2024年07月20日

祇園祭 後祭 2024 宵々々山

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後祭の山鉾は11基、前祭の23基に比べて少なく、露店も出ないので、とても落ち着いた雰囲気があります。

#大船鉾
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山鉾巡行のしんがり(最後尾)を務める大船鉾、今年の船頭は龍。
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2024年07月17日

祇園祭 前祭 2024 山鉾巡行 - 鶏鉾がリタイア!

前祭のメインイベント、山鉾巡行がおこなわれました。

沿道には大勢観客が溢れ、順調に山鉾は進んでいたのですが、、、

9番目の鶏鉾(にわとりほこ)の車輪が壊れるという重大トラブル発生!

左後輪の外周部材「大羽」の1枚が割れたとのこと。

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鶏鉾は四条柳馬場あたりで立ち往生して四条通を塞ぎ、後続の山鉾が通れなくなってしまいました。

小さい山は脇をすんなり通り抜けできましたが、大きな鉾は接触の危険を冒しながらギリギリで擦り抜けることに!

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月鉾がなんとか擦り抜けている前代未聞の光景。

鶏鉾は巡行を断念し、金属の器具で大羽を仮止めする応急処置をして、室町綾小路の会所に引き返していきました。本来は辻回しを一回しないと会所に戻れないのですが、危険すぎてできなかったようです。

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山鉾巡行終了後に鶏鉾を見に行ってみましたが、破損した車輪の一部がボルト固定されているのがわかりました。車輪をよく見るとあちらこちらに亀裂が散見されます。
もし同時に破損して車輪が大破すれば横転して大惨事になったでしょうから不幸中の幸いでした。
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2024年07月16日

祇園祭 前祭 2024 宵山

最終日の宵山、軽い夕立があり、すこし涼しくなりました。四条烏丸や室町通あたりは大混雑していそうなので、周辺をぶらぶらしてきました。

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平日のせいか、例年に比べて人出がすこし少ないように感じましたが、日本人よりもインバンド観光客ばかりが目につきました。オーバーツーリズム、何とかして欲しいものです。

#放火鉾
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明日の山鉾巡行が好天に恵まれるのを祈るばかりです。
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追記(2024/7/18)宵山の人出は25万7000人とのこと。昨年は34万人だったので、混雑がマシだったのも納得できます。今年は日本人観光客が京都にあまり来なくなっていることも影響しているのかもしれません。
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2024年07月15日

祇園祭 前祭 2024 宵々山

18時から歩行者天国が始まりましたが、しばらくしてゲリラ豪雨がありました。

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雨が止んで、19時半くらいの四条高倉から西方向の光景。

四条通に溢れていた人々が一旦退散したようで、見物客はスムーズに流れていました。

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2024年07月14日

祇園祭 前祭 2024 宵々々山

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祇園祭前祭の山鉾が建ち、宵山期間(7/14 - 7/16)が始まりました!

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日曜日ですが、人出は比較的に少ない方でしょう。明日から四条通と烏丸通が歩行者天国になり、露店も出るので大混雑が予想されます。
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2024年06月30日

夏越大祓

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六月三十日は厄除けの行事「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」

下御霊神社で茅の輪くぐりをして、この半年の穢れを祓い、残り半年の息災を祈願してきました。

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自宅に帰ってから、京都・とらや謹製の「水無月(みなづき)」をいただきました。

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「白水無月」、新粉と小麦粉のもちっとした外郎の上に、ほんのり甘い小豆が絶妙なコントラスト!

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とらやでは、こちらの茶色い方を「水無月」と呼んでいます。
外郎はすべて小麦粉なので、かなりしっかりした弾力で歯ごたえがあります。他の和菓子屋さんとはまた違った美味しさでした。

これで、京都の夏を乗り切る支度は完了!
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2024年05月20日

季節のお愉しみ、山椒!

もうかれこれ10年以上、ジャパニーズ・ペッパー「山椒」に嵌まっています。

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昨日、和歌山有田から「ぶどう山椒」が届きました!
4月初めに産直ネット注文していましたので、そろそろ届くころかなと思っていましたが、、、昼間に所要があったので、受取りは夜になってしまいました。すぐ受け取れなかったのは、ちょっと残念。

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産直採れたての「ぶどう山椒」、結構なボリュームです。重量表示は500gとのことでしたが、実測は思いっきりオーバーの大盛り、とってもオマケしてもらったみたいです。ありがとうございました!

