2021年08月18日

マウス から トラックボール へ - Logicool「ERGO M575」

M575_2.jpg

マウス をやめて、トラックボール にしてみました。

・ロジクール「Wireless Trackball ERGO M575 」

M575_3.jpg

すこし厚手の紙で包んでいるだけのエコな包装!

M575_4.jpg

保証書のみ同梱、マニュアルは無し。オンラインでということみたい。

M575_6.jpg

ボールはこんな感じ!
後ろの穴から軽く押し出してあげると簡単に外れました。ボールの直径34mm、重さ26gでした。

M575_5A.jpg

3点支持、オプチカルセンサーが中心に。

M575_7.jpg

電池ボックスの中に、Unifyingレシーバー。
このUSBレシーバーまたはBluetoothでワイヤレス接続できます。乾電池で約2年持つそうです。

M575_8.jpg

これまで、デスクトップPC用に「ThinkPad USBレーザーマウス」を使っていました。

以前つかっていた「ThinkPad USB トラックポイントキーボード」とお揃いで購入したものです。トラックポイントでほとんどのことができていたので、マウスはグラフィックなど細かい作業でのサブ利用程度でした。

M575_ThinkpadMouse.jpeg

2年前にキーボードを「FILCO Majestouch NINJA Tenkeyless」に更新したのに伴い、このマウスで本格運用していましたが、、、

どうも腱鞘炎の影響か、最近は手首や前腕にも痛みが出るようになってきて困っていました。

もうすこしフィジカル面を考慮したデバイスにすべきかと、思い切って、ロジクール「ERGO M575」トラックボールを導入!

M575_Majestouch2.jpg

マウスパッドを置く必要がなくなり、デスクスペースが広くなってとてもありがたいです。

「ERGO M575」は、手のひらを被せるのようにのせるだけで、トラックボールやクリックスイッチ、スクロールホィールなどにアクセスできます。手にフィットするよく考えられたデザインです。

このトラックボールを触っていて、はるか昔に使っていた「Apple Macintosh PowerBook 100」を思い出しました。

Appleが1990年代にリリースしたノートPCで、トラックボールを搭載していました。ちょっと小さめのトラックボールをコロコロ転がしながらメールや文書作成していたのがとても懐かしいです。ちなみに、PowerBook 100シリーズはソニーの設計製造で、後のVAIOノートのデザインにも大きな影響を与えたようです。

M575_1.jpg

「ERGO M575」、まだ使い始めたところで、すこし違和感がありますが、、、

右手をのせるだけで、まったく手首を動かすことなく操作できるので、とても手首が楽になりました。

親指でトラックボールを操作するのにはすこし慣れが必要な感じですが、がんばって使い込んでみようと思います。
.t

続きを読む
posted by toons at 12:35| Comment(0) | PC

2021年06月04日

Majestouch NINJA リストレストの製作 - セリア・四万十川ひのき材で!

最近、手首の調子がイマイチ、、、ふとした拍子に痺れが、、、

先月新たに、MacBook Air(M1)が増えて、3台の PC を併用している状態、どうもこれが一因かと。

それぞれのマシンのキーボードにあわせ、手首の角度がその都度変わって、いわゆる手首の腱鞘炎のような感じになっているようです。

Win10 マシンのキーボードは、「Majestouch NINJA Tenkeyless 」!

Majestouch_NINJA.jpg

数年前に導入したメカニカルタイプのキーボードで、しっかりしたキータッチを味わえるのですが、、、それなりに高さがあり、この取り扱いがどうも問題のようです。

単体キーボードなので、サンワサプライの低反発ウレタン・リストレストを使用していましたが、フルサイズキーボード用で無駄なスペースをとるので最近は利用していませんでした。(しばらくつかっているうちに徐々に沈みんでくる違和感もあったので。)

リストレスト無しだと、手首が中空で放置されることになり、それがこのトラブルのトリガーだったようです。

そこで、しっかりした木製リストレストを新たに購入しようかと考えたのですが、、、ちょっと高価なのと、個体差も大きそうなので、自作してみることに!

simanto-hinoki.jpg

以前から、100円ショップ「セリア」で四万十川ひのき無垢材をたくさん売っているのを見かけて、DIYのために木目の良いものが買い貯めていました。

木製リストレストをこの四万十川ひのき無垢材でつくってみました!

