2020年04月04日

羽田新ルートによる都心低空飛行 スタート!

昨日4/3より、羽田新ルートによる都心低空飛行が開始されました!

先月29日に正式運用が始まって以降、初めての南風となり、午後3時すぎから大型旅客機が都心上空を飛行したようです。

COVID-19パンデミックによる世界各国の隔離封鎖、経済活動の停止、金融市場の暴落、航空路線の相次ぐ休止など、世界的な危機的状況のなか、このような不要不急な航空機運用は避けてもいいのではないでしょうか。

東京オリンピック2020にあわせたインバンド需要に対応するためだったはずですので、、、

実機飛行テストの騒音モニタリング結果が一般公開されましたので、そのリンクを載せておきます。航空機の騒音評価において、時間帯補正等価騒音レベル(Lden)という基準が適用されています。

羽田空港の実機飛行確認における騒音測定結果を公表
東京国際空港(羽田空港)の新飛行経路の実機飛行確認に伴う航空機騒音モニタリング結果(詳細結果)

これによれば、日本の航空機の環境基準(住宅地)は、Lden 57dB以下ということで、今回のモニタリング結果の最大値でもLden 55dBであり、どうも問題なしとのことらしいです。

しかし、WHO推奨Ldenは、45dB以下なので、、、日本基準と国際基準との差異に唖然とします。

参考)
航空機騒音評価指標の見直しについて
WHO環境騒音ガイドラインを更新(2018年10月)
posted by toons at 08:37| Comment(0) | 環境・騒音

2020年02月03日

羽田新飛行ルート、大型旅客機での実機テスト飛行開始!

昨日より、羽田新飛行ルートの大型旅客機での実機テスト飛行が始まりました。

飛行高度は、新宿付近約1000メートル、渋谷付近約700メートル、大井町付近約300メートル。

昨日15時から17時半に南風運用で、ボーイング 777-200、ボーイング 777-300ER、エアバス A350-900などが新ルートを飛行していたようです。
この中では、ボーイング 777-300ERが騒音レベルが一番高い機体です。

事前予想では、大井町駅周辺で、最大80dBもの騒音が発生する見通し。高層マンション上階ではもっと大きな騒音レベルになるのではないでしょうか!?

実機飛行確認における騒音の測定結果について、日々公表される予定です。
・実機飛行確認の実施について
・実機飛行確認 騒音測定結果

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posted by toons at 23:57| Comment(0) | 環境・騒音

2020年01月21日

FAQ-E014:暗騒音とは? その影響は?

FAQ-E014:暗騒音とは? その影響は?

[回答] 暗騒音とは、特定の音を対象として考える場合に、その対象の音以外のその場所に存在する音のことです。

暗騒音は、対象音の騒音レベルを計測するときに影響を与えることがあります。

騒音レベルを測定するとき、その騒音があるときと無いときの騒音計の指示値の差が 10 dB 以上あれば、暗騒音の影響はほぼ無視できます。

しかし、10 dB 未満のときは無視できなくなり、次表の補正することにより、定常騒音のみの騒音レベルを推定することができます。
なお、この補正は定常騒音を対象としており、暗騒音のレベルが変動している場合には適用できません。暗騒音レベルとの差は少なくとも 3 dB 以上必要です。
#計測値差:補正値 (単位:dB)
3 :-3.0
4 :-2.3
5 :-1.7
6 :-1.25
7 :-0.95
8 :-0.75
9 :-0.60
10 :-0.45

*JIS Z 8731(騒音レベル測定方法)に準拠。

例えば、ある機器を稼働して 55 dB A、停止させたときの暗騒音が 50 dB A と計測されるならば、そのレベル差は 5 dB のため、 -1.7 dB のレベル補正をして、単独の騒音レベルは 53.3 dB A と推測されます。

<関連アプリ>
Sound Level Analyzer PRO
Sound Level Analyzer
Sound Level Analyzer Lite - 無料アプリ
posted by toons at 10:30| Comment(0) | 環境・騒音

2019年08月30日

羽田新飛行ルート・テストフライト開始!

