているように見えてますが、100-160Hzが盛り上がっていると思われます。

もう少しダクト共振周波数が低めであればよかったのかな。スロート開口を狭めればよかったかもしれません。

左右の特性差もほとんどなさそうなので、空気漏れの心配はないと言うことで一安心です。

500Hz以上はユニット特性そのもので、フラットになっているのは感心します。

ここで一昨年のOM-MF5との特性比較です。
アンプボリューム位置は同じ、ピンクノイズによる周波数特性。

*OM-MF4 周波数特性
OM-MF4_RTA(2).PNG

*OM-MF5 周波数特性
OM-MF5_RTA(1).PNG

OM-MF5の方が全体的に5dB程レベルが高いですね。

OM-MF4は中高域が平坦なのがわかります。

ボックスは、OM-MF5が通常のバスレフ型で当時fd=80Hzとして設計しています。低域は63Hzまでダクトが効いているようです。

今回のOM-MF4は変則バスレフなのでfd=120Hzで、その下は自然減衰しているような特性に見えます。

つづく
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2020年10月05日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.4 - 製作日記(3)

◉ 9月某日翌日
最終組み上げ。

バッフル板の接着、くっつけてしまうともう元には戻れない。

板の振動低減に端材を適当に貼り付けて、音道を最終確認。
端子コードを引き出せるようにちょっとタコ糸を通しておいて、バッフルを接着します。

一晩ボンドを乾かして、組立完成!

OM-MF4-組上完成(表).jpg

しかし、ユニット穴の切り欠きやめて欲しいなぁ。けっこう面倒だし、手挽きなので綺麗に切れない。

OM-MF4-組上完成(裏).jpg

◉ 9月某日+3日
いきなり塗装完了。

OM-MF4-塗装(表).jpg

OM-MF4-塗装(裏).jpg

下地をすべて黒塗装したので、上塗りの赤が汚し加工のように見える。
最初はメタリックレッド一色と思っていたのに、これはこれでウェザリングな感じで良しとするか。
拡大してみると塗装ムラが多いですね〜。相変わらず下手さ加減を露呈してしまいます。

◉ 9月某日+4日
コードが結構太いので、ユニット取付に一苦労。

OM-MF4-ユニット取付.jpg

「パイルダーオン!」完成です。

OM-MF4-完成(表).jpg

試聴記事へつづく
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2020年10月04日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.3 - 製作日記(2)

◉ 9月某日
外形イメージ決定。

OM-MF4_image04.jpg

板の裁断に取り掛かります。
分厚い板だと細かい細工が難しいので9mm厚としました。補強多めにすれば問題なしと判断。

尚、この時点では上部ダクト口、チムニーダクト風となってますが、裁断途中でふと思いつき設計変更に。
折り返しダクトとして開口部に向けて広がる感じとしました。

OM-MF4-設計2.jpg

長いバスレフモドキ or 短すぎるCW(Constant Width)型。

どんな動作するかはわかりません。この時点で箱容積約1.7L。まあまあいい線といったところです。

面倒なので全部丸鋸でいってしまえ、、、と、やっぱり途中でスタックしました。丸鋸は一気に切らないと綺麗に直線に切れないんですよね〜

OM-MF4-切出失敗.jpg

案の定、段差ができてしまいました。ジグソー使えばよかったかなと思っても後の祭り。まぁ、最後にやすりでごまかせばいいか。

箱部分の部材切り出し完!

OM-MF4-板切出.jpg

イメージ通りになっているか確認のため、仮組。

OM-MF4-組上イメージ.jpg

おっと、端子版予定の板がはみ出してる!
1cmほど長いって、設計図の寸法から間違ってるやん。
長ければ短くすればいいだけなので、こういったところはお気楽にやり過ごします。

組み上げ途中の画は、手がボンドだらけなので撮ってません。悪しからず。
と、いきなり両チャネル組み上がりの画像と相成ります。

OM-MF4-組上(1).jpg

ウイング部の斜めカットも45度の箇所は三角棒材利用で手抜き。
唯一端子板と30度傾斜のウイング部のところは鉋掛けで対応。

OM-MF4-組上(右)ダクト.jpg

隙間が気になるのでボンドいっぱいの端材を貼り付けています。
それでもスキマあるし、、、

つづく
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2020年10月03日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.2 - 製作日記(1)

◉ 8月下旬
SPユニット入手!今年のSTEREO別冊 ONTOMOムック本 の付録は、マークオーディオの6cmフルレンジ "OM-MF4"

それにしても今年の夏はもう暑すぎ、、、外で板切るなんて絶対無理ということで、しばらく放置します。

◉ 9月、猛暑も一息
9月に入り、ようやく35℃をきる日がやってきました。

それにしても去年結構大きい箱になったので、今年はあまり無理したくないなぁ・・・

やっぱりデスクトップ小型。

四角ばかりじゃ面白くないし、多分しばらくすると机の上の邪魔者になるだろうし。

OM-MF4_image01.jpg

見た目にかわいい楕円型は、、、(ちょっとポンチ絵描いて)板枚数要るし、楕円カットめんどくさそう。それに思ったほど可愛くない。

OM-MF4_image02.jpg

◉ ある日 Netflix を見ていると。

”劇場版マジンガーZ INFINITY”

「一昨年の作品か、まだ見てなかったなぁ」とスマホで寝ながら鑑賞。

一通りのキャラクターが登場、さやかさんが所長になってるんか、、、

Dr.ヘル「人類の最大の弱点は多様性だ」の後、壮大な戦闘の末、何かこの世界を肯定して大団円。鑑賞終了。

と話が逸れましたが、ブレストファイヤーをモデルにしよう!

