2019年06月28日

Ch. Igai Takaha - 違い鷹羽・ワイン

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”Ch. Igai Takaha” Crossed Wing Pinot Noir Central Coast 2013

かなり以前に購入して、ずっと眠っていたワインをやっと開栓しました!

このワイン、そのままローマ字読みすれば、「違い鷹羽」とも読めますね。

実は、カリフォルニア・ワイン・ファンクラブ(CWFG)を主宰する杉本隆英氏がプロデュースしたワインです。

氏の家紋から、初めの”ch”をシャトーに見立て、”Ch.igai Takaha”としてラベルをデザインしたそうです。

”Crossed Wing”シリーズは、ハワイ出身の超絶ウクレレ奏者、”Jake Shimabukuro”とのコラボワインで、音楽とワインをカジュアルに楽しもうというコンセプトで作り上げたものです。

このシリーズのワインのための楽曲”Crossed Wing”も書き下ろされています。

わたしも大好きミュージシャンなので、とても興味深いワインでした。

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Winery: Ch.Igai Takaha
Grapes: Pinot Noir
Region: Santa Ynez Valley, California, USA
Regional styles: Californian Pinot Noir
Food pairing: Beef, Veal, Game (deer, venison), Poultry

ピノ・ノワールの澄んだ紫色、アルコール度は中程度の14.3度。完熟したベリー系香りが印象的、酸味や苦味は少ないので、濃厚なのにとても飲みやすいワインに仕上がっていました。

一緒に飲んだ友人の家紋が奇しくも同じ「違い鷹の羽」とのこと。とても盛り上がって、美味しくいただきました!


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2019年06月27日

エコキュートなど家庭用ヒートポンプ給湯機の低周波騒音による健康被害

最近、産業騒音、交通騒音、生活騒音など様々な騒音問題がマスコミ報道やネット上で話題にあがっているのを見かけます。

そのなかで、100Hz以下の低周波騒音に関する健康被害に関しては、騒音発生源の特定が難しく、個人の感応度の差異も大きいことから、どうも置き去りされているようです。

健康被害が指摘されているエコキュートなど家庭用ヒートポンプ給湯機の騒音被害について、行政側もようやく動き出していたことがわかりました。

消費者庁において、「家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動等により不眠等の健康上の症状が発生したとされる事案」として、その原因調査やフォローアップがおこなわれています。

この低周波騒音の問題について、まだ十分な検討評価や対応が出されていないようですが、行政が動いているという点でやはり社会問題化していることは確かなようです。

現在、消費者庁が公開している報告文書等はつぎのURLで閲覧することができます。家庭用ヒートポンプ給湯機などの低周波騒音に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。参考になると思います。

家庭用ヒートポンプ給湯機から生じる運転音・振動により不眠等の健康症状が発生したとの申出事案
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_002/

この公開文書のなかで、第43回消費者安全調査委員会(平成28年4月15日)の各省通知(資料2)において、据付ガイドブックにつぎのような注意事項を表示するようにメーカへ指導しているようです。どうも設置業者まかせということのようですね。なぜか機器本体の構造的な問題は放置ということでしょうか。

<据付けガイドブック:注意事項(例文)>
【運転音に関するご注意】
●運転音は、JIS C 9220:2011 に準拠し、反響の少ない無響室で測定した数値です。実際に据付けた状態で測定すると、周囲の騒音や反響を受け、表示数値より大きくなるのが普通です。
●ヒートポンプ給湯機は、主に人が睡眠している深夜に運転するため、運転音による不眠等が一部報告されています。寝室や隣家に近い場所など騒音が気になる場所には据付けないでください。

また、同様な低周波騒音問題で、エネファームなどの家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音による健康被害についての文書等も存在していているようです。つぎのURLで閲覧することができます。

家庭用コージェネレーションシステムから生じる運転音により不眠等の症状が発生したとされる事案
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_011/


#備考:TOON / iOSアプリ製品情報一覧
posted by toons at 12:55| Comment(0) | 環境・騒音

2019年06月26日

アナログ時計で方位を知る方法

知らない街や山中などで方角を見失ったときに、アナログ時計で方位を知ることができるのをご存知ですか?