さっそく、実山椒を取り外す作業、これがしんどい細かい作業で、、、ちょっと苦行モード。

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指先は山椒の枝の緑色素で染められますし、枝部分にもサンショウオールの辛味成分があるので徐々に指先も痺れてきます。この作業、家族には不評なんですが、個人的にはこれが楽しい!結局、深夜遅くまでかかりました。

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京都ではちりめん山椒が定番なのですが、我が家では長らく楽しみたいので、山椒のフレーバード・オリーブオイル、しょうゆ漬け、塩漬け、アルコール漬けにしています。

山椒のフレーバード・オイルは香りの控え目なエクストラバージンオイルに実山椒を約1週間漬け込むと出来上がります。あまり長時間漬け込むのは辛みが出てお勧めしません。山椒しょうゆも同じです。

また、山椒塩漬けは使う塩を毎年変更してみています。やはり岩塩より海塩のほうが相性がいいみたいです。お気に入りは能登・大谷塩、もう入手困難なのですが、、、能登半島地震からの復活を祈願しています。

残り100gは、枝付きのまま真空パックにして冷凍保存、これでいつでもフレッシュなまま再利用できます。もし大量に入手された方にはこれは超お勧めです。

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最後に少しの量ですが、フレッシュな山椒の皮を剥いて、乾燥山椒をつくってみました。山椒の香りと辛味の主体が表皮なので、中の種はどんな味なのか、、、案の定とくに旨味はありません。やはり、表皮は種を守るために色々とがんばっているんですね。

数日乾燥させて、ミルで砕いて料理に使いました、爽やかな香りと鮮烈さに感激!あっという間になくなってしまって、もっとたくさん作っておけばと後悔しました。冷凍した山椒でまたチャレンジしたいと思います。
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2024年05月18日

第8回 京都スペイン料理祭 2024

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「京都スペイン料理祭」、コロナ・パンデミック前までは毎年楽しみにして参加していたイベント、蹴上の京都市国際交流会館でおこなわれています。

昨年、4年ぶりに復活したそうですが、コロナ感染リスクのため参加できませんでした。今年は大丈夫かなといってきました。やはり、パンデミック前より、開催規模はかなり縮小で20店舗くらい、急激な円安のせいもあって、イベント物価は相当高めでした。イタリアンよりマイナー感はありますが、スパニッシュは京都市民に着実に根付いている感じです。いろいろなお店の味をチャレンジできるのは嬉しいですね。

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「タンボラーダ」のちょうど炊き上がった海鮮パエリア、とっても美味しかったです。これだけでも行った甲斐がありました!
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2024年04月30日

蹴上のつつじ - 5年ぶりの公開!

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GW前半、蹴上浄水場・一般公開「蹴上のつつじ」に行ってきました。

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京都東山にある蹴上浄水場は、琵琶湖疎水を水源として京都市中心部に給水しています。皇室御用達、ウェスティン都ホテルのすぐ隣にあります。

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毎年この季節に一般公開されていましたが、コロナ禍で休止されて以来5年ぶり、とても楽しみにしていました。

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斜面強化のために、たくさんのツツジが植えられており、約4600本もあるそうです。

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あちらこちらでツツジが咲き誇っています。

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今年の桜はかなり遅くて4月初めから半ばまで楽しめましたが、、、
このところの夏のような暑さでツツジの花が咲く寸前に枯れ始めているところもありました。やはり地球温暖化の影響ですね。
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2024年04月11日

造幣局 桜の通り抜け

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造幣局 桜の通り抜けに行ってきました。

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例年は開催時期がもう少し後だったような気がしますが、なにせ10年ぶりなもので。

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造幣局の南門から入場、ここまでが結構遠いです。

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入場は予約制になっているのでQRコードを見せて中に入ります。予約制になったと言ってもかなりの人混み。

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満開の桜には写真を撮る人で溢れていて中々近づけません。

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諦めて人の頭越しの撮影となってしまいました。

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北門出口付近にある今年の桜「大手毬」は見応えのある咲きっぷりでした。

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前日の強風や雨にも負けず、大川沿いの桜もまだ咲いています。

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今週末まではお花見気分ですごせそうです。
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2024年04月02日

花便り4 - 円山公園・祇園しだれ桜 〜 祇園白川 〜 高瀬川

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円山公園の祇園しだれ桜、咲き具合をチェックしてきました。インバウンド観光客だらけでなかなか近付けません。

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今年は久々に綺麗でゴージャスな感じに咲いていました。
祇園しだれ桜の古木の周りに植えられた枝垂れ桜が大きくなってきて、古木の下側余白を埋めてくれたせいでしょう。

このあと、祇園白川へ。

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こちらもインバウンド観光客だらけ、もはや京都市民が憩える場所は無いのでしょうか。

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木屋町の高瀬川沿いへ

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市内中心部がこんな感じなので、鴨川の上流の桜もあと一週間くらいは十分楽しめそうです。
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2024年03月31日

花便り3 - 京都御苑

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近衛邸跡の枝垂れ桜、ほぼ満開になってきました。

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山桜もちらほら咲き始めました。4月に入ってから見頃になるでしょう。

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ちなみに、京都御苑ではこのような立て看板が掲示されるように!