と決定「ゼェェェット!」

OM-MF4_image03.jpg

つづく
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2020年09月30日

MarkAudio OM-MF4 プロジェクト vol.1 - ブレストデトネイター 誕生

令和2年、世界は未知のウイルスのパンデミックにより、人心は乱れ、経済は疲弊し、政治は混迷を極めていた。

この未知のウイルスを打破するため、我々はジャパニウムから作りだされるエネルギーをMarkAudio社のスピーカユニットに利用することを思いついた。

某光子の力を利用する研究所の協力、技術提供により、約1ヶ月の開発、設計期間を経て完成した試作品をここでご披露しよう。

OM-MF4-bs1.jpg

その名もブレストデトネイター (Breast Detonator)!



Xmax=4mmの長ストロークから放出する重低音振動エネルギーにより、一瞬にしてウイルスのタンパク質殻を破壊し、一帯のウイルスをせん滅するものである。

しかしまだ試作段階、その形状から量産には向いていない。ブレストデトネイターは人類の未来の助けとなるのか・・・

(この物語はフィクションです。)

つづく
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P.S. 次回以降、製作日記を公開、最終版で試聴、特性などを順次お届けする予定をしています。

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2020年08月22日

「これならできる特選スピーカーユニット 2020年版マークオーディオ編」 - ”OM-MF4” を入手!

OM-MF4-1.jpg

今年の付録ユニットは、マークオーディオ製 "OM-MF4"

直径40oコーンのフルレンジユニットですが、見た目は重厚な作りです。

OM-MF4-2.jpg

Fs は 97.5Hz なので、昨年の "OM-MF519"(Fs=106.25Hz)より低い周波数ですが、そのぶん能率が 2dBほど低めになってます。

本文に紹介されているボックス作成例もほぼニアフィールド向けで書かれていて、普通に考えると似たような箱設計になりそうです。

"OM-MF4 T/Sパラメーター"
・Revc: 8 Ohm
・Fs: 97.5 Hz
・Sd: 0.0024 m2
・Vas: 1.15 Ltr
・Mmd: 1.63 g
・Mms: 1.69 g
・Qms: 3.77
・Qes:0.78
・Qts:0.64
・SPLo: 83.41 dB
・Power: 7 Watts (Nom), 14w (Max)
・X max: 4.0 mm (1 way)

まだまだ暑い日が続くので、ちょっと時間をおいてから面白そうな箱を考えてみます。
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Amazon Echo Dot その音質に違和感、周波数特性は!?

EchoDotClock_5.jpg

Alexa と Amzon Echo Dot with Clock を導入して、我が家もやっとスマートホームに!

しかし、スマートスピーカーとしての再生音質にはちょっと不満を募らせています。

Alexa に Apple Music での音楽再生をお願いして、さまざまなジャンルの音楽を聴いていますが、どうも違和感が!? 

モノラル再生ですし、たった4cmの小口径スピーカーユニットでは再生できる周波数レンジが狭いので、通常のオーディオシステムに及ぶべくものないのは判りますが、、、 

廉価ながらも、Amazonオリジナルの音響製品、こんな音でいいのかと!?

ちょっと調べてみると、iPhone/iPad と Echo Dot with Clock を Bluetooth ペアリングするとワイヤレス再生ができるみたいです。つまり、iPhone/iPad から任意のオーディオテスト音源を Echo Dot with Clock で鳴らすことができるわけです。

そこで、Echo Dot with Clock のスピーカーの音の悪さの原因がどこにあるのか、周波数特性を計測することにしました。

iPad と Bluetoothオーディオ接続して、Echo Dot with Clock でテスト音源を再生させます。

ATG.png

音源は「ATG - Audio Tone Generator」アプリで生成したピンクノイズです。

Bluetoothオーディオの伝送劣化を最小限にするために、iPadの音量出力は最大に設定しています。(サウンドレベルをあまり低くすると、Bluetooth無線チップの無音検出による省電力機能のため、サウンドデータ伝送が途切れてノイズが混入する可能性あります。)

AFA.png

iPhone SE2 で「Audio Frequency Analyzer」アプリを使って、周波数特性をリアルタイム測定しました。なお、Echo Dot with Clock と iPhone SE2 の内蔵マイクとの距離は 1m です。

・周波数測定結果(1m、ピンクノイズ、1/3 オクターブバンド解析、HOLD)
EchoDotClock_freq_org.png

ちょっと驚くような周波数特性!これじゃ、音が悪いなと感じるのも当たり前です。

なにか測定条件でミスでもあるのかと、なんども測定をやり直しましたが、測定結果は同じでした。

ドンシャリと感じていたのが証明されました。あまりに低域と高域を持ち上りすぎて、相対的に中域がかなり落ち込でいます。

とくに低域がこんなに強調されていては、こもったような音質になるのは当たり前です。ボーカル帯域が不自然な音に聴こえたのはこのせいですね。

通常、4cmフルレンジユニット単体の周波数特性がこんな妙な特性になるはずがありません。中域が盛り上がったカマボコ型の周波数特性が普通です。なんらかのサウンドチューニングがおこなわれているか、あるいは個体の不具合なのか。

EchoDotClocj_EQ_init.png

さらに調べてみると、Alexaアプリで「デバイスの設定>Echo Dot>オーディオの設定」という設定項目があり、その中にサウンド・イコライザーが存在することがわかりました。