本日、都心上空を通過する新飛行ルートの飛行検査が始まりました。

今回は小型ジェット機(Cessna Citation CJ4 (Model 525C))での試験飛行ということで、まだ大きなインパクトはないかもしれません。ただ、毎日、朝6時から夜8時まで条件を変えてテストするようです。

来年1月には、旅客機での試験飛行が開始される予定で、新宿区で1000m、渋谷区で700m、品川区で300mの超低空を巨大な物体が飛ぶことになります。

都心上空を飛ぶエリアでは騒音問題や安全性などの懸念が一気に顕在化しそうです。

ちなみに、300m上空を飛行するジェット航空機の騒音レベルはつぎのような感じで、ほとんど電車の中にいるのと同等な騒音レベルです。高層住宅の場合には、かなり大きな騒音に曝される可能性が高いです。

・航空機の騒音レベル(着陸時、経路直下、高度 305m [1000ft] )
 (機種)        : (最大騒音レベル LAmax (dB) )
 ・小型機 B737-800  : 76dB
 ・小型機 A320     : 77dB
 ・中型機 B767-300  : 78dB
 ・中型機 B767-8    : 76dB
 ・大型機 B777-300  : 80dB
 ・大型機 B747-200B  : 85dB (旧型機、運用終了)

引用:国土交通省の公表データ
国土交通省・羽田空港のこれから>騒音の影響について>騒音への対策

本格運用が始まるのは来年3月末、こんな短い期間で結論を出していいものかどうか、、、市民の理解が得られていないようですし、大阪伊丹空港の例もありますので。

ともかく、当該エリアの不動産価格はかなり変動しそうな気がします。

posted by toons at 19:08| Comment(0) | 環境・騒音

2019年08月24日

京都の騒音

京都市内は、空前のホテル建設ラッシュ。

大小含めて、さまざまな資本や業者が入っているせいか、、、以前はちゃんとおこなわれていた地元説明会もなく、いきなり着工という事案も増えています。

ということで、建設工事のほうでもさまざまなトラブルが頻発しています。

実は、ごく近所の工事現場の騒音にあきれて、クレームにいきました!

作業時間が不明確で、8時前からや夜遅くまで、さらに休日までも。おたくの工事は騒音が大きすぎるし、作業管理もかなり杜撰ではないかと。

当の現場監督は聞く耳を持たず、細かいことは本社に問い合わせてくれというばかりしたが、、、

あらかじめ用意しておいた騒音データやタイムスタンプのついた工事画像を手渡すと、神妙に上と相談しますとのこと。

しばらくして、この工事は管理され、かなり静かになりました。

やはり、たんなる口頭クレームより、客観的なデータを示すほうが効果的なようです。

工事騒音にお困りの方、しっかりデータ武装して紛争にあたってくださいね!
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2019年06月27日

エコキュートなど家庭用ヒートポンプ給湯機の低周波騒音による健康被害

最近、産業騒音、交通騒音、生活騒音など様々な騒音問題がマスコミ報道やネット上で話題にあがっているのを見かけます。

そのなかで、100Hz以下の低周波騒音に関する健康被害に関しては、騒音発生源の特定が難しく、個人の感応度の差異も大きいことから、どうも置き去りされているようです。

健康被害が指摘されているエコキュートなど家庭用ヒートポンプ給湯機の騒音被害について、行政側もようやく動き出していたことがわかりました。

消費者庁において、「家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動等により不眠等の健康上の症状が発生したとされる事案」として、その原因調査やフォローアップがおこなわれています。

この低周波騒音の問題について、まだ十分な検討評価や対応が出されていないようですが、行政が動いているという点でやはり社会問題化していることは確かなようです。

現在、消費者庁が公開している報告文書等はつぎのURLで閲覧することができます。家庭用ヒートポンプ給湯機などの低周波騒音に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。参考になると思います。

家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申出事案
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_002/