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インバウンド観光客もかなり増えたので仕方ないことでしょう。
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2024年03月27日

花便り2 - 京都御苑

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京都御苑の中立売休憩所付近にある紫木蓮、ちょうど見頃を迎えていました。

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出水の大枝垂れ桜、綺麗に咲いてほぼ満開でした。今週末までは楽しめそうです。
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2024年03月20日

花便り - 京都御苑

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京都御苑を久々に散策。

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3月に入ってからの寒さで、桃の開花も遅れていました。

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出水の大枝垂れ桜、やっと開花して三分咲き程度。毎年いち早く咲く桜なのですが、、、

昨年は過去最速で満開になり、今頃はもう散り始めていました。今年はこれから楽しめそうですね。
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2024年02月13日

京都市立芸術大学 新キャンパス

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京都駅のすぐ東に位置する崇仁地区にある「京都市立芸術大学」、日本最古の芸術系大学です。新キャンパスが昨年10月1日に正式オープンしました。同じ敷地内には京都市立美術工芸高校も移転してきています。

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キャンパス移転が2014年に正式発表されて約10年、コロナ禍の中での工事中は時折通りかかることはありましたが、この地に京都市芸大がやって来るイメージがどうも掴めないままでした。

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どのような感じに出来上がっているのか興味深くて、昨日ちょっと寄ってみました。ベージュを基調とした落ち着いた感じの建物、木材のアクセントも効いています。

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卒業制作の追い込みですこし活気があるかもと思っていましたが、キャンパスを歩いている学生は数えるほど。もうすでに完成した学生も多いのでしょうか。

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来週からは美術学部及び音楽学部の入学試験でキャンパスの入構制限があるそうです。下見にきている女子高生も見かけました、受験がんばってね!
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2024年02月04日

京の節分祭 - 吉田神社

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京の節分祭、様々な神社でおこなわれますが、コロナ禍も落ち着いてきたので、ひさびさに吉田神社に参拝してきました。

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京都大学キャンパスの東側にある吉田山にある古い神社です。節分あたりはいつも一番寒い時期ですが、今年はやはり暖冬なのか、なんとか我慢できる寒さでした。

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吉田神社は京都御所の北東、鬼門にあたり、京の守護神として有名です。この日ばかりは京都市内から多くの参拝者が殺到します。長い参道に露店がずらっと出店しているので、お祭気分を満喫できます。

とはいえ、コロナ前に比べると混雑は緩い感じでした。今年の節分が週末で、たどり着いた時間も20時過ぎだったせいでしょうか!?

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本殿参拝後のお愉しみ、松井酒造・富士千歳の新酒しぼりたて!
すこし樽香を伴ったフレッシュなお酒で一気にお腹が暖まりました。さらに濁り酒もお代わりしてしまいました。こちらのほうがさらに美味しかったかな。

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この後、本社の奥にある大元宮、節分詣の発祥の社へ!
全国各地の神様が分祀されているので、能登半島地震で被災された地域の神様にもお参りしてきました。

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吉田山から京都市内の夜景。真西方向の街並みなので、ちょっと街灯りも少ないですね。

帰り道に、小雨が降りはじめたので、はやく雪になれと願ってしまったのは不遜なことだったのでしょうか。
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2023年12月24日

聖夜

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毎年楽しみにしている 『聖夜』

上七軒「老松」のクリスマス限定の生菓子、ふわっとしたつくね芋のきんとん、中はこしあんです。

今年も美味しく頂きました!
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2023年12月12日

Le Marché de Noël 2023 in Kyoto

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先週末、「マルシェ・ド・ノエル 2023」に行ってきました。

毎年楽しみにしている「アンスティチュ・フランセ関西・京都」で催されているクリスマス・マーケットです。

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コロナ禍でも小規模でおこなわれていましたが、今年は久々に賑わっていました。例年よりかなり暖かい日だったので、余計に人出が多かったのかもしれません。

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chie / celllo&voice : チェロ弾き語りという新しいスタイル、はじめてなのになぜかとても懐かしいような幻想的なヒーリング系ミュージック。徐々に陽が落ちて、クリスマスの雰囲気にとてもマッチしていました。

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Indigoさんのブースで、直輸入のアルザスワイン(たぶん Domaine Achillée)をいただきました。アルザスらしいフレッシュで柑橘系の香りとスパイシーさも感じる爽やかなワインでした。さらに、本格的なワイングラスで提供されていて感激しました。

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2023年12月05日

紅の残滓 3

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真如堂(鈴聲山真正極楽寺)、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺。

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かつては隠れた紅葉の名所だったのですが、、、JR東海の観光キャンペーンのせいでこちらも知れ渡ってしまいました。

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さすがに紅葉のピークは終わった感じ、昨今の気候変動ではかつてのような鮮やかな紅葉を求めるのは難しいですね。
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2023年12月04日

紅の残滓 2

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くろ谷さんの塔頭・栄摂院

あまり知られていない小さな寺ですが、こちらには素敵なお庭があります。

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今年のJR東海の京都特別拝観コースに選ばれたようでツアー受付をやっていたのにはびっくり!通常非公開の本堂や書院から庭園観賞できたようです。広く知れ渡ってしまったのは、ちょっと残念。
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2023年12月03日

紅の残滓

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紫雲山・くろ谷 金戒光明寺

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地元では「くろ谷さん」の名で親しまれている浄土宗最初の寺院。聖護院のある春日北通を東に坂を登っていくとあります。

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こちらでは、境内の鐘楼越しに真赤な夕陽が西山に静かに沈むのを拝むことができます。
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2023年10月17日

藤袴(フジバカマ)