低域、中域、高域の3バンド・イコライザーで、±6dBのレベル調整ができるみたいです。デフォルトはすべて「0」になっていました。各バンドの中心周波数は公表されていません。

EchoDotClock_EQ_tuning_1.png

そこで、わたしの聴感でイコライザーを調整して、できるだけ違和感の少ないようにしてみました。

音楽で一番重要な中域をできるだけ聴きやすくした結果、イコライザー設定は、低域 -4、中域 +6、高域 -1となりました。このときの周波数特性はつぎのとおりです。

EchoDotClock_freq_EQ_tuning_1.png

このイコライザー設定ではボーカル帯域の違和感がかなり少なくなりました。音楽を聴いてもドンシャリ感が抑制され、わりと聴きやすい音質になっていると思います。高域はもう少し下げてもいいかもしれません。

Alexaの話し声もすこし聴きやすくなりましたが、女声としてはかなり低い声なので、日本語ではなく英語でチューニングされた合成音声なのかも。

Echo Dot (with Clock) の音質がイマイチと感じている人は、イコライザー調整をぜひ試してみてください。すこしは好みのサウンドに改善できるかもしれません。

なお、Echo Dot 本体を置く場所によっては下の素材が共鳴して妙な響きも出てしまいがちです。もし共鳴しているなら、置き場所を変えるか、あるいはしっかりしたボードを敷いてみるのも音質改善に繋がると思います。
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2020年08月21日

Amazon Alexa と Echo Dot で、スマートホームを始めてみた!

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新型コロナによる長い自粛生活、、、刺激のない日常生活にすっかり飽きました。

そこで、新しい試みとして、Amazon のスマートスピーカー「Echo Dot with Clock」 を導入し、IoTによるスマートホーム化にチャレンジしています!

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Echo Dot with Clock は、Echo Dot(第3世代)にLEDクロック表示機能を追加した製品で、Alexa(アレクサ)なる音声AIアシスタントを本体に搭載しています。どうも内部HWが更新されて、802.11acもサポートされているようです。

Echo Dot with Clock スペック概要
・スマートスピーカー機能
・音声AIアシスタント Alexa 搭載
・イルミネーション機能
・LEDクロック表示:各種設定表示、タイマー時間表示
・Bluetooth:A2DP/AVRCP、SBCコーデック
・WiFi:802.11a/b/g/n/ac
・外部オーディオ出力:3.5mm ステレオジャック
・内蔵スピーカ:1.6 inch フルレンジスピーカ(4cm)
・サイズ:99 x 99 x 43mm
・重さ:300g
・電源:ACアダプター(GP02NB)入力 100-230V 0.5A、出力 12.0V 1.25A
・本体カラー:サンドストーン

まず、iPhoneにAlexaアプリをインストールして、Echo Dot with Clockを追加デバイスとして初期設定します。すると、すぐにAlexaが Echo Dot with Clock 上でも動き始めます。

まず、「アレクサ」と話しかけると、上部のLEDリングがブルーに光り、さらに音のする方向がグリーンに光ります。これは Alexa が聞き耳を立ている状態で、それ以降の言葉が Alexa への指示になります。

いろいろ試してみましたが、徐々に話者の癖を学習して、音声認識が向上していきます。どうも Apple Siri よりは音声認識が優れている感じですね。

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天気予報やニュースを読み上げてもらったり、駄洒落をいわせたり、ちょっとチグハグした会話をするのも楽しいです。「2001年宇宙の旅」の HAL9000 がようやく我が家にも約20年遅れでやってきた感じですね。

ただ、Echo Dot with Clock のスピーカ音はこもり気味で、低音が妙に強くて、Alexa の声(女性)も明瞭さのない感じです。

音楽を再生してみたところ、ドンシャリ傾向であまり良い音質とはいえないものでした。このような廉価な製品で高音質を求めるのは酷かもしれませんが、、、

製品の個体差があるのか、あるいは、音の素人にサウンド設計を任せたんでしょうか?

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まあ、このままでは単なるAIスピーカーなので、SwitchBot の「Hub mini」というインターネット経由で家電を操作できるスマートリモコンを入手しました。

EchoDot-SwitchBot.jpg

ここがスマートホーム化の鍵なのですが、数あるIoTデバイスの中から、ネット上の口コミとローコストさで選んでしまいました。

SwitchBot は専用アプリの出来の悪さ(GUIがかなりプア)と海外にサーバーあることがネックです。このあたりが気になる方は日本製のものを選ぶべきでしょうね。

SwitchBotApp-1.jpg 

家電製品の登録はとても簡単で、専用アプリを立ち上げて、家電リモコンを Hub mini に向けて赤外線送信するだけで自動認識してくれます。

すこし古い家電製品は対応していないケースがあるので、自分自身でボタン操作を登録するか、サポートサイトに連絡してリモート登録してもらう必要があります。ただ細かい設定まで遠隔操作に反映するのは無理っぽいです。

IFTTTもサポートしているようなので、そちらで様々な連携操作をチャレンジしてみるのも手かもしれません。

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とりあえず、テレビ、エアコン、扇風機、空気清浄機を登録して、ひととおりの遠隔制御が専用アプリからできるようになりました。

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さらに、Alexa アプリで、スマートホームの SwitchBot 用スキル(キーワードと紐付けされた機能拡張処理)を登録することで、Echo Dot with Clock / Alexa から電気製品を音声コントロールできるのを確認できました! あまりに設定が簡単だったので拍子抜けしたくらいです。

Alexa-app-2.jpg

「アレクサ、明かりをつけて」、「アレクサ、テレビをつけて」、「アレクサ、エアコンの温度を下げて」などの合言葉で、家電製品が物理的にコントロールできるのはスマートホームの第一歩としてちょっとうれしいです。