Simanto-1.jpg

この木材は 30cm x 10cm x 1cm、すこし高さが足りないため、2枚貼り合わせました。天然無垢材なので反りが必ずありますが、それを相殺するように接着!

MyParmRest-1.jpg

FILCOの天然木リストレストを参考に、リストレストの上面カーブをきれいに出すべく、カンナで削り、側面エッジも痛くならないようにラウンド加工に。

MyParmRest-2.jpg

横幅は30cmですが、「Majestouch NINJA Tenkeyless」のメインキー領域をカバーできているので十分でしょう。方向キーのタッチ頻度は普段それほどではないですし。ワンサイズ小さいキーボード MINILA や HHKB だとジャストサイズですね。

MyParmRest-3.jpg

このまま塗装はせず、白木のままでいこうかと思っていましたが、つかっているうちに手垢で汚れるのも残念なので、オイルフィニッシュにしてみました。

椿オイル.jpg

「大島椿 100% つばきオイル」、つげ櫛のメンテナンス用として購入したものです。ちょっと高価なので、先日のスピーカ塗装には使えませんでした。

MyParmRest-4.jpg

つばきオイルを全体に薄く塗ってみると、きれいな木目が浮かび上がってきました。オイルの浸透性はそれほどでもないようなので、複数回の塗布が必要な感じですね。

つばきオイルはヘアケアオイルとして広く利用されているので、生体での安全性も大丈夫でしょう。将棋の駒や碁盤などにも塗られているようです。

新しいリストレスト、天然木ならではのやさしい感触、手首の角度も緩和されて、あまり疲れは感じません。まあ自作なので微調整も自在ですし、これでしばらく試してみましょう!
.t
posted by toons at 07:30| Comment(2) | PC

2021年05月09日

MacBook Air M1 入手!

mba_m1_0.jpg

ひさびさに PC を新調!

・MacBook Air (M1 2020) 8GB RAM, 256GB SSD

2020年秋にリリースされた Apple M1 チップ搭載の MacノートPC です。

mba_m1_gray_1.jpg

実は、最初に届いたのはスペースグレイ。

すこし購入手続きでトラブルがあり、いったん返品して、再購入しました。

スペースグレイは精悍な感じでよかったのですが、、、

コロナ禍のご時世、すこし雰囲気を明るく変えてみようと、ゴールドに!

色合いはゴールドというより、ピンクゴールド、あるいは、ブロンズといったほうがいいかもしれません。成金趣味の派手なイエローゴールドではなく、とても落ち着いた雰囲気です。

mba_m1_1.jpg

mba_m1_4.jpg

パッケージはアップルらしく超シンプル。パンフレット、充電器、USB-Cケーブルのみ。

mba_m1_2.jpg

箱から取り出して、上扉をオープンするといきなり電源が入り、アクティベーション開始!

ちょっとびっくりしましたが、iPhone などと一緒の感覚なのでしょう。はじめての Mac ユーザーにも優しくなっていますね。ただし、WiFi 環境とか事前準備していないと、慌てることに。

mba_m1_3.jpg

ちょっと古い MacBook Pro を使っているので、その後継はやはり同じ Pro かなと思っていたのですが、、、

以前のインテルチップ搭載の MacBook Air ではパフォーマンス不足で到底使えないと思っていました。

しかし、このM1チップ搭載の MacBook Air はパフォーマンスが非常に高く、アプリが瞬間的に開き、スリープ状態からもすぐに利用可能、まさに iPhone などのモバイルデバイスを使っている感覚です。

しかも、冷却ファンがないにもかかわらず、本体がまったく熱くなることもなく利用できるのも驚きです。ファンレスで SSD なので、完全に無音、オーディオ環境にも最適なマシンといえます。

いま使っている MacBook Pro だと冷却ファンがフル稼働していてもパームレストが熱くて低温やけどしそうになるので、本体下にPCクーラーパッドを設置しています。ずっと稼働し続けるファンの騒音にはかなり悩まされていました。

mba_ss_2.jpg

とりあえず、アップルのソフトウェア開発環境 Xcode 12.5 を入れてみました。アプリ起動時に、Rosetta のインストールを要求されました。なぜか、M1 ネイティブコードではなく、インテルコードのままのようですね!?