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先週末、藤袴(フジバカマ)を4年ぶりに見てきました。

藤袴祭が革堂行願寺をメイン会場として催されています。たくさん展示されている藤袴は中京区と上京区に在住の愛好家の方々が栽培されているものです。

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下御霊神社の境内や寺町通と竹屋町通の歩道沿いにも鉢がたくさん置かれていて、藤袴を自由に見て楽しむことができます。

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御所南小学校の児童もがんばって育てているようで、綺麗に咲いた藤袴が展示されていました。

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以前見に来たときには、藤袴の蜜を目当てにたくさんの蝶がやってきていたんですが、今年は一羽のみ。

「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」、その名の通り、ヒョウ柄が鮮やかです。

人の気配を気にすることもなく、藤袴の蜜を美味しそうに夢中で吸っている姿に癒されました。
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2023年10月01日

日本酒の日 - 山本 フォレストグリーン 純米吟醸(秋田・八峰)

長かった猛暑も一息ついて、やっと日本酒が恋しい季節になりました。

そういえば、10月1日は「日本酒の日」!

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ということで、久々に日本酒で乾杯!

秋田県北部、八峰町の「山本 フォレストグリーン 純米吟醸」

大潟村の篤農家・山崎直司さんが作る美郷錦で仕込まれた純米吟醸、爽やかなライムグリーンのラベルが印象的です!

美郷錦は山田錦と美山錦を掛け合わせた秋田県の酒造好適米ですが、栽培が難しいために生産量が少なく貴重なお米らしい。

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ラベルには、酒造りパラメータは表示せず、サイドストーリーが記されている。蔵元のHPによれば、「日本酒は頭で飲むな。心で飲め。」とのこと。

上品な香り、スムーズな口当たり、すこし甘めながら旨味もしっかり、優しい酸味を伴ってキレがあり、爽やかに飲める食中酒でした。
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追記)本記事は記念すべき1000本目の投稿でした!たくさんの皆様に支えられてここまで続けてこられました。今後ともどうぞよろしくお願いします!
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2023年09月20日

出会いもん - "HAMOMATSU"

長かった猛暑の夏がやっと終わり、秋への扉が開いたようです。

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ということで、「鱧と松茸のしゃぶしゃぶ」!

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名残りの鱧と走りの松茸、まさに、究極の「出会いもん」

毎年楽しみにしていますが、なかなか猛暑が収まらないので、このタイミングになりました。

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お鍋の前に、旬の秋刀魚のお造りを。

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焼いた鱧骨から取った出汁に、松茸を大量投入。

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一瞬で鱧の身は透明から純白に変身。

松茸の香りいっぱいの出汁に薬味の葱を入れて、鱧と松茸と一緒にいただくのがマイルール。

ボン酢とかゆずなどの酸味が入らない方が松茸の味と香りをマスクしないので味わい深くて美味しいです。

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松茸が残り少なくなってきたタイミングで、追い松茸!

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最初よりも松茸のボリュームが多いような、、、、

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シメは雑炊で。今年も美味しい「出会いもん」に出会えて感謝!
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2023年09月12日

鷹峯とうがらし

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京の伝統野菜「鷹峯とうがらし」、、、ご存じでしょうか?

1943年頃から京都市北区鷹峯で栽培が始められた品種で、交雑種が固定されたものと考えられています。「伏見とうがらし」より太く、「万願寺とうがらし」とも形が違う、肉厚で辛みがない大変美味しいとうがらしです。

名前は聞いたことはあったのですが、いままで食べたことがありませんでした。
というか、京の伝統野菜を豊富に品揃えしている八百屋さんでもこの野菜を売っているのを見かけたことがありません。流通量がとても少なく、希少な食材のため、特定の産直販売所でしか手に入らないようですね。

ということで、先週末、武田薬品工業・京都薬用植物園の主催の「京野菜・京の伝統野菜についてのお話し、ならびに、鷹峯とうがらしの収穫プログラム」というセミナーにいってきました。セミナー定員30名に対して応募者が200名を超えたそうで、高い競争倍率のなか奇跡的に当選して参加することができました。

セミナーの前半は、元・府立桂高校の高橋智彦先生による京野菜についての講演、および、府立桂高校の園芸ビジネス科・植物クリエイト科の学生さんによる京野菜班活動研究「絶滅した聖護院きゅうりの復活とブランド化について」の発表がありました。京野菜全般に関して知識を深められ、とても有意義なものでした。桂高校の学生さんの研究発表も素晴らしかったです。

その後は、収穫体験プログラムで、「鷹峯とうがらし」種保存のため栽培されている畑で収穫をおこないました。

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京都薬用植物園は修学院地区の高台にある曼殊院門跡の西側に位置し、「鷹峯とうがらし」の栽培畑からは京都市内が一望できました。前日は雨模様で心配していましたが、当日は快晴だったので気持ちいい収穫日和となりました。

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畑にかけられたグリーンネットは鳥害防止のためとのこと、さらに、畑周辺には獣害対策の電撃柵が厳重に張り巡らされています。ネットを外すと鷹峯とうがらしがたくさん実っており、大きいものでは20cmくらいあります。

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二畝ある畑から自由に収穫していいということで、青とうがらしと完熟の赤とうがらしを適当にピックアップ!