Alexa は、AppleMusic のような音楽サービスやYahooニュースのような情報サービス、さらに家電メーカーのIoT連携製品など、多数のサードパーティー/サービスプロバイダーから専用スキルが提供されています。

新しいスキルを見つけては登録して試してみているところです。現時点では、Alexa がスマートホームをもっとも簡単に実現できるAIシステムでしょうね。

Alexa と一緒に、新しいスマートホーム生活を楽しんでみようと思います。
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2020年05月06日

ステレオ誌付録スキャンスピーク5cmフルレンジを用いた円筒SPの製作実験

日々、少しずつ片付けを実施しています。

古いペン類、インクが乾いているもの、古いシャーペンを断捨離するとペン立て2個分が空きました。
無印良品で購入したアクリル円柱ケースで、直径8cm、高さ10cmあります。昔購入したからか、ネットには同じものが無くなっています。

これにスピーカーを組み込んだら、ちょっとおしゃれな感じがするかなぁと。
ただ、このサイズに合うユニットは・・・何年か前のステレオ誌付録のスキャンスピーク5cmフルレンジ(5F/8422T03)しかありません。

組立.JPG

眠っていたボックスからユニットを外し合わせてみると、ユニットを支える何かが必要です。7mm厚MDFを円形に切り出すことに。
しかし、これが結構厄介な作業になってしまいました。
自在錐を使い、まずユニット径の穴あけ、次に周りの切り出しをするものの微妙に径がずれます。いくつか◎を作り、まあまあの物を選び出すことに。
この作業だけで午後潰れてしまいました。

アクリル柱にもダクトっぽいものをつけてやろうと考えてましたが、これも10mm位の穴を開けるには道具がなく、無理に広げようとするとクラックが入りそうだったためコードの抜け穴だけにしました。

計測.JPG

何とか工作を完了し、ユニット接続。
一応吸音材など入れずに周波数特性を測ってみると、素のユニットに似た特性です。100Hz以下もなだらかに下がっており、密閉のような感じです。

特性.PNG

ここで別の1本も計測しようと接続すると。
音がでません。テスタで測っても抵抗値が安定せず、、、断線していました。
どんな音になるのか2本でのステレオ試聴は諦めました。

ONTOMO Shopには、まだユニット販売しているので、入手機会があれば改めて調整したいと思っています。

今回は実験として記録に残しておきます。

参考記事) SP製作 - スキャンスピーク・5cmフルレンジ(ステレオ2013年8月号付録)2017/3/20
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2020年05月03日

YAMAHA 8cmユニットを使用した簡易SP自作!

自粛Weekに入り、気温も急上昇。

DIYするにもホームセンターへ出かけるのも憚られる時期ですが、自宅掃除中に正体不明(YAMAHAシスコンのスピーカと思われる)のユニットを発見。

MDFの端材もあったので、体を動かす目的で適当に設計と組立してみました。

スペックでわかるのは8cm、6Ωということだけなので、置き場所とMDF材の量からボックスサイズを決定します。

テレビ棚にピッタリはめるという目的で高さ約195mmは決まり。端材MDFの幅は110mmなのでバッフルサイズは、110mm+板厚12mmx2=134mm。

棚の奥行は20cmくらいあるのですが、これに合わせると材料が足らなくなるので、MDF幅の110mmにしました。これで容量1.5L程度になりそうです。

内部.JPG

スピーカー端子もわざわざ購入はもったいないので直に出します。
ダクトは下向きとするため底板は少し上げて上げ底状態に。ダクト長はカット余りの長さでいくことにしたので、90mm位になりました。どこかで見たようなボックス構造になってしまいましたが、あまり気にせず板材カットに入りました。

いい加減な設計なので、カットも30分で終了。
簡単な構造のため組立も30分程度、木工ボンド乾くのを一晩待ってユニット接続、組込み完了。

Pink特性.PNG

一応、周波数特性を測定。ピンクノイズを軸上1mで測ってみると、125/160Hzが少し持ち上がっているのでダクトが効いているのでしょう。

設置.JPG

実際の設置場所に置いてみたところ、高さもばっちり!
テレビ用なので特性的にもこんなものかなという程度ですが、人の声は聴き易くなりました。 

しばらくは自宅の片付け、不用品から何か創造できないか、頭と体の体操をしていきます。
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2019年12月08日

Nakamichi SR-40 - STASIS ステレオレシーバー

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ナカミチ SR-40 STASIS ステレオレシーバー

1987年にリリースされたチューナー付きアンプです。オーディオマニアの友人から修理できるなら使ってほしいといただきました。

「SR-40」は、STASIS方式のパワーアンプ回路を搭載しています。
STASISは、ネルソン・パス氏が米Threshold(スレッショルド)社で技術開発した終段無帰還タイプのアンプです。増幅素子が常に最もリニアな状態で働くよう定常(STASIS)状態をキープするSTASIS回路(純A級動作)と、スピーカーへの電流供給のみを行うカレントミラーブートストラップ部で構成されているそうです。

ナカミチが1985年に特許ライセンスを受けて、翌年にパワーアンプ「PA-70/50」シリーズでまず製品化されました。当時、スレッショルド社は超高額なハイエンド製品だけをリリースしており、ミドルレンジ以下の製品群での展開をナカミチに許諾したそうです。

当時のナカミチにはプリメインアンプ製品は存在せず、STASISを搭載したステレオレシーバー製品が「SR-40(海外ではSR-4)」で、販売価格148,000円とかなりの高級機でした。下位機種に「SR-30/20」という製品もあったようです。