今月初旬の最新バージョンアップで、磁気計測アプリ「Magnetscape/Lite」にアナログ時計機能を追加しましたが、応用例としてちょっとした豆知識を!

スマホがあれば、コンパスアプリで簡単に方角がわかりますが、、、まあ、スマホバッテリーが切れて、アナログ時計しかない場合と仮定してください(^^;) 

アナログ時計で方位を知る方法は簡単です。昼12時には太陽が真南の一番高い位置(南中)にある事象を利用します。

(1)時計を水平に保ちながら、時針(短針)を太陽の方向に向けます。
(2)この時、時針の指す方向と、文字盤12時の方向との中間の方向が南の方角にあたります。午前は文字盤の左側、午後は文字盤の右側が南になります。

#Magnetscapeの時計表示(グリーンが長短針、矢印が南の推定方向。)
mscape_scope_clock_south.png

ちなみに、24時間時計の場合は、文字盤12時の方向が、常に南になります。
通常の12時間時計の場合には、時針は12時間で一周するので、地球自転の2倍のスピードで回っています。そのため、半分に補正する必要があり、中間の角度が南の方向になります。

また、日本標準時は兵庫県明石市の南中を12時の基準としているために、明石以外の地域では誤差があります。緯度や季節によってはかなりのズレが生じますので、あくまで方角の目安と考えて下さいね。

posted by toons at 00:15| Comment(0) | 日記

2019年06月25日

東芝・DCモータ扇風機を自分で修理してみた - 異音トラブル

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東芝のSIENTシリーズ・DCモータ扇風機「F-DLP100(W)」

DCインバーターモータ搭載の静音を売りにした扇風機で、7年前に購入しました。SIENTシリーズはハイクラス扇風機として2011年から2016年まで販売されていたようです。

この扇風機、購入当初はDCモータの回転音や羽の風切り音がとても静かで、その静音性能に満足していました。

首振りも上下・左右に立体的動作ができて、とても静かだったのですが、、、、

近年は騒音レベルが徐々に上がり、とくに首振り時のモーター音、角度を手動で変えた後の首振り時の異音、首ふり反転時のブーン、カタカタという異音などが気になっていました。

もうじき補修用性能部品の保有期間も終わろうとしていますし、本格的な利用シーズン前に自分自身でメンテナンスすることにしました。(2016年6月末に東芝の家電事業が中国・美的集団グループに売却されてしまい、メーカ・メンテナンスもあまり期待できそうにないので。)

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この扇風機の場合、モータ部の前面のネジ8本と後部下側のネジ1本外すだけで、モータカバーを外すことができました。

メインDCモータの振動騒音を軽減するために、取り付け部はゴムで制振されていたり、モータカバーのバックチャンバー部分には制振用ウエイトとサイレンサーまでついていました。

さらに、上下首振り用、左右首振り用として完全独立したDCモータで駆動され、首振り動作のために回転運動を直線運動に変換する機構部品がついていました。

内部まで埃がすこし入ってきていたので、DCモータや機構部品についていた埃や汚れをIPA(イソプロピルアルコール)できれいに清掃しました。

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この状態で電源を入れて、各動作時の異音をチェックしてみました。

メインDCモータの後側上部に、上下首振り用モータがあり、白いクランクパーツの奥に収まっていました。
クランクが回転して上下運動に変換していますが、この機構部品ではとくに異音していませんでした。

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左右首振りのモータはメインDCモータの後部下側にあり、下から覗くと回転運動を左右の往復運動に変換する特殊な機構部品がありました。
左右首振り時にジリジリという擦動音や、右から左に反転するタイミングで盛大な異音がこの機構部品付近からしていました。

いったん完全にバラしてしまおうかと思いましたが、プラスチック製部品でもあり破損リスクがあります。

機構部品の動作を観察すると、目視できる範囲内で機械運動しているとわかりましたので、すべての回転軸や機械動作の擦動部分にセラミック系グリースを塗って様子をみることにしました。