お試しで、以前開発した iPhone アプリコードをビルドしてシミュレータで動かしてみましたが、インテルコードをエミュレーションしているにもかかわらず、あまりに速いのでびっくりしました。MacBook Pro ではかなり時間がかかっていたのですが。

まだ触りはじめたところですが、M1 チップ搭載 MacBook Air はいまのところ性能面でとくに不満はありません。おそらく、動画処理ソフトだと厳しい場面もあるかもしれませんが、まあ MacノートPC のエントリモデルなのでそれは大目にみましょう。
.t
posted by toons at 11:57| Comment(0) | PC

2020年10月25日

DELL Inspiron 3647 のメモリ交換 (4GB→16GB) をしてみた! - その2

DELLのミニタワーPC( Inspiron 3647)はWindows10にアップデートしてから、ほとんど使えない状態になりました。

これは、なにもアプリを立ち上げない状態でのタスクマネージャーの表示です。ほんとひどいですよね!

TaskMgr_orginal.jpeg

超重いOSのせいだと思いますが、メインメモリ4GBのほとんどを占有して、起動したアプリはディスクキャッシュで動作しているようです。

ということで、やはりメインメモリを増強しないかぎり、このマシンは実用レベルにはならないと判断できます。

Inspiron_3647_4G.jpg

DELL Inspiron 3647 の搭載メモリは、一世代前の DDR3-1600(PC3-12800)、SKハイニックスのメモリモジュール4GB(HMT451U6AFR8C-PB)が載っていました。

いまやDDR4の時代、メジャーメーカのDDR3メモリモジュール生産はもう終了しているはず。

そう、まだ市場に玉があるうちに入手していかないと!

というわけで、換装できそうなDDR3メモリモジュールを探して、この製品(8GB x 2)をAmazonで見つけました。

SilconPower.jpeg

・Silicon Power 240Pin DIMM DDR3-1600 SP016GBLTU160N22

有名ブランドのメモリ製品はすでにDDR4に移っていて、DDR3はあやしげなメーカばかりになっています。以前つかったことのあるシリコンパワーのメモリモジュールを格安で発見。しかもAmazon内のメーカーショップ。

市場価格はひと昔前の 1/2 〜 1/3 の安値。メモリビット単価は着実にダウンしています。いまや、DDR4の方が安いので、需要はDDR3からDDR4にすでに移っているということでしょう。

前回の経験をもとに、PCを解体!

Inspiron_3647_3.jpg

今回はファンカバーを外すだけで、簡単にメモリモジュール交換できることできました!事前に、ネット情報のチェックはとても重要ですね!

前回の反省ともとに、メモリソケットをエアダスターでホコリを飛ばし、KURE クイックドライクリーナーで洗浄しておきました。間違っても接点復活剤などは使用しないように!

MemPrep.jpeg

ちょっと不安でしたが、無事起動してよかったです!

Repladed-info.jpeg

PCパフォーマンス計測は、Windows Vistaから搭載されていたWindowsエクスペリエンスインデックスと同等なWinSatでおこないました。計測結果はWindowsエクスペリエンスインデックス風に変換表示してます。

WinSatの機能はWindows10でもいまだに存在していますが、わざわざPoweShellで実行しないと計測できません。Windows8.1以降なくなってしまったのは、OSアップデートでパフォーマンスが大幅低下してしまうことを隠蔽したかったのでは!?

#メモリ増設前(メインメモリ:4GB)
Performance-3647-4GB.jpeg

#メモリ増設後(メインメモリ:16GB)
Performance-3647-16GB.jpeg

これを見る限り、メモリパフォーマンスは 5.9 → 8.7 に向上しました!メモリがらみでは十分な性能みたいです。

実際、以前はブラウザを立ち上げるだけで、ほかのアプリは停止する状態でした。いまは、とっても軽やかに動作してますので、マルチタスクもちゃんとできているようです。こんどはHDDアクセスがボトルネックになっています。

あと、HDDをSDD化すれば、もうすこし早くなりそうですが、、、
コスト面もあり、、、とりあえず、この状態でしばらくお試しですね!
.t
posted by toons at 07:11| Comment(2) | PC

2020年10月24日

DELL Inspiron 3647 のメモリ交換 (4GB→16GB) をしてみた! - その1

Inspiron_3647.jpg

DELL Inspiron 3647

5年前に購入したDELLのミニデスクトップPC

CPUはCore-i3、メインメモリは4GB、HDDは1TB、最小構成のマシンです。

Windows10ではあまりに遅すぎて実用にならず、こんな古いマシンをどうしようかと悩んでいました。SSD化するか、メモリ増設するかと、、、やはりメインメモリ4GBではかなり不足ですよね!