この「SR-40」までは国内製造でしたが、それ以降の機種は海外製造になったようで、製品品質がかなり低下したらしいです。後継機種は「TA-40/30/20」と改称されて、1990年頃までリリースされていました。

SR-4A-brochure.jpeg

当時、北米ではステレオレシーバーの人気がかなりあり、その市場規模も大きかったようです。「SR-40」のカタログには、「The Audiophile Receiver」、「Remote Control STASIS Receiver」などの記載があり、ハイエンド向けステレオレシーバーとしてアピールしていたようです。

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「SR-40」の外見は32年前のオーディオ製品には見えないくらい状態はいいです。元のオーナー曰く、音は出ていたが、時折ノイズも混じることがあったとのこと。
しかし、電源をいきなり入れるのは憚れるので、いったん筐体内部を開けて確認しました。

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下の基板がメインのアンプ基板で、中央にかなり大きな放熱板が載っています。
それなりに埃が積もっていましたが、電子部品が焦げていたり、焼損寸前になっているようなものは見受けられません。
終段は往年の名石、サンケン2SA1491/2SC3855が2パラ構成で載っていました。

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ほとんどディスクリート部品で構成されているので、修理はわりと容易な感じです。
しかし、銅箔スチロールコンデンサがこんなに大量に搭載されているアンプを初めてみました。スチロールコンデンサは音がいいので有名な部品なのですが、非常に熱に弱い(耐熱温度はおよそ85℃)ので、もしダメージがある部品が見つかるとたいへんなことになります。すでに部品としてはディスコンですので、デッドストックがどこかにあるかどうか、、、

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フロントパネル側にAM/FMチューナー部の基板もあるため、かなり複雑で高密度な実装です。音質向上のため、チューナー回路を外してしまうのもありかもしれません。

nakamichi_SR40_inner-3.jpeg

電源部は大型のトロイダルトランスがあり、二本の大型電解コンデンサもすこしだけ膨らんでいますが、まだ無事な状態でした。

電源を入れてしばらく放置してみていましたが、とくに発熱したり、異常振動をしたり、まして煙を上げることもありませんでした。大きな放熱板のせいかトランジスタの温度上昇もマイルドな感じです。

気を良くして、CD入力で音楽信号をいれて、ボリュームをあげてみるとちゃんとスピーカから音が出ました。メインボリュームにはとくにガリもなく、スムーズに音量をコントロールできますが、モーターコントロールがついているためか、ボリュームノブはかなり重い質感です。

また、AM/FMチューナーのディスプレイ表示の輝度が低くなってしまって、とても見づらいことがわかりました。FMアンテナをつけると、シグナルメータも表示され、FM受信した音がちゃんと再生できました。保有している他のFM専用チューナーよりも受信感度がいいのに驚きました。

しばらく使っていると、ときどき左チャネルがでない症状がありましたが、トーンコントロールのボリュームの接触不良らしいことがわかりました。

主に、信号経路の接触不良が原因と思われますので、完全オーバーホールまでしなくても大丈夫そうです。とりあえず、怪しい箇所の接点を清掃をして使ってみています。

STASIS搭載アンプは初めて聴くのですが、ステレオレシーバーというより、高級アンプといったほうがいいくらい、素敵なサウンドを出してくれています。
とくにパワフルさはありませんが、ちょっとびっくりな美音です!

日本では人気が出なかったのは、レシーバーという製品形態が原因だったんでしょう。

ネット上での海外ユーザーの口コミでは、「SR-40(SR-4)」はSTASIS回路を搭載したパワーアンプ「PA-50(PA-5)」よりも音がいいという感想もあります。

1990年代にスレッショルドと契約面で決裂し、STASIS回路をもつ製品を販売できなくなったそうです。
本格的なセパレートアンプからは撤退したのは、STASIS搭載アンプ以上の音質が実現できなかったのかもしれません。
その後、ナカミチは自社開発のHTA(ハーモニック・タイム・アライメント)回路を搭載したレシーバーやプリメインアンプ製品をリリースするようになりましたが、どうも商業的には成功できなかったようです。

SR4_ServiceManual-1.jpeg

この「SR-40」、複雑な実装なので、完全に分解清掃するのは面倒そうです。
サービスマニュアル(英語版)がなんとか入手できたので、しっかりメンテナンスをやってみたいと思います。

参考までに、「SR-40」のスペックを!

Nakamichi SR-40 仕様
<アンプ部>
 定格出力:75W+75W(6Ω)、60W+60W(8Ω)
 全高調波歪率:0.1%以下(8Ω、定格出力、20Hz〜20kHz)
 周波数特性:5Hz〜75kHz +0 -3dB
 S/N比 (IHF A-WTD、SP out、入力ショート)
  Phono MC:73dB以上(ゲイン32dB、1W)、72dB以上(ゲイン24dB、1W)
  Phono MM:80dB以上(1W)
  CD、video、tape:105dB以上(定格出力)
 入力感度/インピーダンス
  Phono MC:60μV/100Ω(ゲイン32dB)
        160μV/100Ω(ゲイン24dB)
  Phono MM:2.5mV/47kΩ
  CD、video、tape:200mV/20kΩ
<FMチューナー部>
 実用感度:11dBf/0.97μV(75Ω)
 S/N比(85dBf入力):mono:85dB以上、stereo:80dB以上
 周波数特性:20Hz〜15kHz ±1dB 
 高調波歪率(1kHz、wide):mono:0.05%以下、stereo:0.07%以下
 実効選択度:wide:55dB以上(±400kHz)、narrow:70dB以上(±300kHz)
 ステレオセパレーション:wide:50dB以上(1kHz)
<総合>
 電源:100V、50Hz/60Hz
 消費電力:380W(最大)
 外形寸法:幅430x高さ100x奥行370mm
 重量:10.1kg
 付属:ワイアレスリモコン
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2019年11月09日