#タミヤ セラグリスHG/窒化ホウ素微粒子配合・プラスチック部品適合
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ちなみに潤滑グリースはプラスチックにオイルが浸潤するようなものだと変性してしまう恐れがありますので、とくに注意が必要です。樹脂材用グリースを利用しないと、プラスチック部品が破損して大きな事故が起こる可能性があります。

この修理前後での騒音レベルを騒音計測アプリ「Sound Level Analyzer Lite」を用いて計測してみました。計測設定は、A補正、FASTです。

最小風量、上下・左右の同時首振りモードでの運転動作をモータカバーから10cmの距離で計測しました。なお、騒音計測時の暗騒音レベル(室内の無音レベル)は約28dBです。

#修理前の騒音レベル
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左右首振りの左反転時に盛大な異音がでていることが時間グラフでも確認できます。
異音の騒音レベルは最大48dBとかなり大きな音ですので、さすがに就寝時には使いたくないです。

#修理後の騒音レベル
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修理後には、騒音レベルが3dBくらい下がった感じで、グリースによる潤滑効果がかなりでています。
ただ、左右首振りでの左反転時にいまだに異音がでていますが、かなり小さい音になりました。

#修理1週間後の騒音レベル
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修理後の約1週間使用していたら、左右首振りの左反転時での異音が発生しなくなりました。可動部分にセラミックグリースが行き渡って動作がなめらかになったためでしょう。
運転音もとても静かになり、1mも離れるとほぼ無音に近い感じです。新品時よりむしろ静かになった感じがします。

#最大風量時の騒音レベル
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ついでに、最大風量時の騒音レベルも計測してみました。
DCインバーターモータの動作音はほとんど大きくならず、羽の風切り音が主体です。騒音レベルは51dB(羽から横方向10cm)くらいでした。さすがに風量が強すぎますし、騒音レベルも大きいので就寝時には使用できません。

ともかく扇風機の分解修理は無事成功!
簡単な整備作業でこの成果が得られてよかったです。
この夏、就寝時にも静かに扇風機の風を浴びられそうです。もうしばらくして、念の為、再分解して内部チェックをしようと思っています。

備考:
・メーカが公表している扇風機の静音性能については、計測条件も大きく異なり、さらに無響室等の暗騒音レベルが非常に低い部屋で計測した数値と考えられます。通常の室内の暗騒音レベルはせいぜい30dB前後ですので、今回計測した騒音レベルは暗騒音も含んだ計測値となります。
・電気製品の修理は感電や火災等の危険性を伴います。本記事は何ら自己修理を推奨するものではありません。修理にあたっては専門的な技術が必要になりますので、すべて自己責任でお願いします。

posted by toons at 12:59| Comment(0) | 日記

2019年06月24日

山形のルビー

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山形から初夏の味覚、桜桃(さくらんぼ)が届きました。

生産者直送の「佐藤錦」バラ詰1kgです。

毎年このシーズンに送っていただく知人に感謝です!

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「佐藤錦」ならではの爽やかな甘さとほどよい酸味が絶妙で、とても上品な美味しさでした。

「佐藤錦」は、大正元年(1912年)に山形県で佐藤栄助氏によって「ナポレオン」と「黄玉」を交配育成されて生まれたそうです。

新しい品種もでてきているようですが、「佐藤錦」は「さくらんぼの王様」とも称されるだけあって、食べ飽きない優しい甘さが魅力的ですね。

posted by toons at 23:59| Comment(0) | カルチャー

2019年06月21日

アップデート -「Vibroscope」 ver 3.1

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Vibroscope」をバージョン3.1にアップデートしました。

「Vibroscope」は、加速度センサーを使った振動計測/解析ツールです。リアルタイムに振動レベルとその発生状況を知ることができます。

水平方向を2軸平面グラフ表示、鉛直方向を時間軸の波形表示でグラフィカルに表示することで、直感的に振動レベル(加速度) を知ることができます。

床、机などに置いての使用や手持ちでも使えるように、端末の方向に関係なく水平、鉛直方向を判定して振動計測/解析することができます。

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最新バージョンで、メインモードでの対数スケール表示機能が追加されました。微小な振動を検知する表示モードになります。