とりあえず、パソコンを開腹!

Inspiron_3647_2.jpg

ミニタワーなので筐体も小さく、中身は非常に混雑した設計です。

事前チェックのために、メモリモジュールにアクセスを!

ファンカバーを外すと、ホコリだらけのクーラーファンと放熱フィンが、、、それらを掃除しようと、ついネジを外してしまいました。

Inspiron_3647_7.jpg

すると、放熱フィンとクーラーファンごとCPUから剥がれて取れてしまうことに。

Inspiron_3647_4.jpg

ちょっと焦りましたが、せっかくだから、ファンと放熱フィンにこびり付いたホコリを掃除してきれいにしました。

Inspiron_3647_5.jpg

問題は、CPUと放熱フィンの間に塗られていた放熱グリース!

これがCPUとフィンとの熱伝導を担っています。もうかなり硬化していて再びそのまま装着するわけにもいかず、とりあえず手持ちの放熱グリース(セラミック系)を塗り直しました。(もし放熱に問題あれば、銀系とかの放熱性能の高いものに変更しましょう。) 

メモリモジュールを取り外して、メモリソケット周辺も掃除して、再装着してみましたが、、、、

電源をいれてもまったく立ち上がりません。

再度、メモリモジュールを装着して再トライ、今度は無事起動しました。メモリソケットの電極についたホコリのせいでしょうか。

やはり、SDRAMメモリは超高速データ転送をやっているので、ちょっとした接触不良にもシビアのようです。

メモリモジュール換装には慎重な対応が必要だと実感しました。

つづく
.t
posted by toons at 07:31| Comment(0) | PC

2020年06月17日

MacBook Pro - SMCリセット効かず、電源が入らないトラブル!解決方法!

MacBookPro が、突如シャットダウン!

macbookpro-6.jpeg

普通に使っていただけなんですが、、、ここ1週間ほどタイムマシーンもとれていませんwww

再度、電源ボタンを押して再起動しようとするも、まったく電源が入らず、、、

MagSafe電源アダプタのインジケータは消灯したまま、オレンジにもグリーンにもなりません。

macbookpro-7.jpeg

電源系のシステムトラブルだと推察して、SMCリセット(このマシンでは、Control+OP+Shift+電源ボタン)をやってみましたが効果なし、まったく電源が入りません。

Appleサポート:Mac の SMC をリセットする方法

念のため、MagSafeコネクタの細いセンターピン(センシング電極)がちゃんと出ているかチェックして、電極をアルコール清掃してみましたが、状態は変わりません。

Magsafe.jpeg

本体が壊れてしまったのか、バッテリーが死んで、MagSafe電源アダプタも壊れたのか、判断がつかず。電源アダプタを外して半日ほど放置してみました。

ふたたび、MagSafe電源アダプタをつないでみるもインジケータは消灯したままで、電源ボタンもSMCリセットも効かず、やはり沈黙しています。

ネットで先人の知恵を探ってみるも同様な症例は見当たらず、もう修理に出すしかないのかと落胆していましたが、、、

LED.jpeg

夜になってようやく気づいたのが、MagSafe電源アダプタのインジケータが微かに点滅していること。

あまりに暗い点滅なのでなかなか気づけませんでした。どうも、オレンジとグリーンが交互に高速点滅し続けているようです。

MagSafe電源アダプタは正常に動作していて、電源系のアラート表示をしているようです。

システム管理コントローラ(SMC)が異常状態になって、システム電源を完全に遮断している可能性に思い当たりました。それならキーボードでのSMCリセットが効かないのも当たり前です。

macbookpro-1.jpeg

そこで、MacBook Proの裏蓋を開けて、バッテリーを外し、強制的にハードウェア・リセットをかけることにしました。

マザーボードからバッテリーの電源コネクタを外して、30秒間くらい放置してから、電源コネクタを再接続。

そして、MagSafe電源アダプタをつないでみると、インジケータがオレンジに!システム電源が戻ったようです。

さらに、電源ボタンを押してみると、、、無事に起動しました!