大阪ハイエンドオーディオショー2019

HighendAudio2019.JPG

昨日夕方、大阪ハイエンドオーディオショー2019にいってきました。(入場無料、11/10まで開催されています。)

思っていたより出かけるのが遅くなってしまい、各部屋をざっと見る程度の時間しかありませんでした。

金曜日、まだ16時過ぎなのに視聴中の部屋はどこも満席状態、ただ聴いているのは50代、60代がほとんど。

今年はハートンホテル心斎橋本館だけだったので、人が集中していたせいかもしれません。

Courante-3.JPG

https://www.zephyrn.com/bayzaudio/page/courante.html

Bayz AudioのCouranteスピーカー、実際に鳴っているのは聞けませんでしたが、でかいですね。(左右の黒い筒状のスピーカ!)

Brumestar1.jpg

廊下に無造作に置かれていたブルメスターのアンプが異様な雰囲気を作っていました。(パワーアンプの天板が平らなのは視聴用機材のため?)

http://www.noahcorporation.com/burmester/

911Power1.jpg

音的には、マークレビンソンで鳴らしていたJBL EVERESTが安定の(マークレビンソンの)音を出していたのには感心しました。

この後、iPhone11 Proをいじりにアップルストア心斎橋店に立ち寄り。
9割方、海外客。というか、難波〜心斎橋間は異国状態でした!
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2019年09月28日

SONY BDZ-X95 解体!

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SONY Blu-ray Disc Recorder "BDZ-X95"

2008年にリリースされたソニーのブルーレイディスクレコーダー・ハイエンド機です。

高画質回路"CREAS"搭載の当時の人気モデル、シーゲイト製HDDの不具合でも話題になりました。

HDDシステムエラーで復帰敵わず。自ら分解修理を試みましたが、結局断念しました。

天板は4mm厚アルミ製、HDDにはゴム制振の台座にさらに銅のスペーサがかましてあります。

因みに、アルミ天板はCDプレーヤーのインシュレータ替わりに、銅スペーサーは何に使えるか考え中。

解体した記念に、各パーツを紹介しておきます。

#全ての基板
全基板.jpg

#システム
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#HDD
HDD.jpg

#ビデオエンコーダ/デコーダ
EncDec(CREAS).jpg

#チューナー
Tuner.jpg

#ビデオ信号入出力I/F
Comp.jpg

#LED
Button_LED.jpg

#ディスプレイ
Front_Disp.jpg

#電源部
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最終的に、これらの基板と筐体は廃棄処分してしまいました。
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2019年09月21日

SANSUI AU-α907Limited 復活!

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SANSUI AU-α907Limited

1994年にリリースされた、サンスイの907シリーズ・リミテッド3代目のプリメインアンプ。

HYPER α-Xバランス回路を搭載し、東芝の旧型MOS-FET(2SK405/2SJ115)ならではの中高域のきれいな音色が特長です。
このデバイス、日立の2SJ49/2SK134と並んで、オーディオ用パワーMOS-FETの最高峰として今でも人気があります。廃品種なのでまず見かけることはないのですが、若松通商でコンプリメンタリペアがなぜか売られているようです。

昨夜、久々に、自作2wayスピーカ調整のため、アナログレコードをかけたところ、アンプ不調で音が出ず(ダイレクト入力のCDは鳴ってます)、とうとうライン系の寿命かと落胆。

今朝、ちょっと内部を掃除でもするかと天板を開け、何年かぶりにホコリをとってやったところ、なんと普通に音が出るようになりました。

#アンプ内部
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#銅粉入り塗料を施した6mm厚のアルミボンネット
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#左チャネル・パワーブロック
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#右チャネル・パワーブロック、プリアンプ部(右端の黒いボックス)
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#電源ブロック(総重量13kgの大型パワートランス)
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総重量34kgのアンプですから、床に下ろすだけでぎっくり腰なりそうでしたが、掃除した甲斐がありました!

あと何年もつか、座して死を待つのみですかね。
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2019年09月03日

MarkAudio OM-MF519 vs OM-MF5, Fostexスピーカー特性比較(番外編)

番外編、スピーカー特性比較です。

MarkAudio OM-MF519と去年モデルOM-MF5、および、手元にあるFostex製品について、できるだけ同一条件で計測してみました。

アンプボリューム位置同じ、ピンクノイズ、測定位置は軸上1m固定ですが、ユニットの高さまでは調整できず、数cmの差があります。

RTAアプリ”Audio Frequency Analyzer”での周波数特性計測です。

●OM-MF519ダブルバスレフ vs OM-MF5バスレフ

#MarkAudio OM-MF519(ダクト長15cm + 2.5cm)
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OM-MF519(3).PNG

#MarkAudio OM-MF5(Twは外してあります。)
OM-MF5.jpg

OM-MF5(3).PNG

さすが、OM-MF519ダブルバスレフ!
OM-MF5バスレフと比べると30-50Hz近辺のレベルが高いのがわかります。
聴感上もピアノの左手打音が深々と響きます。コントラバスの量感もたっぷりです。中高域の解像度の高さもあり、狭バッフルのためセンター定位も良好です。

それに対し、OM-MF5バスレフは、エネルギーで押してくる感じ。60-100Hzが中域と同等レベルなのでベースの迫力はこちらの方に軍配が上がります。フルオーケストラは難しいですが、Pops、Jazz系にはこちらの方が向いているかな。

OM-MF519ダブルバスレフは前面12mmのMDFなので、それなりに補強したつもりでしたが、天板が振動しているのがわかります。

OM-MF5バスレフほうは、側板、天底板が18mm集積材なので、そのあたりの剛性の差があるのかもしれません。

どちらが好みの音かと聞かれると、、、やはり普通のバスレフに一票かな。

そして、同条件で他スピーカーを!