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さらに、FFTアナライザーにより、低周波振動の周波数成分を解析する機能を搭載しています。振動レベル測定と同時にFFT解析をおこないますので、振動源の特徴を調べるのにも利用いただけます。

また、瞬間的な測定・解析表示をスナップショットする機能やデータロガー機能を備えています。

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「Vibroscope」の詳しい情報は、App StoreTMに掲載されていますので、下記のリンクからご覧いただけます。

Available_on_the_App_Store_Badge_US-UK_135x40.png

posted by toons at 03:30| Comment(0) | お知らせ

2019年06月20日

MOGAMI 3082 スピーカケーブル

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MOGAMI 3082 SuperFlexible Studio Speaker Cable

メインシステムのスピーカケーブルとして、現在使用しています。

MOGAMI 3082は、スピーカケーブルとしてはめずらしい同軸構造を持ち、とてもしなやかで使いやすいプロオーディオ用スピーカケーブルです。

とても解像度が高く、周波数バランスのいい、ナチュラルなサウンドですが、プロ・オーディオ用途ということもあり、コストパフォーマンスも抜群です。

このケーブルを見つけたおかげで、無駄に高価なケーブルを断捨離することができました。やはり、オーディオシステムやリスニングルームのチューニングに重きをおいたほうが得るものは大きいです。

高級ケーブル沼に嵌ってしまって、なんとか脱出を試みたい方には一押しのスピーカケーブルです。

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MOGAMI 3082は同軸構造をとることで、限られた外径内での導体断面積を最大にしています。モガミ電線の設計者がスピーカーケーブルとして最も優れていると結論を下した構造だそうです。

実際、ケーブル直径6.5mmととても使い易いサイズでありながら、中心導体とシールド導体ともに導体断面積2.03mm2(14AWG相当)を実現しています。(ジャケットの15AWG表示は、UL規格上の14AWG(2.08mm2)に少し足りないためだと思われます。)
 
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MOGAMI 3082は同軸構造なので末端処理は一手間かかりますが、慣れてしまえば簡単です。

ジャケットを剥いて長くなったグランド線を束ねて、熱収縮チューブなどで絶縁してやるだけです。ジャケットは柔らかいので、カッターナイフなどで簡単に剥くことができます。

なお、モガミ電線のケーブルは一般オーディオショップでは取り扱いがありません。プロオーディオショップやAmazonなどネット通販で、とてもリーズナブルに購入できると思います。

#MOGAMI 3082 仕様
 導体
  - 構造:80/0.18 OFC (80×33AWG)
  - サイズ:2.03mm2 (Approx. #14AWG)
 絶縁体
  - 外径(mm):4.6Ø (0.181")
  - 素材:PVC 塩化ビニル
  - 色:White
 横巻きシールド
  - 構造:80/0.18 OFC (80×33AWG)
  - サイズ:2.03mm2 (Approx. #14AWG)
 ジャケット(外皮)
  - 外径(mm):6.5±0.5Ø (0.256±0.0197"Ø)
  - 素材:Flexible PVC 塩化ビニル
  - 色:Black

#MOGAMI 3082 電気的・機械的特性
 導体抵抗:0.009Ω/m(0.0027Ω/Ft) at 20°C (中心導体/シールド, 共通値)
 静電容量:253pF/m(77pF/Ft) at 1kHz, 20°C 
 インダクタンス:0.4μH/m(0.12μH/Ft)
 ハムノイズ:0.2mV Max.
 電磁ノイズ:0.2mV Max. at 10kHz
 耐電圧:Must withstand at DC 500V/15sec.
 絶縁抵抗:100000 MΩ × m Min. at DC 500V, 20°C
 耐屈曲特性:15,000 cycles
 抗張力: 980N 以上
 移行性:ABS樹脂非移行
 使用温度:-20°C 〜+70°C(-4°F 〜 +158°F)
 適用規格:UL13 CL2 75°C

posted by toons at 10:10| Comment(0) | オーディオ

2019年06月17日

アルファ米 - 非常備蓄食

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尾西食品のアルファ米・12食全種類セット

BIGLOBEのビンゴが当選して、その景品として送られてきました!