やはり、システム管理コントローラ(SMC)のトラブルでした。
キーボードによるSMCリセットが効かないケースは初めてだったのでかなり焦りましたが、無事に復活できてよかったです。

macbookpro-2.jpeg

もし修理に出していたら、おそらくバッテリーをいったん外してチェックしはじめるでしょうから、作業手数料だけを取られるところでした。(なんらかのハードウェアトラブルが検出されるかもしれませんが。)

ということで、このような電源トラブルでは、つぎの手段を試していただければと思います。

#「電源を入れても起動しない」+「インジケータが高速点滅」
   +「SMCリセットが効かない」
     ⇨「内蔵バッテリのコネクタを外して、ハードウェア・リセット」


2010年以降のバッテリが取り外せない機種には有効だと思われます。

トラブルシューティングの覚え書きとして、ここに記録を残しておきます。

macbookpro-3.jpeg

ついでに、マザーボードやファンを外して、内部にたまった埃を掃除しておきました。最近、温度上昇しがちだったのはファンに埃が溜まっていたせいみたいです。

macbookpro-4.jpeg

かなり古いマシンですから、日頃のメンテナンスはしっかりしておかないといけませんね。
.t
posted by toons at 04:29| Comment(1) | PC

2019年12月29日

NEC Aterm MR04LNモバイルルータを入手、auキャリアで接続できました!

MR04LN-1.jpg

NEC Aterm MR04LN モバイルルータを入手! 

以前から使っていたE-mobile(現・Y-Mobile)のPocket WiFi LTEモバイルルータ 「GL02P」のバッテリがついに昇天、WiFi接続したとたんに再起動を繰り返すようになりました。交換バッテリはすでに販売終了、ヤフオクなどでもまったく見つかりません。

この端末、隠れSIMフリーでドコモキャリアにローコストで接続でき、コンパクトさが取り柄でしたが、さすがに7年もの歳月ですっかり老朽化してしまいました。

GL02.jpeg

仕事上なにかと必要なので、いまどきのSIMフリー・モバイルルータを検討してみましたが、新品は結構高いので、中古品をヤフオクで入手しました。

最新機種「MR05LN」は実売2万円以上と安売りスマホ並みのお値段ですが、「MR04LN」は一世代前の製品なので格安で多数出品されています。仕様も最新機種とほぼ一緒で、見かけ上もほとんど変わりません。LCDパネルで操作でき、
SIMスロットが2個あってSIMを切り替えて使えるのも便利そうです。

ただし、「MR04LN」はMicro SIMということで、「GL02P」の標準サイズSIMが入りません。いっそSIMカード自体を切って小さくしようかと思ったのですが、、、ドコモ系SIMはレンタル品ということで、破損させるとペナルティ費用がかかるようです。

現在つかっているBiglobeモバイルでSIMサイズを変更するか、新たに別のMVNO業者と契約して新しいSIMを調達するかで悩みました。いづれもSIM発行料や新規契約手数料とかを別途取られるようで、けっこう面倒なことがわかりました。

Biglobeは、auにすこし前に買収されて、いろいろなキャンペーンをやっていることは知っていたのですが、、、

データSIMに関して素晴らしいキャンペーンをやっているのを発見!

Biglobeモバイル:au回線(タイプA)への切り替え特典のご案内

現在契約中のBiglobeモバイルのデータSIMをタイプD(ドコモ)からタイプA(au)に切り替えると、SIMタイプ変更料3394円が無料、さらにGポイント3000円分がもらえるとのこと!
2019/11/1から2020/1/7までの期間限定のようです。

デメリットはタイプD(ドコモ)がSMSなし契約が選べるのに対して、タイプA(au)はSMS付き契約しかないことで、月額料金が120円アップします。
このあたりが、Gポイント3000円分還元の根拠なのかもしれませんね。

ただし、「MR04LN」の固有問題として推奨キャリアがドコモ系のみ、auは推奨外とのこと。Biglobeモバイルの接続確認でも推奨機種になっていません。
BiglobeはもともとNECの傘下でドコモ系ですから、auで繋がるのかどうかちょっと心配です。

そこで、「MR04LN」のスペックをみてみると、LTEのバンド1(2.1GHz)、11(1.5GHz)、18(800MHz)がauに対応します。
同じLTE対応バンドが搭載されている最新機種「MR05LN」はauキャリア対応とのことなので、仕様上は「MR04LN」でも接続可能なはずです。

NEC Aterm MR04LN 製品情報

・MR04LNの対応バンド
 LTE:1、3、8、11、17、18、19、21

・キャリアのLTE対応バンド
 au:1(2.1GHz)、 11(1.5GHz)、18(800MHz)、28(700MHz)、
   41 (2.5GHz)
 ドコモ:1(2.1GHz)、3(1.8GHz)、19(800MHz)、21(1.5GHz)、
   28 (700MHz)