●Fostex FE83n
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FE83(1).PNG

Fostex FE83n 小型バスレフ、オントモMOOKの付録エンクロージャです。
音圧レベル(能率)は負けてませんね。低域特性も100Hzからなだらかに減衰して聞きやすい音になってます。
さすがFE83!(最近、FE83NVとさらに進化しているようです。)

●Fostex M800
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M800(2).PNG

2016年のFostex製ユニットM800。
ボックスは見た目スクエア型ですが、実は内部凝ってます。
ハードな補強と空気抜き程度のダクトポートなので、ほぼ密閉型に近い設計です。
低域特性はFE83より出ている感じですが、OM-MF5よりは控えめですね。
音はユニットの高域に癖があるので、擦過音など少し耳につく感じがありますが、低域は素直でそれなりにパワーも入れることができます。

それぞれユニット、ボックスで特性、音が違います。
好みの音にどれだけ近づけることができるか、道は長いです。
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2019年08月29日

ダイソー 300円 USBミニスピーカー 壊れた!- 外部アンプ駆動での周波数特性は?

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ダイソー 300円 USBミニスピーカーが壊れました。

昨年8月に購入して以来、iPad用の外部スピーカとして利用してきました。

昨日、右チャネル・スピーカーからまったく音が出なくなりました。再生中にケーブルを引っ掛けてスピーカーを7cmくらい落として衝撃を与えてしまったのが原因です。

いままで、さんざん落としたり、ボリュームを上げたまま入力プラグを抜き差ししたりして、ダメージを与えつづけてきたんですが、ついに限界を超えたようです。

まあ一年間にわたって活躍してくれたので、しっかり元は取ったといえるでしょうね。

#Rチャネル・スピーカー内部
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自分で修理可能かどうか、ちょっとスピーカを分解してみました。

右チャネル・スピーカーには内蔵アンプ基板(サイズ:5 x 2cm)が搭載されていて、小さなバスレフポートがひとつありました。スピーカーユニットは断線しておらず、実測インピーダンスは4.1Ωでした。吸音材など一切入っていませんね。

#アンプ基板
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アンプ基板は、アナログアンプICが2個搭載され、抵抗とコンデンサがすこし載っただけのシンプルなものでした。

アナログアンプICは、"Income Technology 8002A"というSOP8ピンのAB級アナログBTLアンプで、スペックとして4Ω負荷で出力2.6W(THD+N<10%、1kHz)ですが、実際には1W程度が限界でしょうね。PSRRが-60dB程度なので電源ノイズの影響を受けやすいですね。

外見上、アンプ基板のケーブル断線やハンダクラックなど、とくにないようです。(ケーブルのハンダ付けはかなりの芋ハンダ状態ですが、、、)

つづいて、テスターでチェックしてみたところ、左チャネル・アンプICは正常に動作していましたが、右チャネル・アンプICのアンプ出力は0Vと完全に沈黙。入力信号系はアンプICの入力信号ピンまでの接続が確認できましたので、右チャネル・アンプIC自体が壊れているようです。

落下させてしまった際に、アナログ入力プラグが一瞬外れて、過大入力を与えてしまった可能性が高そうです。

#Lチャネル・スピーカー内部
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300円のスピーカーをわざわざ修理をするのもアホらしいので、アンプ基板を外して、パッシブスピーカーとして使用することにしました!

パッシブスピーカーとしての再生能力はどうかと、外部アンプを接続して周波数特性を計測してみました。軸上50cm、ピンクノイズ、RTAアプリ「Audio Frequency Analyzer」での計測です。

#外部アンプ駆動での周波数特性(パッシブスピーカー)
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#以前測定した内蔵アンプ駆動での周波数特性(パワードスピーカー)
dasio-usb-sp-freq.png

外部アンプ駆動での周波数特性は、内蔵アンプと同じような傾向ですが、中音域(630〜1000Hz)あたりの落ち込みが少なくなって、すこし帯域バランスがよくなっていますね。

さらに、音楽を再生させてみたところ、以前のどんより曇った感じの音からすこしクリアな感じになりました。再生帯域として、200Hzから10000Hzまでは出ているので、音源によっては実用性はありそうです。

なお、右チャネル・スピーカーのボリューム用の穴はテープでも貼って目張りをしないと、バスレフ効果が期待できません。ケーブルの穴もスカスカなので、ちゃんと目張りしたほうがよさそうですね。

# 関連記事:ダイソー 300円 USBミニスピーカーを入手!その周波数特性は!?

追記)ネット上に掲載されている記事では左右チャネルが逆になっている個体もかなりあるようです。この個体は正常なようで、内蔵アンプ搭載のスピーカが右チャネルでした。

ステレオ入力信号の配線をミスして、左右逆にハンダ付けされているのが原因のようです。(アンプ基板上のシルク表示をみればわかるのですが、Rがオレンジ、Lがホワイトの配線が正しいです。)