5年間保存可能な「アルファ米」で、白飯、五目ごはん、わかめごはん、田舎ごはん、松茸ごはん、赤飯、山菜おこわ、白がゆ、梅がゆ、ドライカレー、チキンライス、えびピラフの12種類が入っていました。

ちなみに、製造メーカの尾西食品は、アルファ化米の開発、工場生産のパイオニアだそうです。現在は亀田製菓の資本傘下に入っているみたいですね。

かなり美味しいという評判ですので、すこし試食してみて、いざというときの備蓄食として活用したいと思います。

posted by toons at 23:58| Comment(0) | カルチャー

2019年06月14日

レア本 -「洋酒とカクテル」

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「洋酒とカクテル」という超レア本を友人から戴きました!

1964年(昭和39年)4月20日に刊行されたサントリーの洋酒ハンドブックで、かなりいい保存状態です。半世紀前のとても貴重な本をありがとうございました!

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ネットで検索しても、この本の情報はでてきません。
当時、サントリーの洋酒をあつかうバーなどに置かれていた「洋酒天国」(1956年~63年)というPR誌がありましたが、その姉妹誌ではないかと思われます。

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当時流通していたリキュール、カクテルレシピ、開高健のエッセイなどの興味深い記事がたくさん載っていました。表紙のイラストは柳原良平だと思います。

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当時のサントリーが扱う酒のプライスリスト。

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ビール大瓶が115円、サントリー・ローヤルが3000円、ヘルメス・アブサン900円など、、、

1964年の大卒初任給(銀行)23000円とのことですので、お酒自体はかなり高価なものだったようですね。

posted by toons at 18:05| Comment(0) | カルチャー

2019年06月12日

Nakamichi CA-5 プリアンプ修理(1)

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Nakamichi CA-5 プリアンプの修復作業中。

ナカミチのサービスマニュアル(英語版)を入手できました。

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回路図をみてみると、やはりシンプルなディスクリート構成のようです。
1980年代半ばの製品ですので、表面実装部品も使われておらず、融点の高い無鉛ハンダでもないので、部品交換は容易そうです。

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メイン基板のフラットアンプ部をまずチェックしましたが、正常に動作していましたので安心しました。やはり部品点数も少なく、ゆったりした部品配置のため、電子部品に熱ストレスがほとんど加わっていないせいだと思われます。

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つづいて、左チャネルの音が途切れる原因を調べたところ、メインボリューム(NOBLE : 帝国通信工業)は正常ですが、バランスボリューム(ALPS : アルプス電気)はとても不安定でセンター位置でも接触不良を起こしていることが判明しました。

一旦、バランスボリュームをバイパスして、入力信号をメインボリュームにダイレクトに流してみたところ、なんら問題なく再生できるようになりました。信号系コネクタの接点洗浄もおこないましたので、音の鮮度も高くなりました。

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不具合のバランスボリュームはALPS製ミニデントボリューム(RK271シリーズ、MNタイプ)でした。同じ抵抗値ではありませんが、現在も製造中のオーディオ用部品のため簡単に入手できました。左右バランス調整用のMNタイプのボリューム部品はほとんど現存していないので、アルプス電気の姿勢には本当に頭が下がります。

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バランスボリュームを部品交換したところ、音切れやノイズもなくなり、オリジナルに近いであろうサウンドで鳴っています。

たぶんフラットアンプ部での音作りだと思いますが、低域がとてもしっかりした濃密なサウンドで、解像度もかなり高いです。ナカミチのカセットデッキで聴けるようなリアルなモニターサウンドとはすこし違っています。やはり、アンプ設計者・ネルソン・パス氏の音作りなんでしょうね。

接続したパワーアンプが純A級アンプということもありますが、リファレンスのフルデジタルアンプのクールサウンドとは真逆のホットなサウンドイメージです。

メインボリュームやスイッチ類の接点クリーニングはすこし面倒なので、この状態でしばらくエージングしてみます。

そのうち、細部をチェックしながら、サウンドをブラッシュアップしていこうと思います。
posted by toons at 20:40| Comment(0) | オーディオ