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途中、もぎたてを試食しましたが、まったく辛味がなく、苦みも少なくて、とても甘いこと!!赤いほうの糖度がとても高くてびっくりしました。フルーツを食べているみたいです。

ふたり分の収穫成果はつぎのとおり。たくさんお持ち帰りさせていただきました。

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「鷹峯とうがらし」、辛味がなく、加熱調理してもとても美味しかったのですが、やはり鮮度がいいので、生食のほうが一段と爽やかで美味しく感じました。

イベントの最後は、4班に分かれてガーデンツアーへ。温室でバニラ、カカオ、白檀、ミラクルフルーツなど熱帯地域の薬用植物を見学させていただきました。見たことのない植物ばかりでした。

このイベントを企画実施していただいた京都薬用植物園のご担当の方々にはとても感謝いたします。貴重な体験と共に、京の伝統野菜の知識を身につけられました。また機会があればぜひ参加させてください。どうぞよろしくお願い致します。
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追記)2023/9/25
本日、NHK京都の18時半からのローカルニュース番組「ニュース630」の京いちにちコーナーにて鷹峯とうがらし収穫の様子が放送されていました。ばっちり映っていたのにはちょっと驚きました。
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2023年07月30日

京の鱧しゃぶ

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京都の夏の味覚 「鱧」、その一番美味しい食べ方である「鱧しゃぶ」!

脂の乗った鱧は匠の技で一枚ずつ薄くスライスされて、綺麗に透き通っている。

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鱧の一切れを焼いた鱧骨で取ったお出汁に潜らせるとあっという間に純白へ。

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ポン酢ではなく、お出汁に薬味の葱を入れてシンプルにいただくと、柔らかな鱧の旨みがダイレクトに味わえて美味しい。

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〆は雑炊で!
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2023年06月26日

武田薬品「京都薬用植物園」見学!

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先週末、武田薬品工業(株)「京都薬用植物園」に行ってきました!

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場所は修学院、紅葉の名所である曼殊院を訪れるたびに、この植物園の横を通っていたので、とても興味を持っていました。

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一般企業の研究施設で非公開のため諦めていましたが、人数限定の研修会があるということを知り、応募してみました。某国営放送・朝ドラの影響もあるんでしょうか、最初あっさり落選しました。

別日程で追加募集があったので、再度めげずに申し込んだら、運よく参加することができました。

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京都薬用植物園は、東京ドーム2個分の敷地に、薬用植物の栽培、研究施設が点在しており、一般公開されるのはごく一部のエリア。実は、土地を曼殊院から借用されているとのこと。なるほど、曼殊院を取り囲むような立地になっている訳がわかりました。

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かつては生薬由来の薬品探索研究の拠点だったそうですが、現在は創薬手法を転換したため、希少種の保存、医薬教育支援など、CSRの一環として施設運用されているそうです。

今回の研修は「五感を通して薬用植物や生薬・漢方薬を学習する」ということで、実際に植物園の4エリアを回って、様々な薬用植物の解説を受けながら、葉や実を直に触ったり、嗅いだり、味わってみたりするものでした。

3グループに分かれて、フィールドツアーがスタート。1グループ15名、初めての参加者は5名くらい、あとは何度も訪れている地元の植物好きという方々でした。

#中央標本園
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#繁用生薬エリア 
こちらは生薬を構成する薬草を栽培しています。

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ちょっと面白いのは、漢方薬を構成する薬草を寄せ植えしているところ。一目で構成が見て取れるのは素晴らしいアイデアですね。

・四君子湯
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・六君子湯
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#薬用ハーブ園
個人的にとても興味深いハーブ類!薬用として様々の種類が栽培されていました。

・イタリアウイキョウ(フェンネル)
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・アーティチョーク
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・朝倉山椒
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#民間薬園

・クソニンジン ⇒ アルテミシニン
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・セイヨウナツヨキソウ ⇒ アスピリン
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セミナー終了後、牧野富太郎博士の特別展が別室でおこなわれていたので見てきました。

#牧野富太郎博士の特別展 

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牧野富太郎博士が100年以上前に採取した植物標本が展示されていました。

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トータル2時間ほどでしたが、とても有意義な体験ができました。ありがとうございました。家庭菜園でハーブを育てているので、とても興味深くて楽しいひと時でした。また他のシーズンに参加したいと思います。
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2023年06月22日

さくらんぼの季節

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山形からさくらんぼが届きました!