とくに製品仕様の記載がないので、ユーザーも気づきにくいのですが、、、
もし、ステレオサウンドが不自然な音に感じる場合には、この点を疑ってみて左右のスピーカーを入れ替えてみてくださいね。
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2019年08月27日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ設計組立編・その7(周波数特性計測)

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塗装後から週末にかけエージングを兼ね、色々な楽曲を試してみました。

個人的感想では(よく見かけますが)8cmフルレンジでよくここまで量感のある低音が出るなということ。これがダブルバスレフの醍醐味でしょうか。

#周波数特性(軸上1m、ピンクノイズ、Audio Frequency Analyzerで計測)
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ただ、上記の周波数特性を見てもわかるように、125-200Hzが少し落ち込んでいるせいか、一般的なバスレフタイプと比べると弾力やタイト感は後退している気がします。ある意味100Hz以下が出過ぎているのか。

つづいて、第2ダクトの長さを調整して周波数特性がどう変化するのか調べてみました。

#ダクト・オリジナル(15cm)
duct-original.png

duct-original.jpg

ピッタリとは合いませんが、少し径の小さい紙パイプを準備して2cm毎に計測。

+2cmで100Hzのレベルが低下しています。ダクト面積が若干小さくなった影響かも。

#ダクト(+2cm)
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以降2cmずつ長さを増やしていくも顕著には特性の変化はみられず。周囲の雑音を拾っていることも考えられます。

#ダクト(+4cm)
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#ダクト(+6cm)
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#ダクト(+8cm)
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#ダクト(+10cm)
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#ダクト(+12cm)
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duct-12cm.jpg

おまけで上下ダクト長を極端に変えてみるのもお試しで。普通に考えると抵抗の少ない方にエネルギーが流れるのでダクトを塞いだのと大差ないのかもしれません。

#ダクト(+2cm、+10cm)
duct-10cm-2cm.png

duct-10cm-2cm.jpg

この結果だけでは何とも言えないので、日にちを変えて何度か試してみるしかないですが、ダクト長+4cmで再度エージングしながら試聴してみようと思っています。
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2019年08月22日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ設計組立編・その6 (塗装)

DB塗装(1).jpg

仕上げはあまり得意ではありません。
いつもながら、余っている塗料を再利用して、裏板と天板を黒のスプレー缶で。サイドは青色塗装を始めたのですが、ざっと両側吹付中にガス欠が、、、。

DB塗装(2).jpg

諦めて、上から黒で重ね塗り。結局、周囲黒であまり見栄え良しとはいかず。

というところで、コルクシートの残骸を発見!

DB塗装(3).jpg

前面バッフルをコルク張りとすれば、レトロな感じがでるかなと期待してですが、ちょっと古いのでポロポロと多少崩れてきます。バッフル面とは木工用ボンドを薄めて接着、表面は水性ニスを薄く塗って強度を出したいところです。
バッフル端処理がうまくできてないのと真ん中あたり少し浮いてしまいました。

遠目から見ると判らないので気にしないこととして、ユニット部切り抜きして出来上がり。吸音材は左右チャネルの重さを合わせて挿入しました。

DB塗装(4).jpg

ユニット装着したフロントとリア。

DB完成形(front).jpg

ダクト部のネジもきちんと締めて完成!

DB完成形(rear).jpg
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posted by toons at 19:26| オーディオ

2019年08月18日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ設計組立編・その5

MarkAudio OM-MF519 ダブルバスレフスピーカの完成した姿を!

OM-MF519-DB完成形(5).jpg

といっても、ボックス全体の塗装についてはまだ検討中です。

OM-MF519-DB完成形(6).jpg

裏側のダクト部だけ、お試しでちょっと塗装してみました。

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2019年08月16日

MarkAudio OM-MF519 スピーカ周波数特性・その3

台風一過、時たま強い風が通り過ぎます。
東日本では、日本海上を北進する台風10号の風雨やフェーン現象による高温など、まだまだ被害の恐れもあります。
お盆の最中、被害にあわれた方、避難を必要とされた方に対し心よりお見舞い申し上げます。

MarkAudio OM-MF519 ダブルバスレフスピーカの調整中。

吸音材の出し入れを何回か繰り返し、聴感上の好みを優先した結果が(1)の特性です。
ユニット軸上1m(バッフル面が直角に対し約15度傾いています)になります。250Hzのピークが下がり、200Hz以下に特性が移ったような感じです。
第2ダクトの特性は60-100Hz辺りに集中しているようで、この辺りはダクト長をいじらないと変わらないのかもしれません。

(1) 吸音材調整後の特性
特性(1)_1ch_吸音材3_4(20190816)-2.PNG

因みに、ユニット正面軸上だと、(2)の特性で、このユニットの特徴である12k-16kHzのピークが現れます。

(2) ユニット正面軸上の特性
特性(1)_1ch_吸音材3_4(20190816)-軸上.PNG

バッフルからの距離を2mに離した結果が(3)になります。
100Hzにピークが見られますが、低域特性として50Hz近辺までは出せているのではないかと。

(3) バッフルより2mの特性
特性(1)_1ch_吸音材3_4(20190816)-2m.PNG

聴感印象としては、サブウーファーを加えたような感じで、ベースの沈み込みや弦の重さを聞き取ることができました。
ただ、低域のタイト感が一歩引いた感じになるので、ジャズ、ポップスではリズム感が薄くなるかも。これが箱の特性なのか、工作精度や調整不足からくるものなのかはわかりません。

調整は一旦終了して、これから仕上げを考えてみます。
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posted by toons at 16:03| Comment(0) | オーディオ