この公開文書のなかで、第43回消費者安全調査委員会(平成28年4月15日)の各省通知(資料2)において、据付ガイドブックにつぎのような注意事項を表示するようにメーカへ指導しているようです。どうも設置業者まかせということのようですね。なぜか機器本体の構造的な問題は放置ということでしょうか。

<据付けガイドブック:注意事項(例文)>
【運転音に関するご注意】
●運転音は、JIS C 9220:2011 に準拠し、反響の少ない無響室で測定した数値です。実際に据付けた状態で測定すると、周囲の騒音や反響を受け、表示数値より大きくなるのが普通です。
●ヒートポンプ給湯機は、主に人が睡眠している深夜に運転するため、運転音による不眠等が一部報告されています。寝室や隣家に近い場所など騒音が気になる場所には据付けないでください。

また、同様な低周波騒音問題で、エネファームなどの家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音による健康被害についての文書等も存在していているようです。つぎのURLで閲覧することができます。

家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音により不眠等の症状が発生したとされる事案
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_011/


#備考:TOON / iOSアプリ製品情報一覧
posted by toons at 12:55| Comment(0) | 環境・騒音

2018年01月05日

ねずみ撃退器の正体 - 高周波ノイズ検出アプリ”Mosquitone Detector”で暴いてみた!

nezumi-killer-z.jpg

ねずみ撃退器 - ねずみが嫌がる超音波を発生させて、ねずみを追放すると称する、怪しい電子機器です。

友人宅に、この機器が設置されているのを発見!
どうもまったく効果がないのにもかかわらず、長らく使い続けていたようです。
超音波に加えて、電磁波、イオンなども発生して、ねずみを撃退するとの触れ込みとのことですが、、、
実態は科学的な根拠が全くない商品です。

そこで、高周波ノイズ検出アプリ「Mosquitone Detector」で、この機器がどのような超音波を出しているのかを調べてみました。

MosquitoneDetector-2.jpg

なんと、22.1kHzの高周波音が、94.1dBもの大音量で出力されていました。

一般的な人の可聴帯域は超えていますが、聴力の高い人や幼児には不快な騒音として聴こえてしまう可能性があります。
さすがに、このサウンドレベルの高周波音を近くで聴き続けたりすると、聴覚障害を引き起こすかもしれません。

MosquitoneDetector-1.jpg

さっそく、この機器を外して、もう二度と使用しないようにお願いしました。

このような科学的にまったく根拠のないオカルト商品が世の中にはたくさん出回っています。
疑似科学をアピールするようなフェイク商品に引っかかって、無駄なお金を投じたり、二次的被害を生み出したり(加害者になったり)しないように注意したいものですね。

posted by toons at 01:19| Comment(0) | 環境・騒音

2017年04月20日

"Magnetscape"の測定例 (その3) : FFT解析

磁界計測アプリ”Magnetscape"を利用した磁界測定の一例です。
変動する磁場に対して周波数解析を行います。合成磁束強度をFFT解析してリアルタイムにグラフ表示します。

mgs-fft.jpg
posted by toons at 18:28| Comment(0) | 環境・騒音

"Magnetscape"の測定例 (その2) : 時間変位グラフ

磁界計測アプリ”Magnetscape"を利用した磁界測定の一例です。
時間変位グラフ(Time) は、観測された磁界のパワーレベルの時間遷移をグラフ表示します。磁気センサーのRAWデータおよび補正後データを縦軸にパワーレベル、横軸に時間でリアルタイムに更新表示されます。

mgs-time.jpg

posted by toons at 17:57| Comment(0) | 環境・騒音

"Magnetscape"の測定例 (その1) : スコープ (Scope)

磁界計測アプリ”Magnetscape"を利用した磁界測定の一例です。
スコープ(Scope)は、磁界の強度とその方向をサークル表示し、3次元空間の合成磁束強度を数値表示します。直感的に磁界の強度変化を把握することができます。

mgs-scope.jpg
posted by toons at 09:47| Comment(0) | 環境・騒音