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さすが、さくらんぼの王様「佐藤錦」、甘みと酸味が絶妙にバランスしていて、上品でジューシー、とても美味しかったです。

毎年贈ってくれる友人に感謝!ありがとう!
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2023年05月25日

愛しの山椒 2023

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緑の宝石、山椒の魅力に憑りつかれて以来、毎年この季節が待ち遠しいです。

今年は紀州有田産ぶどう山椒(500g)を産直で送ってもらいました。収穫翌日にクール便で届き、とても新鮮なのに感激しました。

一大産地の和歌山とはいえ、山椒の実が採れる期間は10日程度とかなり短いので、収穫してすぐに直送してもらえるのはありがたい限りです。

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ぶどう山椒はひと房にたくさん実が付いていて、とても大粒です。

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他の産地に比べて、実山椒を房から外す作業がとても楽でした。

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今年は、山椒オイル(オリーブオイル)、塩漬け(青ヶ島・ひんぎゃの塩、奥能登揚げ浜塩田・大谷塩)、しょうゆ漬をつくりました。

また、ぶどう山椒100gくらいを房のままの状態で真空パックにして冷凍保存。これでいざというときに新鮮な状態で利用できます。

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追加で、ホワイトラム、ジンに香りづけ程度の量で漬け込んでみました。

いずれも一週間ほど漬け込んで、実山椒を揚げれば出来上がり!

ときどき味見をしながら、柑橘系の上品で爽やかな香りが出てきた頃が揚げ時です。あまり長時間に漬けると辛味が強く出てくるのでお勧めしません。

なお、冷蔵庫で保存すれば、長期間楽しめますよ!
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2023年03月03日

京の雛菓子「ひちぎり」

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本日は桃の節句、ひな祭りの生菓子「引千切(ひちぎり)」をいただきました!

平安時代からの続く、シンプルで不思議な形状の和菓子です。

西陣の「老松」謹製、下の餅はこなし(緑のほうは蓬入り)で、上にきんとんが乗っています。

甘さは控えめ、蓬の香りがとても爽やかで、春近しと感じました。厳しい寒さの冬もやっと終わりですね。
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2023年02月27日

厳冬の寒鰤しゃぶ

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冬のシーズン恒例、寒鰤!しゃぶしゃぶでいただきました。

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天然の活け鰤なので水揚げ次第、今年は少し遅くなりました。旬の味覚、寒鰤、脂がのっていて、とても美味しかったです!

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シメはお茶漬けで。
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2023年02月15日

京都市内に「鮮魚の自販機」がついに登場!

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「鮮魚の自販機 zakoya Go!」!

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烏丸六角を西に入ったあたりのある海鮮居酒屋「雑魚や(ざこや)」の店先にあります。どうも昨年11月下旬から密に設置されていたようです。

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近年、京都市内のあちこちで増殖中の食べ物自販機、フレンチや牛肉などが手軽に入手できて便利なのでよく利用していますが、、、ついに鮮魚まで自販機で販売されるとは!?

といっても、お魚のまるまるとかではなく、お造りの盛り合わせ、トロたく、海鮮ヅケ、さきイカ、出汁などのようです。

とりあえず、ちょっとお試しで購入。

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お造り盛り合わせとトロたくつまみ、器にだしてみるとこんな感じでした。

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一人前、ワンコイン五百円とリーズナブル!

とても鮮度が高くて、美味しかったです。これはリピートしちゃいますね。

「雑魚や」は日本海から直送の新鮮な魚介が自慢のお店で、コロナ禍で営業できない期間には鮮魚やお造り盛り合わせなどの魚料理を店先で手売りしていたのですが、それを自販機の形態に替えてみたようです。

これからは、我が家の食卓の新たなバリエーションに「鮮魚の自販機」の海鮮料理が加わることになりそうです。
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2022年10月26日

近江牛が当たる「肉ガチャ」自販機を試してみた!

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京都市内の精肉店「やまむらや」が手掛けている「肉ガチャ」機能付きのお肉の冷凍自販機です。

昨年11月から始めたようで、本店にあることは知っていたんですが、いつの間にかごく近所にも設置されていました。

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京都市内には既に数十台が稼働しているそうです。通常のドリンク自販機とサイズも変わらないので、気づかずに通りすぎていました。

先日、高級ブランドの近江牛が購入できるということで、とりあえず、お試しで2000円を投入してみました。

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なにが当たるかはお楽しみ、1万円超のお肉も当たるらしいのですが、、、

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出てきたのは、特選カルビ焼肉用の近江牛、2980円也。
約1000円のお得ということで、まあ小吉くらいでしょうか!?

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冷凍状態だったので氷温解凍してみると、こんな感じ。すこし脂身が多い感じではありますが、タレもついています。

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さっそく焼肉で食べてみると、とても柔らかでジューシー、近江牛らしい肉の旨さを十分味わえました。さらに付属タレも甘すぎない上品なお味でした。

もし焼肉の最中に、お肉が足りないなと思ったら、24時間購入できるということで、この自販機に走ればいいかと!!

次回は近江牛のステーキ肉を目指して、肉ガチャにまたチャレンジしようと思います。
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2022年10月09日

やっと「であいもん」に出会えた!

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この季節の恒例の「であいもん」、鱧松茸しゃぶしゃぶ!

昨年はコロナ緊急事態宣言で京都の飲食店は軒並み休業。贔屓の京料理屋さんもお休みだったのを無理にお願いして、わざわざ仕出しをしてもらいました。

今年はコロナ第7波もすこし落ち着いてきたようなので、なんとかお店で頂けました!!

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今回も二人鍋なんですが、、、
とうてい二人分とは見えないたっぷりの鱧と松茸に感動!