・GL02Pの対応バンド
 LTE: 3 (1.7GHz)
 3G:1.7GHz、2.1GHz

ネット検索して、「MR04LN」をauキャリアに接続している先人を複数みつけることができました。さらに、NECのサポートサイトを注意深く探してみると、最新ファームウェアVer1.4.0ではauキャリア接続を確認との記載がありました。

Biglobe-DataSIM-type-A.jpeg

ということで、BiglobeモバイルのデータSIMをタイプA(au)に早速切り替えることにしました。Web申し込み後、3日で新しいSIMが届きました!

MR04LN-2.jpg

ファームウェアがVer1.2.1でしたので、PCと無線LAN接続して、Ver1.4.0にバージョンアップしました。念のため、BiglobeモバイルのタイプAのAPN情報も追加しておきました。タイプDのAPN情報とまったく同じですが、、、

MR04LN-4.jpg

新しいデータSIM挿入して、電源起動!
電波をどうも掴めないのかアンテナがたちません。室内の電波状況かもと外に持ち出してしばらくしていると、アンテナ表示され、auに無事接続できました。

MR04LN-3.jpg

まだ一日目なので、バッテリーの持ち具合はなんともいえませんが、かなり転送スピードも出ています。

MR04LN-SpeedTest.jpg

「MR04LN」を「iPad mini2」にWiFi-2.4GHz接続して、SpeedCheckというアプリで、通信速度をテストしてみました。お昼時のすこし混んでいる時間帯ですが、ダウンリンクで20Mbps以上のスピードが出ていました。

GL02P-SpeedTest.jpg

「GL02P」のデータSIMがまだアクティブなので、試しにスピードテストを!
ダウンリンク5Mbps程度、あまり速度でませんね。アップリンクはなぜか10Mbps以上でています。

Optical-NTT-SpeedTest.jpg

おまけで、フレッツ光・隼でのスピードテスト!
さすがに100Mbps以上と一桁違いました。以前、PCの有線LANで計測したときには800Mbpsまで出たことがあるのですが、今回は休日の昼時せいなのか、この程度でした。あるいは、WiFiの速度制約のせいかもしれませんね。

なんとかモバイルネット接続が安泰になりましたので、この正月休みの間にどこに行っても快適に過ごせそうです。
.t
posted by toons at 19:02| Comment(0) | PC

2019年04月29日

新しいキーボード - Majestouch NINJA 茶軸 テンキーレス US ASCII

Filco-Ninjya-2.jpg

キーボードを新調しました!

以前のキーボードは「ThinkPad USB トラックポイントキーボード 55Y9003」

Thinkpad-traveller.jpg

このキーボード、旧IBMのThinkipadのキーボードそのものでとても重宝していました。トラックポイント付きのため、マウス要らずで、ノートPC環境のコンパクトな使い勝手をデスクトップで実現できる優れものでした。

約6年間愛用していたんですが、残念ながら、一部のキーがかなり劣化して実用に耐えなくなりました。とても古い機種ですので、現行Lenovoでこれに代わる製品はないようです。

そこで、目先を変えてオーソドックスなキーボードを探してみました。

FILCO 「Majestouch NINJA Tenkeyless US ASCII (茶軸)

Filco-Ninjya.jpg

以前の機種はメンブレンタイプでキータッチがいまいちでしたが、今回はキータッチがはっきりしたメカニカルタイプのキーボードです。

Cherry(独 Genui GmbH社)のMXスイッチ・キーを採用しています。
いっそ青軸にしようかと思ったのですが、キータッチ音が賑やかすぎるので、中庸な茶軸(ブラウン)にしてみました。タクタイル・タイプで、キーを押していくと途中で軽くなり、打鍵が検知されたことを確認できます。

#CHERRY MX ブラウン スイッチ
・操作タイプ:タクタイル
・作動力:45g
・作動点;2mm
・合計移動距離:4mm
・動作寿命:最大5000万回

ちょっと変わっているのはキートップに印字がなく、前面のみに施したキーで、ユーザー視点以外では無刻印にみえます。さらに、テンキーレスでコンパクト、見た目がすごく精悍です。海外ではNINJAという名称で販売されています。