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最初に、お約束の松茸をたっぷり投入。いい香りが立ち上ります。

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鱧はとても細かく骨切りされ、一枚ずつ薄くスライスされています。

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鍋つゆに触れるとあっという間に火が通り、丸く縮み、ほんの数秒で食べ頃に。

出汁しゃぶなので、薬味のネギだけでシンプルにいただくと、松茸の香りと鱧の味わいを堪能できます。

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後半戦で、さらに追い松茸を!

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最後のシメは雑炊で。

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夏の鱧と秋の松茸との「であいもん」に感謝!
とっても活力がわいてきました。きっと免疫力もアップしたでしょう。
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2022年10月01日

日本酒の日 -「雪の茅舎」で乾杯!

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10月1日は日本酒の日。これから酒造りも始まります!

ちょうど週末ですし、全国で日本酒を愛する人々が日本酒で乾杯した一日だったと思います。

今夜のお酒は、秋田・由利本荘の「雪の茅舎 純米吟醸 ひやおろし」!

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吟醸酒ならではの華やかな香りと酸味がうまくバランスし、とても爽やかでありながら、しっかり旨味のある日本酒でした。

個人的には香りを主張しぎるものは避けたいのですが、このお酒は飲み飽きしない食中酒、まさに好みのタイプでした。

これから旬を迎える食材とあわせて日本酒を楽しみたいですね!
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2022年09月14日

新しいミニスキレット - ロッジ 6-1/2インチ グリルパン

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新しいミニスキレット(L3GPJPN)をゲット!

US No.1ブランドの LODGE(ロッジ)6-1/2インチ スキレット、しかも グリルパン仕様です。

こんな小さなサイズで、グリルパンがあるなんて知りませんでした。

たまたま某大手ネット通販で見つけて入手してみました。超格安だったので、てっきり並行輸入品だろうと思っていましたが、、、

ロッジ日本総代理店であるアウトドア専門店「A&Fカントリー」が日本市場向けに企画した正規オリジナル商品だそうです。コロナ蔓延のすこし前、ミニスキレットがブームだった頃にリリースされたようですね。

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通常の6 1/2インチ・ミニスキレットと並べてみると、このとおり。これで 3兄弟になりました!

このような小さなサイズのグリルパンを使うニーズは少ないためか、在庫処分で売られているのでしょう。

この商品、ロッジならではの鋳鉄5mm厚で、グリル用の波型ラインもしっかりしていて、底面の厚みがさらに増しています。

まだ使い始めで最適な用途を探しているところなのですが、ローストでは接触面積が少なすぎて熱が入りずらい感じですね。ほかのスキレットと併用して、仕上げで肉に焼き目を付けたり、余分な脂を分離するのにはとても重宝しそうです。

とりあえず、ミニスキレットによる料理バリエーションがさらに増えるのが楽しみです。
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2022年08月08日

キッチンラボのフレンチ自販機、さらに増殖!

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キッチンラボのフレンチ自販機「The Chef's Table」を新たに発見!

四条から西洞院通を少し上がったところにある「ヤサカ&リノパーキング四条西洞院」という駐車場の入り口です。

近所にスーパーが2軒あり、買い物の帰りに見つけてしまいました。

こんなにオフィス街の近くにも出店してきたことに驚きとその勇気にエールを送りたいと思います。

8月2日から設置されたとのこと。

https://thechefstable.jp/

京都御所横の本店御池ゼスト の自販機と内容も同じようです。さらに利便性がよくなったので利用頻度も上がりそうです。
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2022年07月19日

メタルペンシル「metacil」

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今話題のメタルペンシル「metacil(メタシル)」Navy を入手、さっそく試してみました。

フルメタルの削らなくていい鉛筆、かつて象が踏んでも壊れない筆箱で一世風靡したサンスター文具の商品です。

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6月末に販売開始され、あっという間に品薄に!たまたま、某大手家電ネットショップで見かけて入手しましたが、発注翌日には完売になっていました。

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「metacil」の芯先は特殊合金にカーボンを混ぜ込んだもので、鉛筆のように毎回削る必要がなく、約16kmの距離分を筆記可能とのこと。

ボディもアルミ素材で木の鉛筆では味わえない重量感(実測13g)があり、筆記時のホールドバランスはとてもいいです。

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先端のメタル鉛筆部分が本体ねじ込み式になっています。パッケージを開けたとき、多少ねじ込みが緩んでいたのでわかりました。将来、このパーツが交換用部品として販売されるようになるかもしれませんね。

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* maruman 188 Mnemosyne (N188A 8mm squreed 70 sheets)

試し書きをしてみましたが、紙質をたしかに選びますね。鉛筆2H相当ということですが、筆圧も高めないとしっかりした濃さの文字を書くのは難しいようです。賛否両論があるのはよくわかりました。

でも、筆記用具好きとしてはとても琴線に触れる製品です。もっと濃いFやB相当のペン先が今後開発されるのを期待します。

たしかに、利用シーンは限られるかもしれませんが、これに適した紙質の用紙を探して「metacil」を楽しみたいと思います。
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2022年06月30日

三重「若戎」酒蔵見学!

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先日、三重県伊賀の地酒、義左衛門の蔵元「若戎酒造」を訪問しました。京都から近鉄特急で2時間、最寄り駅は近鉄大阪線・青山町です。

若戎酒造のHP
https://www.wakaebis.co.jp/

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かなり広い敷地に漆喰壁の建物や関連設備の建屋があり、とてもシックな蔵元でした。

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若えびす吟醸館には、セミナールームを完備、蔵の歴史や古い酒造りの道具類も展示されていました。

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最近作成されたというプロモーションビデオを見せていただきました。若戎の酒造りや蔵元の思いも含めてとても分かりやすいかったです。

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冬季醸造なので、酒造りは現在休止中ですが、主要設備を見学させていただきました。なお、蔵人は年間雇用だそうです。

大型の醸造用精米機が2基もあり、自家精米をおこなっています。新中野工業 NF-26FA のようです。自前設備のほうがコメにストレスを掛けずにより品質の良い精米ができるそうです。

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自動製麹機、こんな形状のものは初めて見ました。普通酒用とのこと。

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薮田式自動醪搾機、低温度管理ができる専用密閉ルームに入っています。クリーンな状態で低い温度で醪を搾ることができるので、酒質がとても安定しているそうです。

また、仕込み水は青山高原水系の自家井戸水ですが、非常に高価な高純度ろ過装置を導入して、酒質の安定化に大きく寄与しているとのことでした。

さて、お愉しみの試飲!
現在の高松杜氏が就任してから、主につかっている三重酵母のお酒で代表的な義左衛門、若戎、貴醸酒などをいただきました。

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三重県工業研究所が研究開発して育種した三重酵母(MK1、MK3、MK5、MK7、MLA12)での原酒。以前は様々の酵母を試していたそうですが、いまは三重酵母がメインとのこと。

・MK1:吟醸酒向け、酸度が低くて、香りは酢酸イソアミルが主体ですっきりしたタイプ。
・MK3:カプロン酸エチルを主体とした香りが強いタイプ。
・MK5:純米酒向け、香りがおだやかで、コハク酸が強く、濃醇なタイプ。
・MK7:純米吟醸酒向け、コハク酸が強く、カプロン酸エチルの香りが立つタイプ。
・MLA12:花酵母系で酢酸イソアミルの果実感とリンゴ酸が特徴的なワインのようなタイプ。

個人的には、MK1酵母を使った吟醸酒がとても好ましくて美味しかったです。
主力ブランド「義左衛門」は各酵母の酒をブレンドしているとのことでしたが、以前飲んだときよりも強さが抑えられ、よりきれいな酒質の方向に進化していると感じました。ブランドを維持しつつ新しい酒造りに挑戦されているなと感心しました。山形の鯉川酒造で杜氏をされていた高松杜氏を招いたこと、清浄で効率的な醸造管理が行える新しい設備導入も大きな要因なのではないかと思います。

酒蔵見学の後に、すぐ近くの料理旅館「伊勢慶」さんで、若戎の日本酒を購入持ち込みして、遅めのランチを!

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・義左衛門 純米吟醸 中取り Free Run 三重山田錦
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旨味がたっぷりありながら、爽やかですっきりした味わい、スイスイ飲めてしまうお酒。食中酒の定番として愛飲させていただきます。

・義左衛門 G-collection MK1 純米吟醸 中取り 生原酒 三重山田錦
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三重酵母単体の義左衛門の原酒を楽しめるシリーズ G-collectionがリリースされています。これはMK1のみの生原酒。MK1からMK7までの4種を購入すれば、自分好みの義左衛門オリジナルブレンドも楽しめそうです。

・若戎 純米吟醸 生酛造り 生原酒 三重山田錦
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これは驚きました。はじめてトライしたという生酛造りの純米吟醸酒。とても爽やかな味わいで、生酛造りの新しい次元を開いたお酒かと。このお酒も大ファンになりました。

コロナ禍になってから、日本酒蔵元に訪問するなんてとうてい無理な話でしたが、昨今の小康状態のおかげで蔵見学を受け入れていただきました。とても勉強になりました。改めて蔵元に感謝いたします。
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2022年06月17日

キッチンラボのフレンチ自販機が増殖!

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キッチンラボのフレンチ自販機「The Chef'sTable」、ゼスト御池に登場!

いつのまにか御池地下街の京都市営地下鉄の改札近くにも設置されていました。

きれいに壁面に収まっていますが、以前この場所にはオープンカフェがあったような、、、

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最新鋭機種にグレードアップされ、タッチパネル式でサイズも2倍になっています。

しっかり場所をとったきれいなディスプレイなので、通りすがりの人もいったん近づいて、なにを売っているのか確認する人が多いようですね。

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本店の自販機の横に張り付けてあったシェフの写真が特大パネルに!

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わざわざ京都御苑近くまで行かなくてもこんな近くでゲットできるようになるとは思ってもいませんでした。これで気軽にフレンチ・テイクアウトを利用する機会も増えそうです。
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posted by toons at 12:45| Comment(0) | カルチャー