まだ慣れないので、使い勝手は微妙ですが、キー・ストロークがすこし深くなってキータッチ音もしっかりあり、ずいぶん昔のキーボードを打っているみたいでとても楽しいです。

NINJAキーボード、これからしばらくお世話になりますね!
posted by toons at 23:56| Comment(0) | PC

2018年03月16日

iPhoneのバッテリーを自分で交換してみました!

iPhone5-before.jpg

2012年にリリースされた「iPhone5」、アプリ開発に活躍してきた端末です。

内蔵バッテリーが膨張しているためか、液晶ディスプレイの側面から光が漏れるようになってきました。ホームボタンまで効きにくくなっています。

さすがに、この状態で放置すると、液晶ディスプレイが割れてしまう可能性があります。

こんな古い機種ですが、Appleバッテリー交換サービスの費用は8800円とかなり高価です。iPhone6以降だと、例のパフォーマンス低減問題で3200円とリーズナブルなのですが、、、、

そこで、自分自身でバッテリー換装をしてみることにしました!

digiforce-iphone5-kit.jpg

ネットで探してみると、バッテリーと交換用治具がセットされた「iPhone5用バッテリー交換キット」というものがあり、1800円程度で入手できました。DIGIFORCEの製品です。

ちゃんと日本語マニュアルがついていて、わかりやすく交換手順が図解されています。念のため、YouTubeでバッテリー換装関連のビデオを見てみましたが、ほぼ同じ要領でした。

iPhone5-open-1.jpg

iPhone5の解体は、下部のLightining端子の両サイドにあるネジ2本を外します。特殊な星形ネジですので、通常のドライバーでは外すことは不可能ですね。ペンタローブドライバー(0.9mm)が必要です。とてもデリケートなので、押す力70%、回す力30%でとのこと。もしネジ山をなめてしまうと、取り返しがつかないことになります。

かなり小さいネジのため、紛失しないように、マグネットシートも付属していてとても便利でした。

iPhone5-open-9.jpg

液晶ディスプレイに吸盤を取り付けて、上に引っ張ると液晶ディスプレイが外れてきました。
本体上部がフレキシブルケーブルで接続されていますので、必ず下部から引っ張り起こす必要があります。

iPhone5-open-2a.jpg

iPhone5の内部を開けてみて、内蔵バッテリーのあまりの膨れた様子にとても驚きました。

これはとても危険な状態です。あと少しで、液晶ディスプレイを破壊するか、バッテリーが燃えるかの瀬戸際のようです。

iPhone5-open-3.jpg

液晶ディスプレイは取り外さずにできそうだったので、そのまま作業することにしました。

内蔵バッテリーの横の金属カバーを2つのネジを外して取り去り、電源コネクターを外します。内蔵バッテリーは両面テープでしっかり貼り付けられていますので、ちょっと苦労しましたが、無事に外れてくれました。

本体のアルミ筐体が見えてきましたが、波打って見えるのはNCマシンで削り出されている痕跡のようです。内部で見えないところですので、あまりきれいな仕上げはされていませんね。

iPhone5-open-4.jpg

取り出した純正バッテリーは、ソニーが供給した日本製でした。
まるでフグのように大きく膨張していますが、どうも内部発生ガスで膨れているようでとても柔らかい触感です。

リチウムイオン電池のメカニズムとして、水素やCH4、C2H4、C2H6などの可燃性ガスが発生するようなので、この状態だと発火する危険性が高いですね。
電源コネクターを絶縁処理した上で、早急にバッテリー・リサイクルに持ち込もうと思います。

iPhone5-open-5.jpg

新しいバッテリーに交換して、電源コネクターを取り付けます。液晶ディスプレイを元に戻して蓋をして、星形ネジを取り付けて終了です。

作業自体はほんの10分程度で完了しましたが、むしろ記録写真を撮るのに時間がかかりました。

iPhone5-open-8.jpg

メイン電源を投入して、無事立ち上がりました!バッテリー残量は59%でした。
交換マニュアルによれば、最初の利用時にはいったん10%程度まで低下させてから、フル充電したほうがいいとの記載がありました。

液晶ディスプレイの脇からの光漏れもなくなり、これでしばらく延命できそうです。

#追記 (2018/3/17)
しばらく使用してバッテリー残量10%以下にしてから、再充電してみたところ、100%まで充電できましたので、とくに問題ないバッテリーのようです。
posted by toons at 20:59| Comment(0) | PC